小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

体が整うと気持ちも整うというお話

2015-08-21 | 健康・整体
太極拳の練習を始めて感じたことは、
体幹のトレーニングになるなということだった。

たった週1回の練習なのに、
1年前に比べて股関節もかなり緩み、
硬かった内腿の筋が伸びて、開脚もスムーズに。

そして、ここ2か月くらいのことだけど、
下丹田に気を溜めるイメージを明確に持てるようになった。
両手のひらの労宮(ツボ)を押し広げるようにして球を作り、
気(エネルギー)を溜めることも、できるようになった。

人は不安があったり、イライラすると、
呼吸が浅くなるし、横隔膜が上がってしまうという。
腹が据わっていない状態ですね。

仕事で「ああ、もうヤンなっちゃうっ!」ということが続いたり、
不愉快な思いをしてリセットしたつもりでも、
なんとなく引きずっているようなとき、
太極拳の練習に打ち込んで、帰る頃には
そういう「負」の気持ちがすっかりなくなっている。

多分それは、下丹田に気を溜めることで、
体が整って、腹が据わるからだと思う。
体の軸がただされると、心も整うのだということが、
経験として実感できたことは、この数か月の大きな収穫。

私たちに太極拳を教えてくださっているのは、
日本武術太極拳連盟に所属しているT先生。
T先生は、ただ「真似をして型を覚えて」
という教え方ではなく、ひとつひとつの型の意味や、
武術としての理論も丁寧に教えてくれる。
ときに、気功のストレッチなども取り入れてくれる。

教わる中身はとっても濃いのに、
市営の施設で開講されている教室なので、
受講料はとってもリーズナブル。
こんなに安い料金で、ここまでしっかり学べるところは
ほかにないだろう。

下丹田を意識すること、肩甲骨を開くこと、
呼吸、重心移動の所作などを意識するようになったことで、
心の整え方も身に着けられるようになり、
ますます太極拳が面白くなった。
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布製の太極拳シューズ

2015-08-21 | つぶやき
本格的に太極拳の稽古を再開したのは、去年の5月。
毎週金曜日の午前中1時間だけなので、
この日だけは取材や打ち合わせを入れないようにして、
どうしても休まざるを得なかった1回を除き、皆勤賞だ。

10数年前に、ある団体の教室に入ったときに買った
専用シューズがだいぶくたびれてきたので、
中国製の太極拳用の布靴を買ってみた。


中国製で、しかも布靴で4,500円という価格は、
高いほうだと思う。
もちろん牛革製のメーカー品はもっと高価で、
これまで履いていたシューズは倍以上の値段だった。

履き心地や作りなど、ちょっと心配だったけれど、
なんの、なんの、軽くてなかなか履きやすく、
裏のゴムがしっかりしていて、床をグリップする感じがいい。

靴の裏をよ~く見ると、何か文字が彫られている。
赤い字で「中華太極」と書いてある下のほうに、
「忍耐」「礼儀」「克己」とある。


中国の人たちはこういうことを製品に書くのが、
ホント、好きですね。

わたくしは毎週「忍耐・礼儀・克己」の文字を
踏みしめながら、練習に励んでおります。
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