岡村隆史の主演映画「てぃだかんかん」、サンゴの産卵の映像に感動した
今日は岡村隆史主演の映画「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」を観に行った。過日、このブログで取り上げたが、あまりいい印象ではなかった岡村隆史だが、あるテレビ番組を見ていて、少しだけ印象が変わった。
さて、この題名だが「てぃだ(太陽)はかんかん照りという“幸せの象徴”を意味する沖縄コトバ」だそうだ。サンゴの養殖に夢かけた男性の話で、実話に基づく映画だそうだ。
余り期待せずに行った映画だが、とても素敵な映画に仕上がっていて、結構泣かされた。妻役の松雪泰子が、なんともいい。素晴らしかった。今年の映画祭で、ノミネートされるのは間違いない。また映画の中の岡村隆史は、コメディ育ちの姿を捨て、全力で取り組んでいる。
映画のパンフットには、「愛は大きく。夢はまっすぐ。」と書かれている。私的には、「夢は大きく。愛はまっすぐ。」という感じの映画だったのだが。ともあれ、「とても大きな夢を真っ直ぐに持ち、愛を真っ直ぐに大きな愛で包む」、そんな魅力的な映画だった。
それにしても、サンゴの産卵の映像はとても素晴らしかった。いくらでも見ていたい、そんな感じだった。このシーンを見ただけで、この映画を観て良かったと思ったくらいだ。
今、普天間の問題で政治が揺れ動いているが、美しい沖縄の海と珊瑚礁を守って欲しいと、そんなことも思ったりもした。