家庭の食生活について現状がいかなるものか、冷凍加工食品メーカーの開発室の方にお話を伺った。
メーカーでは、消費者のニーズがどこにあるのか、生活環境の変化も含めて絶えず悩みつづけているとのこと。
そして、最近、痛切に感じるのは、若いお母さん方が料理をしなくなったということである。
かつて、包丁がない台所があるというのを聴いて、仰天したことがあるが、「まさか」と思った。
しかし、本当にそれに近い現象が広がっているという。
「包丁」にとって替わったのは、なんと「ハサミ」だというのである。
つくる料理は、冷凍加工食品(正式にはつくるとは言わないかもしれない)。
封を空けるのに、ハサミで「チョッキン」と開けて、レンジで「チン」するだけ。
こういう親を見て育った子どもが、果たして料理をするだろうかと思った。
今、私たちの職場でも「食育」の大切さを痛感し、力を入れている。
しかし、現実はどんどん理想とはかけ離れていっているような気がする。
栄養学にたった「食育」の大切さもわかる。
でも、食育は様々な観点から教える必要がある。
さまざまな「生命(いのち)の大切さ」や「食材をつくってくれた人や、料理をしてくれた人への感謝の気持ちを深める」といったことも、学びの大きな要素だと思う。
どうかお母さん、少しづつでいいですから、愛という調味料をかけてあげてください。
メーカーでは、消費者のニーズがどこにあるのか、生活環境の変化も含めて絶えず悩みつづけているとのこと。
そして、最近、痛切に感じるのは、若いお母さん方が料理をしなくなったということである。
かつて、包丁がない台所があるというのを聴いて、仰天したことがあるが、「まさか」と思った。
しかし、本当にそれに近い現象が広がっているという。
「包丁」にとって替わったのは、なんと「ハサミ」だというのである。
つくる料理は、冷凍加工食品(正式にはつくるとは言わないかもしれない)。
封を空けるのに、ハサミで「チョッキン」と開けて、レンジで「チン」するだけ。
こういう親を見て育った子どもが、果たして料理をするだろうかと思った。
今、私たちの職場でも「食育」の大切さを痛感し、力を入れている。
しかし、現実はどんどん理想とはかけ離れていっているような気がする。
栄養学にたった「食育」の大切さもわかる。
でも、食育は様々な観点から教える必要がある。
さまざまな「生命(いのち)の大切さ」や「食材をつくってくれた人や、料理をしてくれた人への感謝の気持ちを深める」といったことも、学びの大きな要素だと思う。
どうかお母さん、少しづつでいいですから、愛という調味料をかけてあげてください。