走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ビルの谷間の大運動会

2007年09月22日 19時32分28秒 | その他
★☆☆ 番町大運動会

 今日は、松山の中心部にある番町小学校(http://www.matsuyama-edu.ed.jp/~s.bant/index.htm)で公民館と小学校の合同運動会が開催されました。
 番町小学校は、藩学の流れをくむ百有余年の歴史と伝統を誇る学校で、数多くの有為な人物を輩出してきました。特に、文学面において、高浜虚子・河東碧梧桐をはじめ、多くの俳人を育てながら、俳句革新をやり遂げ、文学に多大の影響をもたらした正岡子規も出身です。
 しかし、こんな歴史ある小学校も中心市街地の空洞化にともない、子どもたちが激減し、よもや廃校になるのではと関係者をヤキモキさせたのですが、通学区の弾力化にともない子どもたちの数が倍に増えたそうです。
でも、他校と比べるとまだまだ少ないため、旧市内ではめずらしく公民館と合同で運動会を実施しています。

 このように運動会を小学校と合同で行える利点としては、学校との連携が必要不可欠で、互いの足らざるところを補完しあえることです。
「学社融合」とか「学社連携」という言葉がありますが、難しいことではなく、地域社会と学校が共通の事業をともに行うことから始めれば、実現できるのではないかと思うのです。

 ところで、今日は、少し早めに会場入りし、赤松校長先生と小倉公民館長に挨拶した後、来賓席に座っていると、「早起きは三文の徳」と言うべきか、二つも子どもたちと一緒の競技に出させていただきました。
 その時にふと感じたのは、出場する時に子どもたちと手をつないだのですが、子どもたちがなかなか最初は手をつないでくれなく、(そんなに怖かったのかなあ??)、半分無理やり手をつなぐと力が入っていないことに気づきました。

 なんとなく、子どもたちは自分以外の人の手も温かいということを知っているのかなと余計なことを考えてしまいました。