走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

一館一品運動

2006年10月04日 01時11分03秒 | その他
 一昨日、素鵞公民館に岡山の総社市から35人のお客様が来られました。
素鵞公民館が表彰されたのを聞きつけての、先進地視察であります。
私はというと、挨拶に来てくださいと事前に武田館長から招聘されていましたので、茶の間の賑わいくらいになればと思い、駆けつけました。
地域の役員の皆様も出席され、さぞかし総社市の人たちも喜ばれたと思います。
(武田館長、関係者の皆様、そして谷本くん、お疲れ様でした。)

 そして、帰りに手づくりの「茄子のわさび漬け」をいただきました。
これが、とっても気に入ってしまい、レシピーが欲しいと思わず思ってしまったのです。

 そのときです。ビ・ビーっときたのです。
過去に大分県の平松知事が「一村一品運動」なるものを提唱し、県産品の育成とブランド化を行った手法を思い出したのです。
当課では、「オンリーワン事業」というのがあります。
この事業は、地域の特性を活かしながら、チエ比べをさせようというものでありますが、もう一つ目的に沿っていないような気がしていたのです。
そこで、この事業を地域の人づくりとして位置づけようと考えていたのですが、わかりやすい方法がないものかと思っていました。
そうか、「食」だ。
まず、当課からキーワード「食」を投げかけ、それぞれの公民館で一品食べれるものを創ってもらおう。
しかし、単に創るだけでなく、売れるものを創ってもらおう。
また、その地域に縁のあるものと限定しよう。
そして、「フード・コーディネーター」なる人を決めてもらい、その人に開発から生産まで、地域の人たちを動かして創りあげてもらおう。
できた商品を一堂に介して、フードフェスタを開催し、優秀作品を表彰するとともに、販売し、その収益を公民館の運営費に当ててもらおう。
ついでに、公民館活動の情報発信もあわせて行ってしまおう。
なんて、自分では、グッド・アイデアだと思い、部下に提案してみようと思ったのであります。
恐らく、駄目だしされる可能性が強いのですが、先に、こうやって公表してしまえば、いきなり駄目だとはいえないと思い、勇気を出して公表することにしました。

また一人伝道師が増えました。

2006年10月04日 00時48分59秒 | その他
 当課に、公民館指導チームの内勤で、紅一点の円(まどか)ッチと呼ばれる女性スタッフがいます。
春先、彼女は、何か人を近づけないオーラーのようなものを発していました。
 自己表現も決してうまいとは言えませんでした。
 でも、その彼女が、すごく変わってきたのです。
どう変わってきたか、きちんと自分の思いを簡潔に説明するようになったのです。
(元来、その能力を有していたのでしょうが、どこか出し惜しみをしていた感があります。)
その本質をつく意見を聴いていると、その利発さが感じ取れます。

 そして、彼女のことでうれしいことが2つあります。
 一つ目は、現在、進めている「公民館元気倍増プラン」を担当者以外にも説明し、課内の意思統一を図っておこうということから、天(あま)ちんと円ッチにそれぞれ先生をやってもらうことになったのです。
そして、二人とも無難に先生をこなしていました。
特に、円ッチは、かなり復習した後が伺えました。
内心、また、改革の伝道師が増えたなと、思わず微笑んでしまいました。
 そして二つ目は、昨日、彼女に頼んでいたデータが仕上がって送られてきたときのことです。
それが、何と私の予想を上回る細やかなものでした。
私は、それほど深い指示をしていたわけではありません。(いつものことなのですが)
凄ー!!
この細やかさは、私がそのデータを何に使い、その後、展開していく中で、どのようなデータを必要とすのかを予測したものでした。
恐れ入りました。