走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

流石(さすが)

2009年03月15日 23時52分22秒 | その他
 今、放課後子ども教室の運営について永続的に続けていくためには、さまざまな準備をしておく必要があると思っています。
この事業は、地域のボランティア力を活用して運用していく事業なのですが、継続するためには運営スタッフの新陳代謝が機能として備わっていないと、継続は難しいと思っています。
つまり、後継者がいない組織は高齢化し、いつしか消えていく運命にあります。

 また、人材が変わるたびに方針が変わるようでは、子どもたちは迷ってしまったり、せっかく伸び始めていても意欲が低下する可能性があります。

 そのためには、ある程度、基礎的なところは余り変えない教育プログラムで構成する必要があると思うのです。
 また、年間240日間稼動させるためには、さまざまな教育プログラムが必要だとも考えています。
 さらに、教える方法にバリエーションがある方がいいとは思いますが、「教える」という基本がわからないまま、漠然と子どもたちに向かい合うのと、そうでないとでは、随分とちがうような気がするのです。

 「人は、人によって育てられる」とするならば、教えるという技術をある程度、確立する必要がありますが、そこは学校の先生とはちがいますから、こまかな部分まで制約する必要はないと思っています。
何がいいたいかといいますと、人材育成のための研修プログラムは、むしろ人間形成としての重要なものを教えられる指導者育成にポイントを置いた方がいいと思うのです。

 そして、愛媛大学の教育学部の先生たちの力をお借りして、さまざまな教育プログラムや研修プログラム等の構築に向けた取り組みをスタートしております。
 例えば、こちらがテーマとして「体力向上プログラム」を掲げますと、その狙いとして「からだづくり」、「こころほぐし」、「なかまづくり」にわけてかえってきました。

 なるほどであります。
私たちは、「体」と言われると、つい筋力向上運動をイメージしてしまいますが、小学生の子どもたちは成長過程ですから、「からだづくり」となるわけです。
また、運動をすることで過度の緊張やストレスの発散が必要な子どもたちが増加している現実を見ると、「こころほぐし」となるわけです。
さらに、ともに運動することで連帯意識や絆を深めることで友達をつくることができますから、「なかまづくり」となります。

 いかに自分の思考が画一的か反省をさせられます。
 でも、「餅は餅屋に任せるべきだ」と居直る自分がそこにいます。