走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

小朝流 ほめる作法

2010年01月27日 00時33分35秒 | 考え方
 NHKの番組を観ていて、今、社会全体が疲弊していて、市場原理主義は各々ノルマ漬けで疲れきっており、メンタルな病気にかかり、ひどい時には死に至るという。
自殺者が年間3万人も超えている現状の中ではうなずける。

 そして、現代の若者が子どもの時から怒られずにほめられて社会に出てきたために、怒られるとダメージが倍増するという。

 落語家の小朝さんは、その解決策を次のように言う。

 「ただ、ほめればいいと思っているがそれじゃあいけない。
  相手を安心させて上げられる言葉じゃなきゃいけないんです。
  あなたが必要なんだという思いが伝わるような言葉じゃなきゃいけないんです。」と

 今、社会全体で、互いをほめあうことが大切な世の中になってきている。
 だからと言って、流行後にもなった「ほめ殺し」ではないが、単にほめるだけではいけない。
 あなたという存在が大切なんです。
 それが伝わるほめ言葉でなければ、相手が安心できないし、次につながらない。

 でも、世の中がそんな言葉であふれ出すととても素敵な世の中になるのに...