tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

自然の妙:胡瓜の蔓の知恵

2018年06月19日 09時56分59秒 | 環境
自然の妙:キュウリの蔓の知恵




 居間の前に小さな花壇があります。
 昨年秋にチューリップの球根を植えて、この春は、 いろいろなチューリップの花が咲き、目を楽しませてくれたことは報告しました。
 チューリップの後、何を植えようかと考えていましたが、気候変動で、異常気象が頻発、そのたびに野菜の値段が高騰したりするので、今年は花壇を畑にして、胡瓜と茄子を植えることにしました。

 5月の連休にキュウリとナスの苗を4本づつ買ってきて、チューリップの後に植えました。
 先週あたりから、そろそろ初物の収穫です。最初になった実は、小さいうちにとってしまって、先ずは実より本体を大きく強く育てるほうが重要という事です。勿論初生りの小さい実も、食用です。

 ところで、本論は別で、キュウリの蔓の話です。
 朝顔や山の芋などは本体が蔓になって巻き付くのですが、ご存知のようにキュウリは葉の付け根から蔓を出して、その蔓が手近にあるものに巻きついて、それに支えられて本体の茎は上に伸びていきます。

 その蔓ですが、先ずは、真っ直ぐにいろんな方向に伸ばして、巻き付くものを探します。写真の上のような伸び方です。
 そして巻き付くものを探し当てると、それに絡みついて茎を支えます。
 面白いのはその後で、まっすぐ伸びていた蔓は、下の写真の様に、見事に螺旋状になります。これで、蔓は伸縮自在はバネになるのです。

 植物の知恵も大変なものだと思います。バネになってしまえば、風が吹いても伸縮自在で、なかなか切れません。周囲の何かにバネを介してつかまって、茎はどんどん上に伸びられます。

 このバネが出来る所を、超低速カメラで撮影すればと思うのですが、そこまでは出来ないので、出来上がりを見て感心するところまでです。
 今年は、食べきれないほどキュウリとナスが穫れそうです。

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