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こずみっく・ほらー

 私はSFが好きで、趣味で研究している。横浜のSF仲間から興味深い情報が入った。なんでも、横浜の旧家の納屋から古文書が発見された。どうも江戸時代、宝暦から文化にかけての文書と思われる。山東京伝が活躍した時代だ。
 コピーを送ってもらって読んだ。驚愕した。なんと、アメリカの作家H・P・ラブクラフトクトゥルー神話にそっくりである。ラブクラフトは1890年に生まれ1937年に死んだ。宝暦は1700年代である。なんと100年も早く日本でクトゥルー神話が創造されていたことになる。では、その文書の内容を紹介しよう。古文に強くない私が読んだものだから正確でないことを、お断りしておく。いずれ、しかるべき研究者に提供するつもりだ。

 はるか昔、太古と呼ばれる時代、この世界には六つの部族があった。六つの部族は、1年の半分をお祭りの遊びで競い、平和に暮らしていた。
 この世界の地下深くには、宇宙創世期より存在する、恐ろしい二匹の幻魔が閉じ込めてあった。
 ところが、ウサギの年、異世界より流れ来る愚者「トーイツキュウ」が神が施された封印を破ってしまった。これにより、恐ろしい二匹の幻魔がこの世に解き放たれた。幻魔は、タツの年、まず東方のウサギの部族にとりついた。ウサギの部族は族長ナベツネさえあきらめるほどのひどい干ばつに襲われた。次に幻魔は西のトラの部族にとりついた。この幻魔、トラを離れ、次はタツの部族かツバメの部族にとりつこうとしている。二匹の幻魔「ウテン」「テントレン」は移り気な幻魔だ、いずれトラを離れる。
 恐れるべからずトラの部族よ。ヱビスの神がついている。幻魔は必ずや退散する。

 この後、トラの部族がどうなったかは、文書が破損していて解読できなかった。ただ、「阪」と「優」の2文字だけが判別できた。それが何を意味するかは不明である。
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神戸の初夏はだんじり


 神戸は東灘のだんじりです。毎年、5月の連休のころ、このへんの神社はお祭りです。だんじりが街中を巡行します。夜は、お宮入で、だんじりがパフォーマンスをしてくれます。
 これがないと神戸に初夏はきませんね。
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