走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

松山適塾

2007年09月27日 20時33分39秒 | その他
☆★☆ 今の若者も捨てたもんじゃない

 今、有志ある若い職員を募り、隔週の木曜日朝7:00から8:00の一時間勉強会を行っております。最初はどうかなと思っていたのですが、5回以上続いたので、公表させていただくことにしました。
 この勉強会の名前を「松山適塾」といいます。
 「適」とは、願いがかなうなどの意味があり、私が好きな漢字の一つです。
緒方洪庵の私塾の名前から命名しました。

 内容はというと、何しろ私が先生ですからカチッとしたものではなく、理論よりも精神論的な話ばかりで、受講生には本当に申し訳ないなあと思いながら続けています。
 でも受講生の皆さんに気づいてもらいたいのは、どのようなことでも継続することの大切さ、たった一時間でも大切に使えば自分の財産になっていくということ、それだけわかっていただくだけでも凄いことだと思うのです。

 そして、今は、私が課題を出し、それぞれに自分の考えでレポートにまとめていただき、そのレポートをプレゼンしてもらってから、他の受講生が思い思いに意見を出し合うという形式をとってもらっています。
実は、この課題には答えがありません。
でも、行政マンは地域社会システムを構築していく責務があります。
己の考えも持たず、「まち」を語ることなどできないはずです。
でも、それは時に前例のない方向性を出さなければならないことがあります。
ですから、課題1ではあえて答えがないテーマにしました。

 でも、出てきたものは、なるほど、フムフムといった具合で、いつのまにか自分が受講生になっていました。

 どうか、みなさん、「今の若いやつは、...。」なんて油断していたら大変なことになりますよ。