風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

食べ物

2007年02月22日 | 雑感
言うまでもないことですが、食べ物というのは大切です。
添加物や農薬まみれの食物は言うに及ばず、肉食や牛乳もよくないみたいです。
バターより健康にいいとさえ言われていたマーガリンなどは、トランス脂肪酸といい、化学構造式上、機械油と一緒なのだそうです。

明治時代か何かに、西洋からやってきた科学者が日本の車夫を雇って、体力の測定をしました。
一人には普段どおりの穀類中心の食事をさせ、もう一人には肉食をさせ、持久力を測ったわけです。
穀類中心の食事をしている車夫は持久力に何の変化も見られませんでしたが、
肉食をさせた車夫は日に日に、しかも急激に持久力が衰えて行ったそうです。

栄養についてあれ摂らなければ、これも摂らなければとあれこれ言われますが、話半分で聞いていたほうがよさそうです。
日本の菜食の禅僧は驚くほど長生きな人が多いですし、
一昔前のチベット人の食事などは、来る日も来る日もそば粉を捏ねたものと、バター茶だけだったと思います。

戦国時代の武士の食事も驚くほどに質素で、名だたる武士の酒のつまみも味噌だけだったりします。
戦時中の兵隊さんなども、梅干とおにぎりだけでタフに戦っていました。
カルシウム不足に牛乳というのは大きな間違いで、かえって骨粗鬆症にかかりやすいとも聞きます。

シンプルにおいしくいただくことが何よりなのでしょう。
今は大根や白菜やキャベツが安いですから、味噌汁にしても漬物にしても大変おいしいです。
それと豆腐か油揚げがあれば十分なおかずを作れます。
季節は移ろいますから、春になれば菜の花や山菜を食べればいいし、
夏にはきゅうり、トマト、秋には茄子、果実、冬には干し大根や白菜の漬物。
時にはイワシやサンマやアサリなどの貝。

そういう生活をしていれば、おそらく成人病というのにはかかる確率がぐんと減るんだろうと思います。
それから、肉と野菜というのは持っている波動が違うんだそうです。
その波動が精神に与える影響は小さくないのだそうです。

イライラしているから肉や甘いものを食べたくなるのか、肉や甘いものを食べるからイライラするのか。
どっちもありなんでしょう。

まぁ、酒と煙草を止めないぼくが言っても説得力がないわけですが。

なんにしても、肉食なり何なり、やめなければいけないというのはあまりいい形ではないかもしれません。
食べたければ食べるでいいんだと思います。
食べたくなくなる、欲しくなくなるというのがいい形ではないでしょうか。

ぼくの場合は、酒と煙草はまだ欲しいのだということです。
欲深ですね。