小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

映画『きっとうまくいく』

2014-09-16 | つぶやき
先週、時代小説家のAさんから電話があった。

「あなたは『きっとうまくいく』という映画、観たことありますか?」とAさん。
「いいえ、ありません」
「じゃあ、ぜひご覧なさい! 僕はもう3、4回観たよ」

これまでAさんの5本の指に入る映画は、
『アラバマ物語』『ショーシャンクの空に』『夢の香り』『七人の侍』と、
もうひとつは忘れてしまったのだけど、
その5作品を凌ぐ感動巨編なのだという。

「巨編」と言ったのは上映時間が2時間50分もあり、
劇場で観覧する場合は「トイレを我慢しなくちゃいけないから」ですって。

『アラバマ物語』は私がオススメして気に入ってくれたもの。
『ショーシャンクの空に』は私も大好きなので、この映画の話では盛り上がる。
『夢の香り』は観たことがなかったけれど、Aさんがビデオを贈ってくれた。

私なら『夢の香り』より『ニューシネマパラダイス』『ライフ・イズ・ビューティフル』を
5本の指に入れるかな。

インド映画だということにちょっと驚いた。
インド映画といえば、すぐにはあの『踊るマハラジャ』しか思い浮かばず、
顔の濃い人たちが歌って踊る、派手でにぎやかなイメージだった。

Aさんには触発されるなあ、父より1歳年上の85歳なのに、
何でも柔軟に受け入れるし、受け入れられるんだもの。

明日17日にAさんと会食することになっていて、
「そのときにあなたが観ていれば、きっとその話で盛り上がるよ」
などと言われたものだから、先週TSUTAYAに出向いてDVDを借りてきた。

物流関連の社史やホリ協の会報に掲載する書籍紹介の執筆作業に追われ、
ゆっくり観る時間がなかったのだけど、昨夜遅くなってようやく観ることができた。

面白かった! Aさんの言う通りだった。

確かに出演者全員が踊って歌うシーン満載で、インド映画の特有の華やかさ。
でも、学歴を重視する教育への批判や若者の自殺などの社会問題も描かれており、
シリアスなのに笑いと涙を誘う3人の友情と愛の物語、
実に巧みに組み立てられた、素晴らしいストーリーでした。

明日のランチはきっと『きっとうまくいく』の話で盛り上がるでしょう。
うん、Aさんが「5本の指に入る」「№1かもしれない」と言うのも分かる。

「きっとうまくいく」、とてもステキなおまじない…、きっとうまくいく。
そう、そう強く思っていれば何か辛いことがあっても、きっとうまくいくよ!

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