走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

女性パワーに支えられる夏祭り

2008年08月16日 23時25分48秒 | その他
 素鵞地区の夏祭り

 本日の夏祭り第二弾は、素鵞地区(第3ブロック:http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の夏祭りに出かけました。
 会場に着く頃には雨もすっかり上がり、心地よい風が吹いていました。

 素鵞地区の盆踊りはさまざまな団体単位で参加してくれており、かなり大きな輪になって踊っているのが印象的でした。
 この地区の大きなイベントは、女性パワーが炸裂といった感がありますが、元気さだけでなく決め細やかな配慮が目に付きます。

 そのためまとまりがよく、武田公民館長と石川館長補佐が先頭に立って動かれていますから、役員の皆様の動きもちがって見えます。

 暑い中、準備から本番、そして片付けと大変だとは思いますが、がんばっていただきたいと思います。 
 

 女性パワーを上手に引き出す武田公民館長


 腕を脱臼しながらも、かいがいしく働く菅公民館主事


 出店でも女性パワーが目立ちました。


 前公民館主事の谷本君が焼きそば担当として手伝いに来てくれていました。(ありがとうございました)


 前道後公民館で臨時職員をしていた徳本君です。地元ということで積極的に地域活動に参加してくれていました。(ご苦労様です)

土佐礼子のふるさとの夏祭り

2008年08月16日 22時49分13秒 | その他
 河野地区の夏祭り

 今日の夏祭りは、河野地区(8ブロック:http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の夏祭りから始まりました。
 あいにくの雨模様で私が到着した時は本降りになっていました。
 しかし、一時間もすると小振りになり、スタートの18時にはあがりました。

 今年のお祭は何といっても北京オリンピックの女子マラソンに出場する土佐礼子さん(地元出身)でした。
 明朝にはその女子マラソンがスタートするのですが、地元としては一体となって応援したいということで、前日の夏祭りをプレイベントに位置づけてありました。
また、写真のようなお揃いのTシャツをつくり会場を盛り上げていました。

 青木直久公民館長は、同じく代表の野口さんが辞退したことで土佐さんにかなりのプレッシャーがかかっていることを心配しておられました。
 また、順位はともかく郷土の誇りとして完走をしてもらいたいともいっておられました。

 追記:本番の女子マラソンでは土佐礼子さんは、途中棄権ということに
    なりましたが、彼女の責任感の強さを推し量ると試合後の心中の
    方が心配です。
    どうか胸を張って帰って来てください。

    「涙の数だけ強くなる」


 あいにくの雨まじりでした。(あとで晴れました)


 トラックの荷台をステージにしていました。(その横に土佐礼子さんのイラストがありました)


 スタッフの皆さんはこのTシャツを着ておられました。


 オープニングの演奏をしてくれるスタッフと打合せをする青木公民館長


 いつもムードメーカになってくれる高橋公民館主事

川施餓鬼(かわせがき)

2008年08月15日 19時14分08秒 | その他
 山の中の伝統文化

 今年も日浦地区(第一ブロック:http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の川施餓鬼を観てきました。
 強い日差しの中、ここのところ雨が少ないため川の推量も去年より少なく、かきてにとっては適度な水温だったようです。

 この川施餓鬼は河野家の出城があった頃、武士が鍛錬を目的に始まったといわれています。
そのため、足下の悪い川の中を思い幟(のぼり)をかきながら速さを競ったのが由来と言われています。

 この川施餓鬼も一時廃れていて、16年前に復活し継続されていますが、最近は中山間地域の特徴である過疎化が進み、かきてが少なくなったそうで継続が危ぶまれています。
 しかし、地元の熱い思いはなんとか継続しようという思いが強く、感心のある方は事前に申し込めば書かせてくれると思います。(勝手にそう思っているのですが...)

 地域を愛し、地域の人を愛することがアイデンティティにつながると思うのですが、それにはこのような伝統文化に参加することが一番わかりやすいような気がします。
 皆さんも、ぜひ地元のお祭には積極的に参加してみてください。
 きっと新たな発見や新しい友人ができますよ。



日浦地区から今治・玉川地区へ抜ける国道に川施餓鬼を知らせるのぼりが立ててありました。


本当に今日も暑い一日でしたが、関係者の皆さまはもっと大変な一日でした。


土手にテントが張られ、公民館の各部の役員さんが出店をやっていました。(一緒に行った越知主幹が写ってました)


3本の大幟(おおのぼり)を各班に分かれ、かき比べるのです。


地元の日浦小学校の子どもたちによる笛・太鼓の演奏でスタートしました。


生峰公民館長のあいさつ


有光公民館主事は暑い中、よく動いていました。(お疲れ様でした)


行事の直前、かきての皆さんです。(暑い中、ご苦労様でした)


幟はかなり重いので、四方からロープで引っ張るのです。書き手と引き手の呼吸が大事です。


最後の幟がかきてとしては一番若かったと思います。オレンジ色のパンツをはいているのが朝から手伝いに行って、かきてにも加わった岩口ブロック担当です。

地産地消の夏祭り

2008年08月14日 22時58分11秒 | その他
 五明の夏祭り

 今夜は、五明地区(1ブロック:http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の夏祭りに行ってきました。
 毎年きていますが、だんだん人が増えているような気がしました。

 この五明地区は松山でも典型的な中山間地域で谷間に位置するため、目立ちにくい地域です。
 しかし、自然に恵まれ四季折々に変化する自然は、いつ訪れても心洗われます。
ここも、過疎化が止まらず、なんとか地域が元気にならないかと校区外通学が可能な地域として指定したり、放課後子ども教室を開設したりと、私たちができる側面支援を行っています。

 今回のお祭の特徴は、地産地消をテーマに地元農産物を使ったクッキーやシホンケーキが売られていました。
外から見ると大したことでないようですが、この商品を開発するまでには地域の人たちの努力があるのです。
そして、何かしなければ、このままではいけないという強い思いが伝わってきます。
 私は、こういうのを見つけると必ず買って帰るようにしています。
 地産地消で元気になる。
 今日もキーワードを一つ教えていただきました。


地区の人口以上の人たちが集ってくれました。


子もたち向けのゲームや食べ物の出店が目を引きました。


地域の病院・施設の人たちも加わっての盆踊りでした。


あいさつする重見公民館長(すいませんぶれてしまいました)


裏方としてがんばる吉金館長補佐と菅野公民館主事(ご苦労様でした)


前公民館長の梶川さんです。(今日は、音響担当です)


地産地消の目玉の抹茶入りシホンケーキです。中に地元のぶどうが入っていました。このほかに地元農産物を素材に使ったクッキーもありました。

できの悪い先輩より

2008年08月12日 22時34分30秒 | その他
 おめでとう

 公民館の臨時職員のO君と過去に臨時職員をしていたM君の両名から、うれしい電話をいただいた。



 本市の職員採用試験に合格したというものでありました。
 本当にうれしいニュースでした。

 両名とも明るい未来のために胸膨らませていることでしょう。
 これから10年後、我が国の自治メカニズムは大きく変わると思います。(道州制が動いていると思われます。)

 そういう激動期に彼らは飛び立つのです。
 より都市経営という観点から物事を発想しなければならなくなるでしょう。

 時代の流れはもっともっと速くなることでしょう。
 組織というものにどっぷりつかっていては、膨大に降り注ぐ情報の嵐に押しつぶされる可能性があります。
 情報に振り回されるのではなく、自分の情報だけを選ぶ選択眼が必要になります。
 しかし、その眼は待っていてはつくれません。
 自分が動き、学ぶことによって養われます。

 時に失敗を恐れない勇気を持たなければなりません。
 君たちの時間はこれから創られます。

 常に何をなしたかではなく
 市民のために何ができたかを常に自分に問いかける職員になってください。

 できの悪い先輩より

子どもたちを絶対に見捨てない

2008年08月11日 22時44分55秒 | その他
 ベイスボールチームの誕生

 今夜、粟井公民館に行ってきました。
 この公民館では、子どもたちと真正面からぶつかっています。
というのも、実は子どもたちの居場所づくりの対象は大方が小学生で、中・高校生までは手が回らないのが現実です。

 そうした中、少しだけ遠回りをしている中学生に対し、公民館活動を通して居場所づくりに取り組み成果をあげています。
学校や家庭だけで受けとめられなかった子どもたちを地域が加わりしっかりと受けとめたのです。
 子どもたちがみるみる変わったといいます。

 粟井公民館の樋野公民館長は、「子どもたちは何も悪くない。」と言い切ります。
 そして続けて、「悪いのは子どもたちの周りにいる大人たちだ。」とも。
樋野公民館長のその姿勢が、周りの大人たちの心を動かしています。

 「子どもたちを絶対に見捨てない」

その強い信念こそが子どもたちに伝わるからこそ、子どもたちも信頼するのでしょう。

 そして、今日、ある高校生2人が野球部を退部したことをきっかけに、このままでいいのだろうかという問題提起をした大人たちがあえて「野球(硬式)」という手段で彼らに夢に再チャレンジする大事さを教えようと「ベイス(作為的にこのように表記)ボールチーム」を立ち上げることになりました。

 構成は、最年少は15歳、最年長は43歳。
 すごい。
 こんな年齢幅のあるチームは聞いたことがない。
 
[子どもたちを交え今後の取り組みを協議するメンバー]

 でも、野球チームを子どもの居場所として位置づけした粟井公民館のユニークな活動を応援したいと思っています。
大人たちは、単に子どもたちと遊ぶだけではなく、野球を通して規律やチームプレイの中で社会の中の人としてのあるべき姿を教えたいと思っているのでしょう。

 元気な公民館は、このように簡単だけど楽しめる方法で出来上がるんだということを学ばさせていただきました。

三津の花火大会

2008年08月10日 23時55分23秒 | その他
 熱帯夜

 松山の風物詩の一つになっている三津の花火大会が今夜ありました。
 これに合わせて、当家ではお客さんを招待し、ささやかですが宴会を催しました。
 我が家にとっては、従来、お客さんを招待するという慣習がなかったものですから、どの程度のことをしていいのか迷いながらのお接待です。

 ちょうど娘も帰っており、それに兄嫁さんも応援に駆けつけてくれ、なんとか乗り切ったというのが正直な心境でしょうか。
でも、きていただいたお客さんの顔を見ていると喜んでいただいたようですので安堵しました。

 たまには花火を酒の肴に飲むのもいいなあと思った一夜でした。


ぶどう産地の夏祭り

2008年08月09日 23時50分31秒 | その他
 伊台地区夏祭り

 次に今夜二つめの伊台公民館(http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)主催の夏祭りに参加してきました。
 場所は伊台小学校の南に位置するJA伊台支所前広場です。
 場所の規模としてはコンパクトで、ちょうどよい広さです。
ソースや焼き鳥のたれの焼ける香ばしい匂いが、風に乗り四方八方に運ぶため、地域の人たちを自然にこのお祭に引き込んでいるように思えました。

 この伊台地区はぶどうの産地としても有名で、「愛媛県松山市でぶどう??」といぶかるようなイメージですが、歴史も長く、味も最高です。
冷やしてもらうと糖度が増し、この季節のお土産としてはぜひお薦めしたいものです。(宅配できるそうです)

 そして、このお祭を支えてくれている年齢層が若く、「おやじの会」や「神輿の会」の人たちが積極的に参画してくれています。
汗をかきながらの作業本当にお疲れ様でした。
 
地域の人たちと打合せをしている岡本公民館長さん


伊台公民館主事の西澤さん(写真左)とブロック担当の岩口さん


出店を手伝っていただいているおやじの会の人たち


第二部の盆踊りがスタートしました。

新たな活動

2008年08月09日 22時41分46秒 | その他
 立岩の夏祭り

 今日は夕方から立岩公民館(http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の夏祭りに行ってきました。
途中から道路が濡れていたので聞いてみると夕立が降ったとのこと。
そのせいか少し涼しい風が吹いていました。

 この地区では最近「伊予萬歳(いよまんざい)」の愛好会に子どもたちも加わり、活気を帯びてきたとのこと。
今日は、その子どもたちが加わっての初デビュー(上記の写真)とのことでした。
他の地区にはない三世代交流の愛好会です。
そういう意味では伝統文化の継承の理想形かもしれません。
 そのためには、継承されるようアシストしたいと改めて思いました。

 お祭を見ていると地元の人がおにぎりの差し入れをしてくれました。
そのあまりのおいしさにおかわりをしてしまいました。
聴くと次のような条件が揃うとおいしいお米ができるそうです。
 ①一日の寒暖の差が激しいこと。
 ②きれいな水を流水として取り込めること。
 そして、立岩山よりも高縄山の方の米の方がおいしいそうです。

 この米を幻のブランドとして世に出してくれる方を募集します。
過疎化するこの地域には、本当においしい農産物が採れるのですが、このままいくと廃れてしまうような気がして残念でなりません。
 本当においしいですよ。

 暑い中、温厚でアイデアマンの松田公民館長です。


この日のために苦労した大北公民館主事(写真左)です。


平均年齢?歳の皆さまのフラダンスとハワイアンバンドの皆さん


北条高校のブラスバンド部の皆さん


お化け南瓜コンクール(重さあてクイズ)もやってました。

三津の朝市イベント

2008年08月08日 22時04分09秒 | その他
 魚が新鮮

 今朝、三津の朝市の大型イベントをやっているというので出かけてきました。
三津の朝市を復活させた一人としては、その後の大変さを耳にすると後輩の人たちに対する後ろめたさや遠慮があってなかなか出かけることができませんでした。
 しかし、意を決して出かけてみると私の頃とはちがって、内容の充実度ではぜんぜん比較にならないものでした。

 写真は、小さな子どもが興味しんしんに魚を触ろうとして注意されているところです。
 最近、魚食が下がり若い人ほどその傾向が強いようです。
私がこの三津の朝市でなしえなかったのは、観光市場にできなかったこと、そして魚離れを止めれなかったことでしょうか。

 後に続く人たちにとっては、苦痛で辛い仕事かもしれませんが、子どもたちのうれしそうな目を糧にしていただければと思います。

蛸の写真 
松山は蛸の漁獲高が過去に日本一になったことがあるほど蛸がよく採れています。生の刺身や天婦羅、蛸飯ほか地元には蛸料理のフルコースを出してくれるお店もあるんですよ。

          ホゴの写真 
ホゴの煮付けは最高です。

  岩牡蠣の写真 
この時期、牡蠣は冬の食材と思われがちですが岩牡蠣は別。しかも地元でこんな大きな岩牡蠣が採れるんですよ。これも絶品です。

    屋外のイベント風景 
今日は熱かったので、屋外でイベントに参加していただいた方々は本当に大変だったと思います。
お疲れ様でした。特に地域経済課課の皆さんはゆっくり休んでください。

まつやま子どもの日イベント

2008年08月08日 18時00分20秒 | その他
 コミセンでのイベント

 今日8月8日は、子どもに関する日(ひな祭り3月3日と端午の節句5月5日)を足すと8月8日になるということから松山市ではこの日を「子どもの日」及び「こども週間」に指定しています。
 これは「松山市子ども育成条例(平成16年4月1日/http://www.city.matsuyama.ehime.jp/ICSFiles/afieldfile/2007/03/27/p1.jpg)」の制定にともない、同条例の普及啓発を図るための事業としてスタートしました。
 この期間は松山市の公共施設が無料になったり割引になったりします。
 そして、今年からは民間の伊予鉄梅津寺パークの入場料が無料になるなど、さまざまな期間等で広がりを見せています。
 これも、地域社会全体で子どもたちを育もうとしている表れではないかと感謝しています。

 そして、コミセン(http://www.maps.or.jp/comcen/comcen.htm)で行われていたイベントを二つ見てきました。
 その一つが、コスモシアター(プラネタリウム)であった「アラスカとオーロラになったサムライ(和田重次郎)を観る会」と中央図書館であった読み聞かせイベントを観てきました。
「アラスカとオーロラになったサムライ(和田重次郎)を観る会」では、地元放送局の協力を得て実現化したのですが、このようにさまざまな企業、団体や個人に助けていただきながら今後も広げてまいりたいと思っています。
 協力をいただきました関係者の皆様、本当にありがとうございました。

アラスカとオーロラになったサムライ(和田重次郎)を観る会に参加いただいた皆さん


アラスカとオーロラになったサムライ(和田重次郎)を観る会開幕のテープカットの様子


中央図書館で行われた読み聞かせイベントの様子

無情の雨

2008年08月07日 08時35分34秒 | その他
 八坂地区夏祭り

 公民館事業は屋外事業がつきものです。
 その屋外事業で一番心配なのは、天候です。

 そして、今日、夕方から八坂小学校で行われた夏祭りに行ってきました。
行ってしばらくすると大粒の雨が降り始めました。
そうなると人の出足が悪くなります。

 この日のために関係者は準備をしてくれているのに、それが徒労に終わりかねません。
昨年の夏祭りは、雨で二つの地区の祭が流れました。(内、一つは体育館で行われました。)
今年は、猛暑の反面、雨が少なかったため今まで中止はありませんでした。

 そして、雨が降ったりやんだりの状況の中で踊りの輪もでき、一安心でした。
 3ブロック(道後、八坂、番町、東雲、素鵞、桑原:http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)公民館の館長や主事さん、書記さんたちも心配して駆けつけてくれていました。

 雨が欲しい松山ですが、イベントの時間だけは降らないでください。
 

見えない準備

2008年08月06日 20時55分21秒 | その他
 三世代交流キャンプ

 八坂公民館(http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)では毎年、西予市野村町に三世代交流を兼ねたキャンプに行っています。

 三世代が食事・遊び・寝泊りをともにすることによって核家族化によって失われかけた家族愛や人間愛といったものを呼び起こそうということが根底にあります。
八坂公民館は、松山の中心部にあり住居形態もマンションを中心とする集合住宅が増えているエリアだけに、この事業は大いに意義があると思います。

 受け入れ先の渓筋(たにすじ)公民館及び小学校では地区あげてのもてなしをしていただいているようで、全国に公民館というネットワークをもっている私たちの強みかもしれません。

 また、この事業にあたって事前に公民関係者及び大林公民館主事は何回か現地を訪れ打合せ等をしてくれています。
実は、この事前の打合せが本番を円滑に迎えられるかどうかが決まるのです。

 公民事業は総じてこの前準備が大変なのです。
 その行為は、まったくスポットライトが当たりません。
 しかし、誰に認められなくとも黙々と作業を行わなければしっぺ返しがくるのです。
 そういう意味では、真摯にこの縁の下の力持ちに徹する必要があります。
 このことを楽しんでやれるかどうかが公民館主事の評価であり、楽しめれるようになれば、将来どんな仕事をしても人に助けられながら実現化できると思います。

社会教育主事講習

2008年08月05日 22時32分54秒 | その他
 熱が入りすぎて熱が出た

 今日、愛媛大学の方から社会教育主事講習の社会教育事業計画のコマをいただき話をさせていただきました。

 3時間という長丁場でしたが、今、社会教育の現場や抱える問題点についてわかりやすく話したつもりです。
そして、これからの目指す方向性や考え方についても話させていただきました。

 対象は社会教育主事の資格を取ろうとしている人たちなので力が入りました。
同資格はマイナーなイメージがあり、生かす道が限られているため受講者が減ってきているようですが、私自身はこれからまちづくりや地域社会システムをつくろうとする人たちにとっては大事な資格ではないかと思うのです。

 しかし、理論ばかりだと面白くないかもしれないと思い、現場の話をすることで応用につながるように話したつもりです。

 内容については、次のような骨子でした。

 ・公民館の変遷と社会的役割について
 ・世代間の価値観形成とニーズへの影響について
 ・新たなコミュニティの形成について
 ・地域再生と公民館の役割について
 ・地域社会システムと公民館の役割について
 ・望まれる社会教育主事像とは?
 ・社会教育事業にマーケティングの発想を取り入れる
 ・社会教育事業計画を立てる前に注意すること
 ・従来の社会教育事業計画手法とは
 ・社会教育事業にもライフサイクルがある。評価より改善を。
 ・今、旬なテーマとは
 ・情報発信の重要性とコツ
 ・地域のプロデューサーを目指して

 あまり熱を入れて話したため、夜、熱が出てしまいました(多分風邪だとは思いますが...)

レギュラーが出ない試合

2008年08月04日 21時15分13秒 | その他
 夢よ、もう一度

 スポーツはさまざまな精神鍛錬の場でもあります。
 何年努力してもレギュラーとして試合に出れない選手はたくさんいます。
 むしろレギュラーになれることの方が少ないからこそ、そこを目指してがんばれるのかもしれない。
 それでもその努力が報われない選手の方が多いのです。
 恐らく、最後のチャンスまで希望を持って努力をし続けていても報われず、人生の不条理を味わうことになります。

 そして、レギュラーになれなかった子どもだけの軟式テニスの大会が先日行われました。
また、この試合の裏方はレギュラーの子どもたちがつとめたそうです。

 この試合を開催することをどう捉えるかは勝手です。
 しかし、その試合に出れた子どもたちにとってはどうでしょうか。

 「試合勘」みたいなものがあると聞いたことがあります。
でも、その勘は試合に出ないことには養われません。
野球なら、二軍対抗の試合みたいなものがあって、その勘が養われ、いつでも一軍に上がった時に即戦力になります。
 でも軟式テニスには二軍もなければ二軍だけの交流試合もない。
 他のスポーツでもこの種のスポーツは多い。

 なにが言いたいかというと、夢を追い求める者にとって一度の失敗ですべてを諦めなければならないことほど、辛いものはありません。
 せめてもう一度だけでも
 もっと欲を言うなら、チャンスは何度でもある方がいいと思うのです。
 そして、挑戦者はそのことに甘んじることなく、常に「ラスト・チャンス」のつもりでがんばる。

 チャンスは平等に。
 そして、夢は一度きりではない。
 夢よ、もう一度

 そんな社会があってもいいと思うのは私だけでしょうか。