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TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

動物園 動物写真その14 『チンパンジー』

2016年11月21日 | 動物園 動物紹介
今回は一番人間に近いともいわれる『チンパンジー』の紹介です。



野毛山動物園のチンパンジーです
2016年9月4日にチンパンジーの赤ちゃん(男の子)が誕生しました。
子供のチンパンジーのかわいい姿を見たいと思ったのですが、母親が抱きかかえたまま見せてくれません。



チンパンジーは動物園で人気があるようです。
遠くから見ていると小柄に見えるが、立ち上がると1.5~1.7m程になり、人の身長とほぼ同じくらいの高さがあります。
ゴリラやオランウータンに比べると小さいですが、飼育下の大きい雄では、体重が90kgを超えるものもあるそうです。



チンパンジーはセネガルからガーナ、ナイジェリアなどの西アフリカの他、カメルーンやコンゴ、中央アフリカ、ウガンダ、タンザニアなどに分布し、生息地によっていくつかの亜種に別けられています。



知能も大変高く、道具を使うほか、簡単なものなら道具を作ることもできるようです。
今は子育てに必死なので、動こうともしませんでした。



動作や顔の表情は、人に近いものがあります。
毛色は亜種によって多少の違いがあり増すが、おおむね全身黒色で、顔には毛がなく、成獣では黒いか黒っぽい色をしています。



こちらはズーラシアのチンパンジーです。
ゴリラに比べると樹上性が強く、移動は地上ですることが多いです。
チンパンジーが後ろ足で立って歩くのは、物を持っている場合や、芸をするなどの特別な場合以外は、あまり見かけることはないそうです。
しかし、樹上や地上での行動はすばやく、跳躍力にもすぐれています。



動作を見ていると、他の動物より明らかに人に近い動きをしてくれます。
果実や木の葉、草の根、樹皮など、植物質のものを主に食べますが、昆虫やシロアリなどのほか、コウモリやリスなどの動物質のものも食べます。



チンパンジーの群れは、複数のオスと複数のメス、子どもを含む数10頭で構成されています。



チンパンジーは熱帯雨林などに生息していると思われていることが多いが、生息環境は多様で、サバンナや雑木林などのほか、標高2700m程の高地の森林にも生息しています。
昼間に活動し、夜間は高さ9~12m程の木の上に巣をつくって休むが、巣の高さは3m程のものから、中には40mを超える高さにつくられているものも見られます。
しばらく眺めていると、性質は陽気で、人と同じような笑いの表情を見せ、声をたてて笑うこともあります。



次回は『オオツノヒツジ』の紹介です。

動物園 動物写真その13 『マレーバグ』

2016年11月20日 | 動物園 動物紹介
『マレーバク』の紹介です。



黒と白の大胆なツートーンの体色をもったマレーバクはゾウほどではありませんが、少し伸びた鼻のある顔つきがユーモラスです。
マレーバクはアジアに分布している唯一のバクの仲間で、体の色が白と黒にはっきりと分かれていることが、南米などに分布している他のバクとは違っています。



バクは現存している有蹄類の中ではもっとも原始的な動物のようです。
約2000万年前から生態がほぼ変わっていないそうです。



ずんぐりとした体つきは、一見したところブタの仲間のようにも見えますが、サイやウマの仲間です。



夢を食べる動物といわれるバクですが、これは中国の想像上の動物「獏」に関してのいい伝えであるとされています。
想像上の動物だけあって、その容姿は鼻はゾウ、目はサイ、体はクマ、足はトラ、尾はウシといった姿をしていたといういい伝えです。



マレーバクは体長180-250cm、尾長5-10cm、肩高90-105cm、体重250-540Kgです。
前脚の指が4本、後脚の指が3本です。



夜行性の動物で、暗くなってから水中の水草や、森の中で草や木の葉などの植物や果実を食べるが、この時長くのびた口先をうまく使って菜食します。
鼻は上くちびると一緒になってのびていて、かなり自由に動かすことができます。



頭部から肩、四肢の体色は黒。胴体中央部の体色が白いため、夜間では白い部分が強調されることによって、かえって輪郭がぼやけてしまい、カモフラージュの役目を果たしていると言われています。



首周りの皮膚は2.5cm程もあって、牙をもつ動物に対しての防御にもなっていて、首以外を噛まれた時などは、近くにある樹木に相手を叩きつけるようです。
普段の動きはゆったりとして、性質もおとなしいが、犬歯が発達しているので、怒らせたりすると危険な動物でもあるようです。



かつてはベトナムやカンボジア、ラオスなどにも分布していましたが、近年の森林開発などによってマレーバクの生息地は減少していて、ほかのバクと同様、生息数の減少が危惧されています。
現在では国際自然保護連合の保存状況評価によって、マレーバクは絶滅危惧種(EN)としてレッドリストに指定されています。



次回は『チンパンジー』です。

動物園 動物写真その12 『コアラ』

2016年11月19日 | 動物園 動物紹介
『コアラ』の紹介です。



コアラはオーストラリア東部に分布しています。
有袋類で、雌はカンガルーなどのように育児嚢をもっています。



コアラは標高600m以下のユーカリ林に生息し、食性はきわめて特異的で、主にユーカリの葉しか食べません。
体長 72~78cm、体重 7.5~8.0kg、メス5.5~6.0kgです。



体は全体にがっしりとしていて、一見してクマの子どものようにも見えることから、別名でコモリグマなどと呼ばれることもあります。



毛色は、背面が灰色や暗灰色などで、腹面は白っぽく、体毛は羊毛状で密生していて、四肢の先まで毛で覆われています。
耳は大きく、全体に厚く毛が生えているが、口先には毛が生えていません、また、尾はほとんどありません。
四肢には5本の指があり、前肢の第1指と第2指はほかの指と向かい合っていて、物をつかむことができます。



コアラは地面に降りることは稀で、ほとんど樹上生活しています。
地上での動きはゆっくりとしていますが、樹上では前肢の鋭くて丈夫な爪を使って巧みに移動します。



夜行性の動物で、日中はほとんど木の上で眠っているか休んでいます。
早朝や夕方には活発に行動するそうですが、1日のうち18時間ぐらい眠っているそです。



性質はおとなしく、寿命は野生下で12~13年程と考えられていますが、飼育下では15年程と少し長く、中には20年を超える記録が知られています。



金沢動物園のコアラですが、飼育員にはとてもなついているようです。



可愛い目をしていて、まるでぬいぐるみのようです。



次は『マレーバク』の紹介です。

動物園 動物写真その11 『パンダ』

2016年11月18日 | 動物園 動物紹介
今回は子供たちに一番人気の『パンダ』です。
休日の上野動物園は大混雑でゲートもパンダ舎も長蛇の列でした。
ネットの動物図鑑の説明を紹介します。



ガラス越しの撮影なので、人混みのガラスへの写りこみを避けて焦点を合わせるのはひと苦労でしたが、まあまあの写真は撮れました。



国内で「パンダ」という場合、レッサーパンダではなく、このジャイアントパンダを指すようですが、中国では「熊猫」、「大熊猫」などと呼ばれています。
ジャイアントパンダの外見は猫には似ていないが、これは先に発見されたレッサーパンダが「熊猫」、あるいは「小熊猫」と呼ばれていたことから名付けられたと言われています。



1869年にジャイアントパンダは発見されました。
しかし、いまだに野生下の生態はよく分かっていません。
中国南西部の四川省、陜西省、甘粛省の標高1300~3500mの湿った竹林のある山岳地帯に生息しています。
主に若タケやタケノコを食べますが、平均的な個体は1日の半分近くを食事に費やし、およそ13kg程の笹を食べます。



しばらく眺めていましたが、堅い竹を上手に割き食べる様子は可愛いものです。
しかし、堅い竹を消化できるのですから、よほど頑丈な胃をしているのでしょう。



もっとも希少な哺乳類のひとつで、野生のジャイアントパンダは中国の中西部におよそ1000頭が生息するだけと推定されています。



体は雄の方が少し大きいが、雌雄共に目の周りや耳、後ろ足、肩から前足にかけては黒く、そのほかは白い色をしています。
この白い部分の毛の1本1本は無色透明で、光の反射によって白く見えるようになっていて、ホッキョクグマの毛に似ています。



四肢は短く、それぞれに5本の指があり、前肢の爪は後肢より長くて鋭いそうです。
また、寒冷地に適したように、毛は厚くてフサフサとしていて、足の裏にも毛が生えています。
尾はほとんどなく、13~20cm程度の長さしかありません。



体長は120~150cm、体重は75~160kgです。



また、ジャイアントパンダは他のクマ科のように冬眠することはなく、冬には標高の低いところに降りてきます。
高い山の竹林で群れや家族を形成せず、基本的に単独で生活しています。



また、その可愛らしい外見とは別に、気の荒いところもあり、目も上がり気味で鋭い目付きをしています。



飼育下での寿命は35年を超えたものが知られていますが、普通は25年程度、長くても30年程と考えられています。
また、野生下ではこれよりも短くなり、15~20年程度だと言われています。



ジャイアントパンダの赤ちゃんは約4年で大人になるそうです。



クマ科の動物はふつう物をつかむことができませんが、ジャイアントパンダは笹などをつかめるよう、手の構造が違っていて、笹を食べる時には、手首から長く伸びた指状の突起を使ってうまく食べます。



食事が終わると、うしろ足を前に投げ出して座り、気にもたれかかってお昼寝です。
こうなると、寝ているパンダしか見ることができません。
パンダの食事時間をチェックして、見に行かれるのが賢明です。



次回は『コアラ』の紹介です。

動物園 動物写真その10 『レッサーパンダ』

2016年11月17日 | 動物園 動物紹介
『レッサーパンダ』の紹介です。
人気があるのか、ネットにたくさんの情報がありましたので、抜粋して説明します。
画像は野毛山動物園とズーラシアで撮ったものです。



最近はパンダと言えばジャイアントパンダを誰もが思い浮かべますが、もともとパンダという呼び名はジャイアントパンダが見つかる前にこのレッサーパンダーに付けられた名前でした。



この名はネパール語の「panya」という単語をも とにして、笹と植物を食べるものという意味があるそうです。



レッサーパンダは、中国やネパールの山岳地帯に生息し、中国系で大型のシセンレッサーパンダとヒマラヤ系のニシレッサーパンダに分類されます。
インドなどの生息地の比較的西の方に住ん でいるニシレッサーパンダと中国などの北東の国々に住んでいるシセン(四川)レッサーパンダが知られています。
日本の動物園はニシレッサーパンダが多いようです。



その後ジャイアントパンダの存在が世界に知れると彼らは「小さいパンダ」という意味の「Lesser Panda」と いう名前で呼ばれるようになってしまいました。
もともとレッサーパンダの方が本家本元のパンダなのです。



別名、クマネコとも呼ばれていて、頭部は丸く、耳は三角形です。
四肢は短いが、それぞれに5本の指をもっていて、爪は猫のように少し引っ込めることができる。



毛は長くてやわらかく、四肢と腹部は黒褐色で、口のまわりや耳の端は白いです。



レッサーパンダの体長は80-120cmで、そのうちのなんと30-60cmぐらいがしっぽです。
この長い尾は樹上でバランスをとる役目を果たしているが、地上を歩く時には尾を水平に持ち上げて、真っ直ぐに伸ばすようにして歩きます。



木登りが得意で、採餌はほとんど樹上で行います。
絶滅の危機から救うため、飼育下における世界的な繁殖計画が立てられています。



主に若タケやタケノコ、ドングリ、草、果実、木の実などを食べますが、動物質としては、鳥や鳥の卵、小動物なども食べるそうです。



1日の半分は木の上で休息しています。



寝ている姿も可愛いものです。



一番人気のパンダの紹介がないとの声もあり、上野動物園に行ってきます。
次回は『パンダ』の紹介です。

動物園 動物写真その9 『エランド』

2016年11月16日 | 動物園 動物紹介
『エランド』紹介です。



エランドはウシの仲間でレイヨウ類の中でも最大の動物で、オオカモシカの別名で呼ばれることもあります。



体長はオス 2.4~3.4m 、メス 2.1~2.7m、体重はオス 400~1000kg、メス 300~600㎏です。
体長だけを見れば、エランドはクロサイほどの大きさがあります。



エランドはウシの仲間なので、ツノは雌雄ともにはえています。
ツノは根本付近がねじれていて、その先はまっすぐ伸びます。



大きな体ですが、ジャンプ力があり、1.5~2mくらいの高さを飛び越えることもあります。
体毛は茶色、茶褐色、灰褐色などで、ふつうは体側部にいくつかの白っぽい線があります。



主にアフリカの南部に分布し、大きな群れをつくる傾向があります。



エランドは乾燥した環境を好み、湿地帯や深い森林地帯などでは見られず、シマウマやローンアンテロープなどの群れと一緒にいることもあります。



決まった縄張りはなく、一年を通してかなりの距離を移動する動物です。



水がある時は大量に飲みますが、砂漠地域などの水の乏しい地域では、かなりの間水を飲まなくても生活することができます。



これは、エランドがラクダのように体温を下げる能力をもち、体内にある水分の発散を抑えることができるからです。



次回は『レッサーパンダ』です。

動物園 動物写真その8 『ツシマヤマネコ & ミーアキャット』

2016年11月15日 | 動物園 動物紹介
『ツシマヤマネコ & ミーアキャット』の紹介です。



ツシマヤマネコは長崎県の対馬だけに分布している野生ネコで、沖縄の西表島に分布しているイリオモテヤマネコと共に、国内に分布している貴重なヤマネコとして知られています。
体の大きさはイエネコと同じ程度か、ひと回りほど大きくらいです。
毛色は淡褐色や灰褐色で、暗褐色の斑が散在しています。
目から頭頂部にかけてははっきりとした黒褐色の縦縞があり、トラなどのように、耳の裏側には白い斑点があります。



朝鮮半島からロシアにかけて分布するアムールヤマネコと同種だとされています。
対馬の分布は徐々に減っており、絶滅が危惧されています。



体長 70~80㎝、体重 3~5kgです。
約10万年前に当時陸続きだった大陸から渡ってきたと考えられ、ベンガルヤマネコの亜種とされていて、1971年に国の天然記念物に指定されています。
また、ツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種とされているアムールヤマネコの地域型で、アムールヤマネコはモンゴル東部、中国東北部、アムール川流域、朝鮮半島、済州島、対馬などに分布しているが、この内の対馬に分布している個体群をツシマヤマネコと呼んでいます。



ツシマヤマネコは人間よりずっと昔から対馬に棲んでいたそうです。
現在対馬に棲む動物の中にはアジア大陸と共通な種、日本本土と共通な種、両方と共通な種、対馬の固有種が入り混じっています。
その中で、ツシマヤマネコは大陸とだけ共通な種の中に入ります。
ツシマヤマネコは約2万年前から1万5千年前のウルム氷期に当時陸続きだった大陸の黄海側から対馬にやってき田とされています。
しかし、対馬海峡はすでに形成されていたため、日本本土には入れなかったようです。
いずれにしても、ツシマヤマネコは対馬に生息する他の動植物と同様に日本とアジア大陸との関係を知る重要な証人なのです。



1960年代の生息数調査では、推定生息数頭数は250~300頭と報告されていましたが、1994~1996年度に環境庁が行った調査では、70~90頭という結果が得られました。
ずいぶん生息数が減ったことがわかります。また、以前は対馬全島に分布していましたが、現在は狭い地域に分断されてしまっています。



ミーアキャットとはオランダ語で「湖のネコ」という意味ですが、実際はマングースの仲間であり、水辺にすんでいるわけでもありません。



可愛く立つ理由は2つあるそうで、ひとつは、外敵から身を守る為に立ち上がって周囲を見渡すこと、もうひとつは、日光浴でおなかを温めるのだそうです。
ミーアキャットは社会性の高い30匹ほどのコロニーという群れを形成します。
群れは複数の巣穴を利用し、それぞれを行き来し、巣穴はトンネルと部屋が連なる大規模な構造となっていて、アフリカの灼熱の下でも涼しさを保っています。



ミーアキャットは日の出と共に、巣穴から出ると太陽にお腹を向け、尻尾を支えにして座り、冷えた体をあたためます。
体があたたまると食べ物を探しに行きます。
食べ物を探している間は必ず見張りがいて、丘や木の上に上ったりして見張ります。
危険を感知すると鋭い声をあげ、仲間に知らせます。



ミーアキャットは外見と違い、気性が荒くサバンナのギャングと呼ばれています。
主に虫を食べますが、サソリの強い毒にも免疫をもっていて、ヘビやクモなど、危険な獲物を食べることもあります。



次回は『エランド』の紹介です。

動物園 動物写真その7 『キリン』

2016年11月14日 | 動物園 動物紹介
今回は『キリン』の紹介です



ズーラシアの『アミメキリン』です。
体に見られる網目模様がはっきりとしていて、ケニアやエチオピア南部、ソマリアなどに分布しています。。
ソマリアキリンと呼ばれることもあり、雄の頭頂高4.5~5.2m、体重800~1500kg程で、国内の動物園ではもっともよく見られます。



一番大きな個体なので、望遠で狙うと動きのある頭の部分が若干ブレてしまいました。
以下のキリンは野毛山動物園、金沢動物園で撮りました。
同じアミメキリンのようです。



世界一背の高い動物は、生まれたばかりの赤ちゃんでも約2mもあり、新生児でも 体長1.8~2m、体重は70kgあります。



角は雌雄共に2本もっていますが、シカの仲間やウシの仲間などのように鋭くはなく、長くもないです。
この角は、全体が毛の生えた皮膚で覆われていて、先だけは角質化していて硬いものになっています。



歩き方にも特徴があり、片側の前肢と後肢を同時に進める「側対歩」という歩き方でゆったりと歩きます。



キリンのまつ毛は長くてフサフサです。
草食獣は肉食獣を警戒し、周りをよく見渡さなくてはならないので、広範囲を見渡すために肉食獣より横についていて、出目金のように少し出っ張っています。
その結果、日差しを受けやすいので、目を守る為にまつ毛が多く、長くなっています。



キリンは分布域によって9~12亜種に分けられます。
体表の模様などが異なり、脚の模様の有無も重要な亜種判別材料となります。
マサイキリンとアミメキリンの2種はが日本の動物園にいるタイプです。



キリンの舌の長さは、何と40~50センチメートルもあるそうです。



首の長いキリンは草食性ですが、ふつう地面にある草類などは食べず、他の草食動物との食物的な競合を避け高い木の木の葉や小枝、果実などを食べます。
採食するときは、口で直接食べるのではなく、長い舌を使って木の葉などを巻き取るようにして食べます。



次回は『ツシマヤマネコ & ミーアキャット』です。

動物園 動物写真その6 『オカピ』

2016年11月13日 | 動物園 動物紹介
ジャイアントパンダ、コビトカバとならんで世界三大珍獣と呼ばれている動物『オカピ』の紹介です。
金沢動物園のオカピを中心に紹介します。



日本の動物園でも、オカピは上野動物園、ズーラシア、金沢動物園にしかいないようです。
どこもトッポパパの家から近距離なので、これからも観る機会が多いでしょう。
ズーラシアが日本で初めてオカピを公開しました。
上野動物園のオカピはまだ見ていませんが、ズーラシアではオカピの位置によってはガラス越しになるケースが多いので、ゆっくり見るならズーラシアで、写真を撮るなら晴天の金沢動物園がおすすめです。



ウマと言いつつ、ロバのような頭にシマウマのようなおしりです。
大人しく臆病な性格で、ずっと森の奥に隠れていたため、1901年になってようやく発見された動物です。
そのシマシマ模様から、当初はシマウマのなかまだと思われていました。



オカピと名のつく動物はオカピしかいません。
1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって発見されました。
ビロードのような毛並みがとてもきれいで、足のしま模様が美しいことから、「森の貴婦人」とも呼ばれています。



世界22箇所の動物園で42頭が飼育されています。
オカピの繁殖に世界で初めて 成功したのはドイツのフランクフルト動物園で、ズーラシアでは 3世代繁殖に成功しています。



オカピは足の部分がシマウマのように縞模様が付いているため、シマウマなどのウマの仲間と思われる方も多いですが、オカピのひづめはシマウマなどのウマとは違い、二つに割れています。
これは、ひづめが二つに割れているのはキリンの特徴なので、オカピはウマではなく、キリンの仲間です。



生きた化石といわれる動物の中では、オカピはわりと歴史の浅いものに分類されますが、それでも1000万年もの間オカピはその姿を変えずに生活してきているといわれています。
1000万年前とは、新生代第三紀にあたります。複数いる哺乳類の中での生きた化石の中では、歴史の長い動物といえるでしょう。



オカピはキリンの祖先といっても過言ではない生き物です。
オカピは古代においても、現在においても密林、森林に生息していたのですが、そのオカピの一部が草原での生活に適するように進化していった先がキリンだといわれています。



本来であれば、オカピの方が先にこの生態系に出現しているのですから、オカピ科が正しいような気もするのですが、オカピよりも先にキリンの方が先に見つかったことと、オカピが発見された当初は、オカピはキリンではなくシマウマの仲間だと思われたことも重なって、オカピはキリンの仲間という位置づけが定着しているようです。



オカピの成熟したオスの頭には小さいながらも、キリンと同じく皮膚に包まれた角があります。
さらに、密林に生息するオカピは自分の身を守るための保護色として黒褐色の綺麗な体毛を持っています。



最近の動物園はいろいろな動物がいます。
新しい散歩コースになりそうです。

次回は『キリン』の紹介です。

動物園 動物写真その5 『サイ』

2016年11月12日 | 動物園 動物紹介
今回は『サイ』の紹介です。



ズーラシア動物園の『ヒガシクロサイ』です。
サイは大別するとシロサイ(シロサイ属のサイで、キタシロサイ、ミナミシロサイ)、クロサイ(クロサイ属のサイで、ミナミチュウオウクロサイ、セイナンクロサイ、ヒガシクロサイ)、スマトラサイ 、ジャワサイ 、インドサイに分かれます。



ヒガシクロサイの角をよく見ると、毛のような繊維状のものが束になっています。
ヒトの髪の毛やツメと同じようなものです。
産まれたときは生えていませんが、一生伸び続けるそうです。



保湿や寄生虫を防ぐため、泥浴びや水浴びが大好きです。
体長 3~3.7m、体重 1,000~1,800kg、アフリカ中南部に分布しています。



『クロ』サイと『シロ』サイの違いは、体の色の黒白ではないようです。
ネットでの説明によると、シロサイは地面に生えた草をむしり取って食べるため、非常に幅広い口をしています。
このため現地の言葉では幅広いという意味の『widje』という名前が付けられ、これを聞いた人が間違えて『white(白い)』と訳してしまい、ここから『シロサイ』と呼ばれ るようになったようです。
そしてもう一種類アフリカに棲んでいたサイのことを、あっちが白ならこっちは黒だということで、『クロサイ』と 呼ぶようになったということらしいです。
面白いですね。



シロサイは地面に生えた草を食べるため、幅の広くて大きな口をしていますが、それとは対照的にクロサイの口は先がとがった形をしています。
これは食べるものがシロサイと異なるためで、クロサイはやや背の高い草を食べたり、木の枝から葉っぱをむしり取ったりして食べています。このため鳥のようについばむ形をした口の方が都合よく、先がとがった形をしているというわけだそうです。



ちなみにクロサイのように枝から葉っぱをむしり取って食べる動物を「ブラウザー」、シロサイのよ うに地面の草を 食べるものを「グレイザー」と呼び、両者は互いに食べるもの を変えることで、お互いが食べ物をめぐって競い合わないようにしているそうです。



大人のクロサイにはほとんど天敵と呼べる動物はいません。
自然界におけるクロサイの寿命は35~50歳 といわれています。
余談ですが、ネット情報は豊富ですね、一昔前の動物百科事典より詳細情報が得られます。



こちらは金沢動物園の『インドサイ』です。
ひだのある鎧のような分厚い皮膚をもち、皮膚の表面にはイボのような隆起がいくつもあります。
角は1本で60cmほどにまで伸びようです。
体長 310~420cm、体重 1,500~3,500kg、インド北部とネパール南部に分布しています。



インドサイの特徴は、体に鎧のようなひだがあることで、別名ヨロイサイとも呼ばれるます。
この鎧のようなひだは肩と臀部が著しく、皮膚は哺乳類の中ではもっとも硬いと言われている。
アフリカに生息するクロサイやシロサイの角が2本であるのに対して、インドサイの角は1本でイッカクサイとも呼ばれています。



次回は『オカピ』の紹介です。

動物園 動物写真その4 『ホッキョクグマ』

2016年11月11日 | 動物園 動物紹介
秋が深まり、日々寒さが厳しい朝晩になってきました。
動物園の動物の中で、寒さ歓迎の『ホッキョクグマ』の紹介です。



ホッキョクグマはヒグマと 並ぶ世界最大の陸生肉食動物です。
主に北極海に君臨しています。
遠目には、ぬいぐるみのようにやさしい感じですが、この写真は肉食獣の険しい顔です。



一般的にはシロクマとも呼ばれています。
北極海の氷の上に住み、カナダやアメリカ(アラスカ州)、デンマーク領のグ リーンランド、ノルウェー、ロシアなどの沿岸地域の流氷が流れ着くことのできるところまで分布しています。



ホッキョクグマは陸上で最も大きな肉食動物で、オスのホッキョクグマでは全長2.5m~3.0m、肩の高さ1.6m、体重は350~650Kgにもなり、ネコ科最大の動物であるシベリアトラの2倍もの重さになります。



しかし、メスのホッキョクグマはその半分ぐらいしかありません。
哺乳類の中でこれほど雌雄の間で体の大きさに差が出るものは少なく、ホッキョクグマの他にはアシカぐらいしかいません。



通常、冬眠はしませんが、出産を迎えた雌は巣穴の中で冬ごもりをし、出産と育児を行います。
近年、地球温暖化による影響で数が激減しており、絶滅が危惧されています。



全身白い毛皮でおおわれていますが、体の白い毛は実は透明です。
光を透過し、内部が空洞になっているために散乱光によって白く輝いて見えます。
分厚い体毛がその熱を逃がさないように保護され、空洞の毛の内部で熱を保温する効果があり寒さに強いのです。



動物園では体毛が黄色っぽい個体がいますがそれは、毛の空洞に汚れが入り込んで変色したり、夏は日光による酸化のために黄色みを帯びるという説明もあります。



また、それぞれの毛を細かく見ると、実は白い色をしておらず、この色のない細かい毛が集まって、光をすりガラスのように散乱して白く見えているとも説明されていました。



ホッキョクグマは泳ぎが得意で、時速10kmで泳ぐことがでます。
空気の詰まった体毛は浮力を作り出し、細く長い首は泳ぐとき呼吸するための進化といわれています。
水中では2分ほど息を止められ、足の一部は水かきになっていて、後ろ足で舵をとり前足で上手に水をかきます。



次回は『サイ』の紹介です。

動物園 動物写真その3 『スマトラトラ & チータ』

2016年11月10日 | 動物園 動物紹介
今回は『スマトラトラ & チータ』の紹介です。

ズーラシアの説明を引用します。
スマトラトラはトラの一亜種で、現存するトラの中では最も南に分布しています。



眼光が鋭く、いかにも猛獣といった雰囲気です。
小型で、体色に茶色味が強く、頬の毛が長いのが特徴とされています。



熱帯雨林の森の中で単独ですんでいます。
体長 1.8~2.7m、体重 100~150kgです。



スマトラトラはインドネシアのスマトラ島だけにすむ動物です。
他に、インド亜大陸にはベンガルトラが、極東ロシアの針葉樹林にシベリアトラが、中国南部の亜熱帯~温帯の森林にアモイトラが、スマトラの熱帯林にスマトラトラが、そして、ミャンマーからベトナムにかけての熱帯林にインドシナトラなどが生息しています。



各国にあるトラの生息地は、大小さまざまですが、そのほとんどは相互につながりをもっておらず、将来的にはトラが生き残れないような、分断された生息地になっています。



スマトラ島は人口が増え、森林が伐採され、一頭一頭に広いなわばりが必要なスマトラトラには環境破壊が厳しい環境となっています。



現在絶滅危惧種として指定され国際的に保護されています。



チータです。



時速100kmを超えるスピードで猛ダッシュして獲物を捕らえます。



小さな頭、長い四肢や収納せず出たままの爪など、身体の各部は速く走るために特化している容姿です。



主に単独で生活しますが、親離れしたばかりの子ども同士や繁殖のために集合した雄雌などで数頭の群れをつくることもあります。



体長は110~140cm、体重 40~65kgで分布はアフリカの北部・東部・南部および中近東の一部です。



次回は『シロクマ』です。

動物園 動物写真その2 『ライオン』

2016年11月09日 | 動物園 動物紹介
『ライオン』の紹介です。



ズーラシアの説明ですが、ネコ科の動物は通常単独で生活をしますが、その中でライオンは唯一群れを作る動物です。
群れは『プライド』と呼ばれ、1~3頭のオス、血縁関係のある4~6頭のメスとその子どもたちで構成されます。



狩りはほとんどメスの役割ですが、効率よく獲物を捕らえられるようにチームで行います。
トッポパパ的にはメスのほうが精悍で敏捷性がありそうに思いますけど。



オスのいい写真を撮りたかったのですが、ライオンが金網越しになりこの程度の写真しか撮れませんでした。



仕方ないので、ズーラシアの動物紹介写真を転用しました。
だいたいライオンは寝ているか、横になっている場合が多く、残念ですがこういう写真は何度も訪問しないと撮れないようです。
ズーラシアのライオンはアフリカ系?です。
体長はオス 2.6~3.3m、メス 2.4~2.7m、体重 オス 150~240kg、メス 120~180kgぐらいで生息域は東アフリカの草原からカラハリ砂漠です。
しかし、立派な鬣を持っているのに狩りに参加しないのは、怠け者なのか威張ってるだけなのでしょうかね。



オスライオンの写真を撮りたくて、野毛山動物園にも行ってみましたが、こちらは寝ているだけで写真になりませんでした。
こちらは、インドにすむライオンの亜種とのことで、アフリカのライオンと比べるとやや小柄でたてがみが短かく尻尾の房毛が長いです。
アフリカのライオンと違い、主に林の中にすみ単独で狩りをします。
かつては中近東からインドにかけて広く分布していたが、狩猟や開発による生息域の破壊によって、現在はインドのギル森林保護区を中心に数百頭が残されているのみとのことです。



ズーラシアに戻ります。
動物園では狩りをする必要はないのでしょうが、メスは集団でまとまっています。



『プライド』と呼ばれる群れを構成するのは、大集団で行動するハイエナなどに獲物を奪われないようにするためですが、動物園でもその習性が残っているのでしょう。



ネット情報では、獲物を捕まえるとメスたちが一斉に食べ始め、オスが近寄ってくるとメスと子供を追い払うそうです。
メスはそれをわかっているのでオスが来る前にできるだけ獲物を食べ、オスが食べだし腹が膨れるてくるまでメスたちは食事に参加できないそうですが、それもは餌が残っていたらの話になるようです。
餌にありつけず2才までに80%の子供が死ぬといわれています。
いろいろ調べてみると、ライオンのオスはメスを確保するためにオス同士の戦いはするそうですが、子供の面倒はみず、まれにしか狩りもしないので、働かない横暴な亭主みたいですね。



次回は『トラ』の紹介です。

動物園 動物写真その1 『ぞう(象)』

2016年11月08日 | 動物園 動物紹介
まず最初は定番ともいえる『ぞう(象)』の紹介です。



他の動物園では休憩中なのか、きれいな写真が撮れませんでしたので、ズーラシアのインドゾウを紹介します。



ズーラシアの説明によると、インドゾウは現存するアジアゾウ4亜種のうちの一つです。



もちろん例外もあるようですが、動物の寿命は体の大きさに比例すると言われます。
一般的に体の大きな動物ほど寿命が長く、体の小さな動物ほど寿命が短いそうです。



象の寿命は種類によって少しずつ異なりますが、だいたい70年ほどと言われています。
これは、人間を除いた陸上の哺乳類の中で、最も長い寿命です。



アジアゾウの体重はメスが2〜3トン、オス4〜5.5トンで生息地域は中国南部からインド、東南アジアなどです。



インドゾウの他にアフリカゾウがいます。
ズーラシアにはいませんので、ネット上の無料写真を拝借して比較してみます。



アフリカゾウは完全な草食性で、アフリカの厳しい気候でも生き残れるよう、粗食に耐えるといわれています。
1日の大半を食事に費やし、おとなのゾウは200~300キロもの草や木を食べ、水も1日に100リットル以上飲むそうです。



アフリカゾウとインドゾウの見分け方ですが、耳はアフリカゾウは大きく三角形で、アジア系のゾウは小さい四角形です。
鼻先はアフリカゾウが上下に突起があり、アジアゾウは上だけに突起があります。



頭のかたちはアフリカゾウは平らで、アジアゾウは2つの山があります。
蹄(ひづめ)は写真だとわかりにくいですが、アフリカゾウは前足4つ、後足3つで、アジアゾウの場合前足5つ、後足4つです。
背中はアフリカゾウは肩と腰が盛り上がり、背中がくぼんでいますが、アジアゾウは丸いのが特徴です。アゾウまるいのが特徴です。



牙はアフリカゾウはオスもメスも、前方にカーブした牙をもち、オスでは3m以上にもなるそうです。
アジアゾウは比較的短く、メスにはないこともあるそうです。



これでけ違いがあっても並べてみないと、なかなか分からないものです。
ネット情報ですがご参考まで。



次回はライオンの紹介です。

動物園ブラブラ歩き

2016年11月07日 | 動物園 動物紹介
毎日のんびり過ごしているトッポパパです。
最近、娘夫婦と孫が動物園によく行くので、トッポパパも動物写真でも撮るかと参加しました。



横浜動物園ズーラシアです。
関東地域では一番大きな動物園のようで、2000万人以上の来園者があるそうです。
全部見て歩くと丸1日楽しめるスケールの大きな動物園で、散歩も楽しめます。



動物園の中では古い歴史を持ち、トッポパパも60年ぶりに行くことになった横浜野毛山動物園です。



家から歩いて行けることと無料なので子供さんには人気の動物園です。



ここからも横浜のシンボルタワー、ランドマークが臨めます。



もう一つは金沢動物園です。
30周年を迎えたそうです。



丘陵地にあり、市内を一望できる高台にあり紅葉でも有名な地域です。



てなことで、ひょんなことから動物写真を撮ることになりました。



次回から、動物写真を掲載いたします。



乞うご期待! (暇なもんですから