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シーズン2

憲法で1問(68)

2014年03月23日 08時02分00秒 | 憲法過去問

 外国人の人権に関してですけど,正誤の判別に関しては,問題のレベル的にそれほど難しいというものではないと思います。

 行政書士試験の憲法でも,ここは判例に注意が必要なところですね。

                  「問題」

 外国人の人権に関する次のアからウまでの各記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、それぞれ正しい場合には1を、誤っている場合には2を選びなさい。

 ア 外国人の政治活動の自由は、我が国の政治的意思決定に影響を及ぼす活動であっても、憲法上保障される。

 イ 我が国に在留する外国人には、居住する地方公共団体の長及びその議会の議員に対する選挙権が憲法上保障されていない。

 ウ 社会保障の施策において外国人をどのように処遇するかについては、憲法上立法府の裁量に委ねられている。

      (平成25年度司法試験 短答式公法系科目 第1問)


2 コメント

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お世話になっております! (生ビール)
2014-03-24 19:41:42
お世話になっております!
行政書士試験受験生の生ビールです^^
憲法や行政法はもちろん、民法についても他資格の過去問を見ておこうと思います。
貸金の民法は行政書士試験合格のためにはかなり有益な出題内容だと感じますので、第1回~第8回までの民法は全て見ておいた方がいいでしょうか?
また宅建の民法はどこまで見ておけばいいでしょうか。やはり過去10年分+平成26年度分の出題は見ておいた方がいいでしょうか?マン管と管業についても教えてください
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>生ビールさん (とくさん)
2014-03-24 20:21:02
>生ビールさん

こんばんわ

行政書士試験まであと7か月半ですね。

今から地道に積み上げていけば,11月には確実に合格圏内まで持っていけますので,ペースを崩さずに進んで行きたいですね。

他資格(他試験)の過去問ですけど,貸金試験の民法は特に第5回から昨年の第8回を中心に見ておいたほうがいいと思います。

初期の頃の第1回~第4回試験の問題は,ちょっと目を通しておく程度で大丈夫です。

急激に難化した第5回以降の問題を特に入念に,という感じですね。

宅建については,できれば過去10年分ぐらいまでさかのぼれれば一番なのですが,最低5年分ぐらいはやっておいた方がいいと思います。

宅建の民法は一年で10問出題されますので,50問分ということになります。

今年26年度の問題は,宅建試験終了後,「住宅新報」や「週刊住宅」に問題と解答・解説が掲載されますので,その時には是非見ておくべきだと思います。

マン管と管業試験の民法は,どちらかと言いますと,傾向,論点が不法行為や瑕疵担保責任等に関するものに偏ってしまうことが多いんですよね・・・

又,区分所有法との複合問題になる場合も多いので,この2資格の民法は行政書士試験用の対策としては,ちょっと範囲が狭まってしまう可能性はありますね。

ただどちらも相続の問題などは検証しておいた方がいいと思います。

そして,試験までもう2か月を切っています司法試験と司法試験予備試験です。

特に司法試験の民法(短答式)は,問題が公開された後にひととおり見ておくべきだと思います(司法試験の場合,民法に限らず憲法,商法・会社法,行政法も見る必要がありますが・・)。

司法試験予備試験の方は,年にもよりますが,論文式の民法の問題が行政書士試験の記述式に参考になる場合がありますので,できればそちらの方も,という感じです(かなり難しいですけどね)。

さらに7月には司法書士試験があります。

司法書士試験の民法は20問あります。

こちらの方も問題が公開された後に,いちおう目を通しておいた方がいいですね(司法書士試験から行政書士試験までは4カ月ですので,7月のあたりでどれだけやれるかの目安になると思います)。

このあたりまで見ておけば,11月の本試験の頃には,ほぼ鉄壁の備えでどんな論点,レべルの問題にも充分過ぎるぐらい対応できると思います(あくまで目的は行政書士試験の合格ですので,他資格,他試験の問題は,できなくても悲観することはありませんからね。問題を見ておくというのがポイントです)。
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