風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

東北ミニツアー

2014年10月16日 | 雑感
台風が過ぎて急に寒くなってきました。
さすがにタオルケット一枚で寝るのは無理になってきたので、毛布を用意しました。
皆さんも風邪などひかぬようお気を付けください。

この3連休、宮城県に福岡・宮城県人会の仲間と行ってきました。
県北の三陸・雄勝と県南の丸森町を訪れました。
雄勝は弁当に使う商材の確認と、しばらく前から親交を深めつつある友人たちに会いに行きました。
雄勝の皆さん、ありがとうございました。
丸森町は、北九州の当県人会を町長自ら訪れてくれましたので、そのエール交換のつもりで訪れました。
休日にもかかわらず二日間にわたってお世話下さったY島さん、ありがとうございました。

お礼を言うべき人たちがいっぱいいます。
ありがとうございました!

いろいろ収穫はありました。
どこもかしこも震災の深く残酷な影響の真っただ中にあります。
その中でも、あえて笑顔で頑張り続ける人たちがいます。
何とかできるものなら何とかしたいです。
でも、個々人の力はあまりにも微力です。
それでも、一人一人の小さな力を積み上げていくことだけが、今の我々にできることです。

7割の生徒が犠牲になった大川小学校にも立ち寄りました。
それは、夕暮れの空の下で言葉にできない沈黙の歌を歌い続けていました。
思わず立ちすくんでしまいました。

どんな状況であれ、希望の光を灯し続け、一つ一つを成し遂げて行くことだけです。
誰かが何かをしてくれはしません。
自分の心の中に光を宿して、目の前の難題を一つ一つ越えていくしかありません。
つねに、まだまだ、これからこれから、です。
心休まる時なんかもう二度とやってこないんじゃないんだろうかという感じさえします。
でも、それが「生きる」ということの本質でもあるんだろうと思います。
それならそれで、覚悟を決めて、自ら立ち向かうだけなんでしょう。

写真は県人会のみんなで見た雄勝湾に上る朝日です。