風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

感謝

2005年06月06日 | 雑感
土曜日は珍しく仕事が忙しく、ブログはお休みしました。
なんか一時の金銭的な窮状が打って変わって順調になりつつあるのですが、
こんな時こそ気を引き締める必要があります。
怠けたい、自慢したい、遊びたいという自堕落な欲求が、たちまち頭をもたげます。
人間性がまだまだ甘く、浅く、小ずるいです。

と言いつつも、今のところ早起きは持続中です。
無理して起きるわけではなく、すっと目覚めます。
これはぼくにとっては奇跡に近いです。
ぼくの眠り病の実態を知っている人が知ったなら、驚くでしょう。
東北巡礼が何かぼくの気がつかないところで大きな意味を持っていたのかもしれません。

以前、滝の導師が、ぼくの先祖の誰かが中尊寺の造営に関わったことがあるかもしれなというようなことを、
ちらりとおっしゃってくださいましたが、ひょっとすると今回、中尊寺近辺をお参りしたことが、
幼少の頃からの頑固な眠り病治癒に、関わりがあるかも知れません。
両親それぞれのお墓参りに行ったこと、ボケかけた父親の溶けるような笑顔を見れたことも、
何か関係があるのかもしれません。

なんにせよ、今まで心から離れなかった得体の知れない「後ろめたさ」みたいなものは
なくなったか、薄くなったかのような気がしています。

こうなれたのも、皆様のお陰だとはつくづく思ってはいるのです。
関わるすべての人々に、神仏に、世界のすべてのことに、心からの感謝をささげられればよいのですが。
まだまだ心の中に、過去から引きずっている「澱(おり)」みたいなものが、こびりついています。
心から感謝するためには、もっともっと透明にならなければいけません。

すくなくとも、前を向いて歩いていく準備はやっと出来たような気がします。
馬鹿みたいな話ですが、そんな段階です。
そんな段階でも、ぼくとしては、なんだかうれしいです。