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はてなの製氷皿

 ウィスキーをちびちびなめながら、阪神タイガースの試合をテレビ観戦する。小生にとって無上の喜びである。ウィスキーはロックか水割りで飲む。いずれにしても氷が要る。冷蔵庫の冷凍室から氷を取り出して、ウィスキーグラスに入れるのだが、冷凍室の中で氷が凍りついて取れないことがある。しかたがないので製氷皿から新しい氷を取り出して使う。
「あなたがウィスキーを飲むときに製氷皿の水をこぼすからよ」と、家人にしかられる。小生が、空になった製氷皿に水を入れて冷凍室に入れる時に、こぼしていると疑われているらしい。充分に気をつけても、翌日みると、なぜが、どこやらか水が発生して、氷がこびりついている。
 原因が判った。製氷皿に穴が開いていた。目で見ても判らない、ごく小さな穴が開いているらしい。新しい製氷皿に交換したら、凍りつかなくなった。
 古い製氷皿、どこから見ても障りはない。この製氷皿で金儲けをたくらんだ。京都は清水の音羽の滝に持って行こうと思ったが、手近なところで布引の滝に持っていった。
 神戸に古くから住んでいる西洋骨董品商の、脇の浜六郎という人がいる。この人が手に取っただけでただの紅茶セットが、ん十万。通称ワキロク。ワキロクさん布引あたりを散歩しててのどが渇いた。水を飲みたいが容器がない。そこで小生が製氷皿を貸す。穴も開いてないのに水がポタポタ。で、この製氷皿をワキロクに売りつける。不思議な製氷皿というんで評判になる。
 時の関白の耳に入る。関白は製氷皿に
「神戸(かんべ)の里の 布引の滝の音してや 製氷皿も日々にもりの下露」と和歌をしたためた。これが時の帝のお耳に入り、「はてな」と箱書きが入る。これで古い製氷皿が1000両。大もうけだ。
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阪神、交流戦初戦初勝利はじめての連勝

ふう~う。勝つってこんなに難しいことなんやな。阪神、交流戦初戦初勝利。そして初めての連勝。守護神呉昇桓が打たれて、こりゃ今日も負けやと思うとった。けど、日本ハムが攻めきらへんのか阪神が攻めきらへんのか、延長12回までもつれこんだ。最後はマートンの一打でサヨナラ勝ち。長いしんどい重い1勝であったな。
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