tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

世の中、何か不穏になってきました

2019年07月05日 23時40分27秒 | 国際関係
世の中、何か不穏になってきました
 参院選が始まって、根拠や実効性に乏しいようなことが平気で政治家の口から出るようです。日本の選挙戦は以前からこんなものだったのでしょうか。もう少し控えめで、もう少しまともだったように感じるのですが、どうでしょうか。

 そんなことを考えていたら、アメリカでは、トランプさんが独立記念日を「戦力誇示の日」に置き換えるようなことをやっているニュースが飛び込んできてビックリです。
 大統領選挙の品のなさに驚いていたら、今度は、独立記念日を戦力誇示の場にするという異常なことが白昼平然と行われたのです。

 もちろん報道では「こんなのは本来のアメリカではない、熱狂する人もいるが大多数のアメリカ人は違う」という市民の発言も紹介されていましたが、やはりトランプさんが選ばれたという現実な重く、今のアメリカの大衆はどっちなのかが心配です。

 日本でも、参院選で同じようなことが心配されます。日本をもう一度戦争をする国にしたいという意見もあるようですが、「大多数の日本人は違う」という意見の方が真実だと多くの人は言いながら、選挙では改憲賛成派が勝つという予想のようです。

 アメリカが南シナ海に空母を出し、中国は軍事演習で南シナ海にミサイルを発射しました。より多くの国民はそうした意地の張り合いを是としているのでしょうか、それとも非としているのでしょうか。

 安倍さんがイランを訪問して、全く冷静と思われるロハに師と平和を願う話をしました。しかし、イランは核合意を拒否したトランプさんとの直接対話は拒否し、ウラン濃縮をさらに進めるようです。

 中国やイランは、通常の民主主義の国とは違うのだという見方もあります。思想や宗教が政治の上にあるという事でしょう。
 しかし、今のアメリカは、通常の民主主義の国でしょうか。トランプさんのツイートによって動く国のように感じる人は多いでしょう。

 国際情勢における何かしら不穏な状況がいつの間にか、かなり進んできているような気がするのは、私だけでないと思います。
 荒天での山登りではありませんが、「引返す勇気」を持っている人が、だんだんいなくなるという恐ろしい状態を想定したくないですね。

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