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動物園 動物写真その32 『カバ & コビトカバ』

2016年12月28日 | 動物園 動物紹介
上野動物園の『カバ & コビトカバ』の紹介です。
動物図鑑の説明を一部引用して説明します。



カバはいたのですが、寝たきりで動こうとしません。
動物の中ではゾウに次いで、カバとサイが大きいようです。
大きな雄では体長が5mを超え、体重は4,500kg近くになるそうです。



体つきにはかなり特徴があり、頭部は非常に大きく、目や鼻孔、耳が一直線に並んで突出しています。
また、口はかなり大きく、長い門歯と犬歯がある。
この大きな口は150度程も開くことができます。
カバは湖や河川、沼などの水辺近くで生活し、半水生の哺乳類で、1日のほとんどを水中で過ごしています。



こちらはコビトカバです。



コビトカバは生息数が少なく世界的にも珍しい動物で、ジャイアントパンダ、オカピと共に三大珍獣と呼ばれています。





一見して小型のカバか子どものカバのように見えますが、コビトカバは普通のカバとはまったく違った生活をしています。



コビトカバは普段は単独で生活していて、カバのように群れをつくることもありません。
コビトカバは生活の仕方だけではなく、体の感じもよく見るとふつうのカバとは違い、体は灰黒色で、頭部はカバに比べると小型で、眼は突出せず、鼻孔は前方に向いている。
また、コビトカバの前足の2本の指の間には僅かな水掻きがあり、四肢は陸上での生活に適したようになっています。



コビトカバはリビエラやギニア、コートジボワール、シエラレオネなどの西アフリカに分布しています。



カバがサバンナなどの水辺近くで生活しているのに対して、コビトカバは森の中で生活をしています。
森の中でも川や沼などの水辺からあまり離れることのない生活をしていますが、カバのように特に水中を好むことはありません。



泳ぎもうまく、長い時間を水の中で過ごしていますが、カバよりも陸上生活に適応していて、カバと同じで体が被毛に覆われていないので、皮膚を乾燥から保護するために水浴びや泥浴びをする程度とも言われています。
この写真はシンガポール動物園のコビトカバです。


次回から年末特集にします。