走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

グスタフの志(こころざし)

2007年09月29日 09時58分12秒 | その他
★☆☆ 夢の扉

 6年前に知り合いになったスウェーデン福祉研究所長のグスタフさんが、9月30日(日)の18:30から19:00にあいテレビ(TBS系)が放映している「夢の扉」という番組に出演するそうです。
 テーマは、「介護する家族も楽に・・・最新認知症ケア」です。

 彼は、高校のときにホームスティで日本に来て以来、剣道を始め(四段だったと思います...)、大学時代も日本にやってきて、ついには日本の企業に就職までしてしまったという変わり者のスウェーデン人です。(何が変わっているかというと、NHK「のど自慢」にも出演している変な外国人です。)

 彼はこよなく日本を愛してくれており、日本人が古来より有している「礼に始まり、礼に終わる。」という精神が大好きだと言ってくれました。
でも、この精神がだんだんなくなってきたと、ここ十数年の日本を見てきた彼が嘆いています。
だからこそ、人格を尊重するスウェーデン福祉の手法を日本の中に浸透させたいと。
日本人だからこそ理解できるとも語ってくれました。

★★☆ 士(モノノフ)の心

 ある日電話がかかってきて、「竹村さん、『ラスト・サムライ』観ましたか?あれこそ、日本人の精神です。」といきなり切り出すので、
「グスタフ、サムライは『士(モノノフ)』とも言います。そして、その下に『心』をつけると、『志』になります。」と応えると、
「オオーそうですね。『志』はサムライからきているのですね、そうですね。二人で日本の福祉を変えようという『志』をもってがんばりましょう。」

 あれから月日が流れ、順風満帆とは言えませんが、二人には、その志が今も持ち続けられています。