小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

結婚のご予定は?の巻

2014-09-21 | つぶやき
昨年あたりから両親が「いい人はいないのか」
「孤独死したらどうする」と、うるさく口にするようになった。
「あなたがそんな(独り身)では、お父さんが
『死んでも死にきれない』と言っている」と母が言う。
「なら、死なんでよろしい」と言いながら、私は適当に受け流していた。

ところが最近両親は、4年生の孫娘(私には姪っ子)の学力が
きちんと身についているかと、そちらに関心が向くようになり、
私のことは「あっち」に置かれることになった。よし、よし。

と思っていたら、不意に遠方に住む知り合いの生産者さんから
「結婚のご予定はありませんか? 友人に独身でいいヤツがいます」
というメールが来た。ご予定はないので、そうお伝えした。

と、またしばらくしたら、いつも自家製の有機野菜を届けくれる
近所の年配の女性と立ち話をしているときに年齢の話になり、
「まあ、まだ若いじゃないの!
(そりゃあ、確かに70代の彼女に比べたら若いけど、世間的には……) 
長く看病していた母親を見送って、
今は犬と暮らしている独身の甥っ子(だったか)がいるのよ。
よかったら、紹介しましょうか」と、彼女が華やいだ声で言ったのだ。

私はニコニコしながら、何度も大きく首を横に振った。
好きな人がいるということは、ステキなことでしょうけど、
何も結婚したいわけじゃないんだもの。

彼女は「まだ若いのに(決して若くありません!)もったいない」と言ったのだけど、
その「もったいない」というのは、
何に対して、何がもったいないのだろう。

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