走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

接遇

2009年06月28日 22時11分28秒 | その他
 今晩の「エチカの鏡」を観ていて平林都さんの「接遇」がテーマでした。
平林さんは、高校を卒業し、地元の信用金庫に就職されたそうです。
家の都合で大学にいけなかったため、その分給料を徹底して自己投資(習い事)に注ぎ込んだということです。

 そして、27歳のときに接遇を中心とする研修会社を起業したのです。
 今日の中で、感心したことを紹介します。

 ①人とちがうあいさつをする。
  「いらっしゃいませ」よりは、「ようこそお越しくださいました」
 ②「笑う」と「笑顔」はちがう。
  必ず歯を見せて笑顔をつくる。
 ③相槌は「。」でうつ。
  「、」で相槌をうつと真剣に話を聴いてもらっていないように感じる。
 ④お願いする時は、疑問文で言う。
  やさしさがないと人は動かない。
 ⑤O(オー)ラインからはみ出さない。
  立ち居振る舞いはしとやかなほど上品に見える。

 なるほどであります。
 私自身できていないことだらけです。

 そういえば、選挙管理委員会に在職していた時に、不在者投票の窓口を担当したことがあります。
その時に、窓口担当者の後ろに名簿担当スタッフが立っていました。
その時に「手は必ず前で組む」、「あいさつは大きな声でする」、「いらっしゃいませ」といってお迎えする、主語は「お客様」という、なんてことを偉そうに教えていたことを思い出しました。
学生時代にたくさんの民間企業でのアルバイトの経験が、ついそういうことを言わせたような気がします。

 ある時、地元金融機関の研修担当の方が「ここの窓口は毎回、新しいことを取り入れていますね。誰のアイデアですか?」と聞かれたことがあります。
とてもうれしくなりました。

 お客様が少しでもいい気持ちになる窓口づくりを目指し、それだけに専念していた時代ですが、平林さんの話をお伺いしながら「接遇」の重要性を再認識しました。

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