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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

正調さつま料理に学ぶ・熊襲亭

2019-11-20 17:05:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★



薩摩藩、島津家といえば、外様大名でも、名だたる御大家。琉球との交流の歴史も古くからあり、開かれた目をおもちのはず。それが、明治維新への力の基ではないか。
されど、西郷さんの最期に見えるように、流れに乗り切れない者への情を切り捨てることはない。人の暖かさが伝わる気性を育てる土地柄もあるのでは?(ニッコリ)

なかなか、行くことの難しい鹿児島にいく機会には、ぜひ、薩摩料理に触れてみたいと、願っていました。

今回、思いが叶って、天文館にある熊襲亭さんに、予約がとれました。お店は昭和四十年代にの始りですが、「食はあらゆる文化の母胎、その源流を受け継ぐ郷土料理を、一堂に味わっていただきたい」という、初代の言葉にひかれました。(ニッコリ)



(メニューから複写した写真を、使わせていただきました)
お料理は、本来は、全部一堂に並ぶ、壮観な設えらしいのですが…。
食の遅いワタクシ、最初の温度や香りが失われるのが苦手でして。お願いして、ゆっくり、味わえるように、供していただきました。

この後の記事は、ひと料理毎の写真になります。皆様のイメージの中では、こちらのお膳を思い浮かべながら、読んでください(ニッコリ)。



掘炬燵の形に設えた、塗りの座卓には、お敷きの代わりに、熊襲と対峙する日本武尊の絵がありました。ちょいブラック・ユーモア?!(笑)

日本書紀もまた、勝者を正当化する歴史書だね……等と、語り合いながら、焼酎を選びます。



常は冷酒党のワタクシ。お店でうかがえば、料理に一番あうのは、焼酎のお湯割りとのこと(ニッコリ)。

それなら、注文します。
黒じょかに森伊蔵、湯筒は熱く。

大振りの杯には、中に線がひいてあって、そこまでお湯を注ぎ、それから、焼酎を、との指示。温度差で対流するので、かき混ぜなくて、大丈夫と言われて、ニッコリです。

さぁ、準備ができました。
では、長い記事を始めます(笑)。

■正調さつま料理 熊襲亭(くまそてい)、鹿児島市東千石町6-10


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街に微笑む・アミュプラザ鹿児島

2019-11-20 12:08:00 | 旅日記
★飛び込み記事です★



次の所用地、鹿児島に到着したのは、夕闇せまる頃でした。
鹿児島中央駅の改札をでると、拡がるのは、北欧のクリスマス・タウンを思い出す風景でした。
美しい! 風の暖かい街にいるのに、雪の白さを思わせる、素敵な灯りたち(ニッコリ)。





バス・プールに向かう道筋には、灯りのボールが並んでいて。
万華鏡のように、見える楽しさ、美しさ!

あ! この景色は、ちびの日の…。
絹糸で刺繍した、おひいさんの手毬!(微笑)
お姫さまの手毬とは、江戸時代の御殿毬のことです。お正月だけ、ちびの手元にわたされる、座敷遊びの手毬でした。

ずいぶんと忘れていた風景に、鹿児島で出会いました。(ニッコリ)

■アミュプラザ鹿児島、JR鹿児島中央駅にて


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熊本の恵み4:親子小丼にて締め括り

2019-11-20 04:44:00 | 日いづる国の伝統食


■すき焼き鍋の最後を親子小丼に仕上げてもらう

うふふ。つやつやの玉子とじ♪
具材を全て、美味しく食べきった、天草大王のすき焼きの鍋。焼き汁、旨たれを、最後に、仲居さんがまとめてくれます。


さて、時間軸を戻します(ニッコリ)。



新たに加わった品は、卵、小葱、塩、ご飯2膳、です。



仲居さんが、すき焼き鍋を暖め、卵を流し入れ、じっと待って、くるくる。さらうよりも、液体と空気を、抱き込むような、木ベラ使いでした。



お玉にかえて、ふんわりよそってくれました。



親子小丼のお供は、小葱の味噌汁(赤の合せ味噌)、香の物です。

あはは、冷酒の升も、残っています。この玉子とじ、ラストのアテになるのです(笑)。



いただきます!
フワトロッの艶玉子……うん!
鶏はもう居ないのに、豊かに薫ります。天草大王の強い旨さを、味わい尽くしました。

熊本の大地の恵み、人の仕事の確かさと、もてなしてくださる気持ちの温かさに、ワクワクした時間でした。
次に熊本に訪れる折には、阿蘇の草千里を歩き、さくら肉をもっと(笑)、赤牛も食してみたいと、楽しく思う時間でした。

■すき焼き 加茂川、熊本市中央区上通町


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