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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その43の2 『京都PartⅤ、京都御所2』

2008年04月21日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
清涼殿は紫宸殿の西北に東面している御殿で、近世は儀式のみに使用されています。



建礼門を内側から観ました。
この門は、本来天皇陛下のみが用いられる門ですが、近年は国賓として来日した外国の元首も通られるそうです。
屋根は、檜皮葺で軒下の金色の建具や透かし彫りが施されており、気品あふれる厳かな門です。
この御所の周りには塀『築地(ついじ)』がめぐらされ、六つの門で外につながっています。
南側の建礼門から時計回りに、宜秋門、清所門、皇后門、朔平門、建春門の順です。



『諸大夫の間(しょだいぶのま)』と呼ばれる部屋です。



『投扇興(とうせんきょう)』という遊びに興じている様子を人形3体で表しています。
これは『蝶』という的を置いて扇を投げ、当たって落ちた形を源氏五十四帖になぞらえて採点する遊戯です。



途中で披露されていた生け花?です。
何故か格調の高さを感じてしまいます。



『日華門』です。 ここを抜けると、正殿である『紫宸殿』の正面に入ります。



『紫宸殿』の前の『白砂の南庭』です。



『紫宸殿』です。
即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格調の高い正殿です。
大正天皇、昭和天皇の即位も、ここで執り行われました。



『紫宸殿』の向かって右側には『左近の桜』、左側に『右近の橘』があります。



ここにも工夫があり、『左近の桜』は『白砂の南庭』側から正面を見るように植えられ、『右近の橘』は『紫宸殿』側から正面が見えるようになっています。



さすがに、ここは厳粛な雰囲気が漂っています。
もうちょっと、前で見てみたいと思います。

続く...........................................................。