小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

朝霞の森へ

2014-09-19 | 犬&猫との暮らし
予定を前倒して原稿を納品できたので、カヤを連れて、「朝霞の森」に行った。


ここ1週間あまり、長時間パソコンに向かう日々が続いていて、
首の根もとが痛み、クワシャでのセルフケアでしのいでいたのだけど、
追いつかなかった。

珍しく、マッサージをしてもらいに行こうかと気弱になった。
でも、ふと、それより大きな木に会いに行こう、と思った。
きっとこれは自然欠病症なんだよ。
電磁波にやられっぱなしだったんだもの。

朝霞の森は、晩年のクリをよく連れて行った場所。
起伏のある河川敷の道より平坦な朝霞の森のほうが
足が萎えたクリには、歩きやすいと思ったからだ。

クリが亡くなってから、初めて訪れた市民広場、人影はまばらだった。
みんな、蚊に刺されたくないからかな。

そういえば、今年1月、朝霞の森で手榴弾に似た金属物が見つかり、
市からしばらく閉鎖するという発表があった。

ここは戦時中、軍服などを作る旧陸軍の被服廠があった場所だそうで、
戦後は米軍が接収し、米軍基地「キャンプ朝霞」として使われていた。
返還された後、数年前に国家公務員宿舎の建設が計画されたのだけど、
市民ほか、あちこちから反対の声があがって計画は頓挫。
そこで一昨年、市民広場として開放したのだ。

久しぶりに行ったら、中央の広場は草ぼうぼう。


「草刈りをしないエリア」の立札に、
取ってつけたように「生き物のすみ家」と書いてあったけれど、
多分、こまめに草刈りをする費用がないのだろうと思う。


カヤは、慣れない土の上がまだあまり好きではないみたい。
あくびを連発していた。


20メートルくらい歩くにも、何度も立ち止まるから、
駐車場に戻るまでとっても時間がかかったけれど、カヤを待つ間、
私はたっぷりとモミジ葉スズカケやシラカシの大木を眺め、
首を回しながら、何度も深呼吸をした。

やっぱり木立のあるところはいいな。
帰宅後、カヤはしばらく爆睡していました。カヤには冒険だったのね。
コメント
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