走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

インフォメーション

2009年03月29日 22時15分07秒 | その他
     大黒座コーラス 第三回演奏会

 日時:平成21年4月5日(日) 14:00開演
 会場:久谷里山劇場「大黒座」(久谷郵便局前)
 主催:大黒座コーラス
 共催:大黒座運営委員会、NPO法人 地域共創研究所nora
 後援:坂本公民館、荏原公民館
 協力:チーム弥源、坂本屋運営委員会、久谷夢工房、
    愛媛中央農協坂本出張所

<プログラム>
 開 幕:クラブソング 歌はよろこび
 第一部:ふるさとの四季
 第二部:ロシア民謡
 第三部:ピアノとトランペット演奏
 第四部:世界の名曲となつかしい歌
 第五部:みんなで歌おう
 閉 幕:今日の日はさようなら

※詳しい問い合わせは、坂本公民館(http://www.matsuyama-people.jp/04/sakamoto.html)まで

たぬき祭 情景

2009年03月29日 19時43分50秒 | その他
 たぬき祭の写真をいっぱい撮ってきましたのでご紹介します。


 今日はお祭りということで、沿道にのぼりが立ちました。

               
      二体の狸が立っています。両方とも男の子でした。


 祠(ほこら)? 大きな狸が守っています。

               
               この狸の顔はこわい?!


 今日はお坊さんが拝みにこられてました。

                  
 「般若心経」と書かれた箱の下をくぐると、無病息災・家内安全になるそうです。三回もくぐってしまいました。

           
           プロの太鼓演奏も披露され拍手喝采でした。


 地元子どもたちによる「狸歌舞伎」も披露されました。ちなみに見入っているのは中村時広松山市長です。

                        
               坂本公民館主事の山本君もがんばっていました。

松山騒動八百八狸物語

2009年03月29日 18時55分43秒 | その他
 今日は久谷・坂本地区(http://www.matsuyama-people.jp/04/sakamoto.html)の「たぬき祭」に出かけてきた。
 同祭は、「松山騒動八百八狸物語」の原話がもとになり、それを狸祭としてつなげています。
その噺は次のようなものです。


 四国は国内随一の狸伝説の宝庫といわれ、松山にも数多くの狸噺が語り継がれています。
中でも「松山騒動八百八狸物語」は「証城寺(しょじょじ)の狸ばやし」、「文福茶釜(ぶんぶくちゃがま)」と並び日本三大狸噺として知られ、大正から昭和20年代にかけて幾度も映画化されたほか、近年では高畑勲監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」にも登場し、霊験あらたかな狸の親分として活躍しました。

 「松山騒動八百八狸物語」は「伊予名草」などをもとに、江戸時代の終わりごろ、講談師・田辺南龍が講談として創作し、一世を風靡したことに始まるといわれていますが、そのモチーフとなったのは大飢饉に伴う松山藩のお家騒動。

 時は享保17年(1732)年。
松山は5月から長雨による麦の凶作と、その後の干ばつや虫の大発生で、稲がやられ、松前町辺りでは野に一草もなくなってしまうほど植物は食い尽くされてしまいました。
 世にいう享保の大飢饉です。
秋には藩内の餓死者は幕府への届出だけでも3,489人にも及び、米価は前年の10倍に余る暴騰ぶりをみせました。
藩では武士の棒禄に制限を加え、飢餓にひんした庶民に救助米や賑救品を給与する一方、幕府から1万2,000両を借用し、高騰する米価を抑える工夫をするものの、いっこうに利き目はなく、翌年、藩主・松平定英は死去。その直後から家老、目付けといった藩政の重鎮たちの派閥間での争いが始まる一方、久万山26ヶ村(現・松山市坂本地区も含む)の農民たちは生活難から貢租税減税の直訴を決行。
 ついに隣藩の大洲藩に3,000人に迫る農民が流入するといった実力行使に至ったことで、ようやく藩は歩み寄り、農民側の要望が半ば受け入れられるかたちで決着が着きました。
農民騒動としては全国的にもさきがけとなった珍しい成功例といってもいいでしょう。
 江戸庶民の喝采を受けた「八百八狸物語」。
生きるために命がけで闘った生活者(農民)たち。
講談師たちはその必死の姿を狸に置き換えることで公儀にはばかることなくこの噺を語り広め、その時代をともに生きた人々の心を励ますこととなったのでしょう。

 松山市久谷町
  久谷中組狸祭保存会・説明書きより