この巣の主は?
一昨年でしたか、「小鳥の巣箱をかけよう」という運動があって、私も参加し、巣箱を一つ作りました。それからタオルの入っていた木箱を改造してもう1つ巣箱を作り、2つとも庭のに木に架けました。
巣箱づくりの専門家の方のお話では、
「わたくしたち人間の感覚では、こんな巣箱は小鳥にとって最高の環境なので、すぐ入ってくれるかと思いますが、小鳥には小鳥の事情があるようで、なかなか入ってくれません。気長に待つことが肝要です」
ということでした。
そんなもんかなと思って架けておいたのですが、昨年秋になって、庭に来る雀が時に、巣箱に入ることがありました。秋ですから、巣作りの様子はなく、単に遊んでいるようなので、そんな話をしたら、その専門家のお弟子さんが
「来年の下見をしているんかもしれませんよ。よくあることです。」と教えてくれました。
今年の春になって、出入りの回数も増えた様で、そろそろ巣作りを始めるかな、などと思って見ていると、先週の暖かい日、突然、2羽のシジュウカラがやってきて、1羽が巣箱の周りで見張りをし、もう1羽は、下に降りて庭の苔をはがし、一生懸命巣箱に運び始めました。
我が家の庭には、スズメ、ヒヨドリは毎日のように来ますが、シジュウカラは時折しか来ません。
確か昨年秋、シジュウカラが一度巣箱に入るのを見ましたが、それでもちゃんと覚えていたのかな、など思って眺めていると、巧み地面からにコケをはがし、巣箱に運びます。スズメやヒジヨドリが来ると飛び去り、いなくなるとまた始めます。
翌日は雨が降りました。そして少し寒くなりました。心待ちにしているのでが、雨以来、今週になってもシジュウカラは来ません。家内は「ほかの鳥が脅かすからやめたんじゃないの」などと言っています。私は期待してまだ待っています。
ところで、話はもう1つあります(スティーブ・ジョブズの口癖ではありませんが)。
上に掲げた写真です。
昨年暮れ、なかなか落ちなかった葉がやっときれいに落ちた後ですが、玄関脇のアメリカハナミズキに「何かあるな」と気が付き、2階の窓からよく見ると、明らかに小鳥の巣です。
地上2メートル半ぐらい、繊維状のものをきれいに巻いて、直径6~7センチ、深さも同じくらいですから、まさに小鳥のものでしょう。せっかく住み心地の良い巣箱を用意してやっているのに、こんな目の下を車も人も通るところに、知らぬ間に巣作りをしていたのです。
たぶん去年の春か夏には、ここで雛が育って、飛び立っていったのでしょう。
それにしても、この巣の主はどんな鳥だろう、もしも今年もこの巣を利用するのだったら、是非確かめてみたいと思っているのですが、首尾よく行くでしょうか。
ということで、この写真をご覧なって、「あ、これは何々の巣!」とご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教えていただきたいと思います。
シジュウカラの方は、またの折に、顛末をご報告させていただきます。
一昨年でしたか、「小鳥の巣箱をかけよう」という運動があって、私も参加し、巣箱を一つ作りました。それからタオルの入っていた木箱を改造してもう1つ巣箱を作り、2つとも庭のに木に架けました。
巣箱づくりの専門家の方のお話では、
「わたくしたち人間の感覚では、こんな巣箱は小鳥にとって最高の環境なので、すぐ入ってくれるかと思いますが、小鳥には小鳥の事情があるようで、なかなか入ってくれません。気長に待つことが肝要です」
ということでした。
そんなもんかなと思って架けておいたのですが、昨年秋になって、庭に来る雀が時に、巣箱に入ることがありました。秋ですから、巣作りの様子はなく、単に遊んでいるようなので、そんな話をしたら、その専門家のお弟子さんが
「来年の下見をしているんかもしれませんよ。よくあることです。」と教えてくれました。
今年の春になって、出入りの回数も増えた様で、そろそろ巣作りを始めるかな、などと思って見ていると、先週の暖かい日、突然、2羽のシジュウカラがやってきて、1羽が巣箱の周りで見張りをし、もう1羽は、下に降りて庭の苔をはがし、一生懸命巣箱に運び始めました。
我が家の庭には、スズメ、ヒヨドリは毎日のように来ますが、シジュウカラは時折しか来ません。
確か昨年秋、シジュウカラが一度巣箱に入るのを見ましたが、それでもちゃんと覚えていたのかな、など思って眺めていると、巧み地面からにコケをはがし、巣箱に運びます。スズメやヒジヨドリが来ると飛び去り、いなくなるとまた始めます。
翌日は雨が降りました。そして少し寒くなりました。心待ちにしているのでが、雨以来、今週になってもシジュウカラは来ません。家内は「ほかの鳥が脅かすからやめたんじゃないの」などと言っています。私は期待してまだ待っています。
ところで、話はもう1つあります(スティーブ・ジョブズの口癖ではありませんが)。
上に掲げた写真です。
昨年暮れ、なかなか落ちなかった葉がやっときれいに落ちた後ですが、玄関脇のアメリカハナミズキに「何かあるな」と気が付き、2階の窓からよく見ると、明らかに小鳥の巣です。
地上2メートル半ぐらい、繊維状のものをきれいに巻いて、直径6~7センチ、深さも同じくらいですから、まさに小鳥のものでしょう。せっかく住み心地の良い巣箱を用意してやっているのに、こんな目の下を車も人も通るところに、知らぬ間に巣作りをしていたのです。
たぶん去年の春か夏には、ここで雛が育って、飛び立っていったのでしょう。
それにしても、この巣の主はどんな鳥だろう、もしも今年もこの巣を利用するのだったら、是非確かめてみたいと思っているのですが、首尾よく行くでしょうか。
ということで、この写真をご覧なって、「あ、これは何々の巣!」とご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教えていただきたいと思います。
シジュウカラの方は、またの折に、顛末をご報告させていただきます。