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海外の都市紹介、 その2の7 『パリ』

2006年02月26日 | 海外の都市の紹介
セーヌ川よりオルセー美術館を望みました。

オルセー美術館の原型1804年に最高裁判所として建築されたそうです。
1871年のパリコミューンの時に火災に遭いましたが、1900年のパリ万国博開催の時に、オルレアン鉄道の執着駅として再建築された後、1939年に駅としての使命を終え、1986年にミッテラン政権下でオルセー美術館として生まれ変わったのです。



パリの大美術館は、時代に分類され3つに分かれています。
ルーブルは主に18世紀までの作品を所蔵し、オルセーは19世紀から20世紀をカバーし、現代の美術はポンピドーセンターにて所蔵されています。



19世紀の美術は、フランスが世界の中心地でした。
特に印象派のモネ、ルノワール、ピサロ等に代表される作品が有名ですね。
たとえば、モネの『ルーアン大聖堂』は5つもあり、それぞれの違いを比較しながら眺められます。そのほかにも、ゴッホやゴーギャンらの後期印象派、ルドンやシャバンヌらの象徴派、アンリ・ルソーらの素朴派、ミレーらのバルビゾン派など、近代フランスの名画が一堂に会しています。

今回は時間がなく、外観だけの紹介で終わります。
次回来る機会がありましたら、中の紹介をしてみたいと思います。

今回最後のセーヌ川の景観です。 これより、再度セーヌ川の橋をわたり、コンコルド広場に繋がる公園を歩いてみました。



公園から、コンコルド広場の景色です。 ルーヴル美術館より歩いても20分ぐらいでしょう。
この広場は、最初はルイ15世がつくったのでルイ15世広場と呼ばれてルイ15世の銅像が建てられていたそうです。
フランス革命の勃発により、あえなくお蔵入りとなりました。



やがて、ナポレオンがエジプト遠征から持ち帰ったオベリスクがこの地に立てられ、ほぼ現在の形ができました。オベリスクの先端に金のキャップが冠せられたのは、1998年のことだそうです。



このオベリスクは古代エジプトの象形文字が刻まれた高さ23メートルもあり、広場は八角形で、8つの隅にはフランスの8大都市を表す8つの女神像が置かれています。
この広場はフランス革命後には「革命広場」と呼ばれ、ギロチンが置かれた処刑場だったそうです。ルイ16世やマリー・アントワネットを初め、たくさんの人がこの広場で処刑されました。

続く...........................。