地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

声をひらく

2010年05月27日 | 展覧会・講演会
 


素敵な作品が展示されている「現代詩画展 声をひらく」に心揺さぶられた

 画家の描いた絵に、現代詩の二人の詩人が言葉を紡ぐ。今年で6回目となる「現代詩画展 小品展」で、その三人の作品が展示されている。テーマは、「声をひらく」と掲げられている。この「現代詩画展」に、やっと今日行かせていただいた。
 会場は昨年と同じ「ギャラリー夢想庵」。会場入り口には、昨年と同じように画家・尾崎博志さんの作品が展示されている。会場内には、その尾崎さんの描いた作品の下に、二人の詩人、壺阪輝代さんと日笠芙美子さんの誌が展示されている。
 たまたま会場におられた三人の方々と、少しだけお話しさせていただいた。お二人の詩人は、「絵を見ていたら、その言葉が浮かんできた」と笑顔で語られた。どの言葉も、研ぎ澄まされた素敵な言葉だった。
 そんな空間に身を置くことができて、心が癒され元気もいただけた。幸せな時間だった。感謝。

 
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現代医療の課題

2010年05月27日 | 読書
 


時宜にあった好著、さすが「岩波書店」と改めて確認した二冊の本

 一つはテレビ番組として放映された記録を、そしてもう一つは新聞に連載連載記事を、各々書籍とした二冊の本。この二冊の本はいずれも今年の入って岩波書店から出版されたものだ。

 「岩波書店」と言えば、同社の夏目漱石全集や芥川龍之介全集が我が書棚に並んでいるのだが、私的には「出版界の良心」という感じで受け止めている。そして、その二冊の本はまさに時宜にかなった好著であり、さすが岩波という思いで信頼を深めている。

 その二冊とは、先にこのブログで紹介した札幌テレビ放送取材班『ガン患者、お金との闘い』であり、今日紹介するのは信濃毎日新聞社文化部『大切な人をどう看取るのか 終末期医療とグリーフケア』だ。

 さて、この『大切な人をどう看取るのか』は、「どれだけの人が『尊厳ある最後』を迎えられているのだろう。一人一人が望ましい最後を迎えるためにすべきこと - それは、これからの長寿社会に突きつけられる新たな命題ではないか」という問題意識が出発となっている。

 そして、この本の構成は、第一章 いのちが尽きるとき-医療現場と家族の葛藤 第二章 食べること、生きること-胃ろうの選択、延命治療は幸せか 第三章 緩和ケア-人生の意味を問う 第四章 在宅死-「その人らしく」、家族の思い 第五章 グリーフケア-死別の悲しみと向き合う 終章 死と向き合う それぞれの「あり方」を求めて、となっている。

 この内容を見るだけでも、現代の医療の課題が浮かび上がってくる。私も読み続けて、い
ずれも我が身に置き換えてみたし、ずいぶんと学ばせてもらった。

 ところで、私は恥ずかしながら、この「グリーフケア(悲嘆回復)」という言葉を、この本を読むまで知らなかった。調べてみると、「『グリーフ』は“悲嘆”という意味で、近しい人を亡くした人がその悲嘆を乗り越えようとする心の努力。死別に伴う苦痛や環境変化などを受け入れようとすることをグリーフワークと言います。そして、これを支援するのが『グリーフケア』です」とあった。また、この本で「グリーフケア外来」や「遺族外来」が開設されている病院があることも知った。

 是非とも、『大切な人をどう看取るのか 終末期医療とグリーフケア』と『ガン患者、お金との闘い』を、読んでみられることをお薦めする。
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花壇

2010年05月27日 | 身辺雑記
 


公民館の花壇や中庭にお花が、「あかれんがクラブ」のご尽力とお気持ちに感謝

 昨日の朝、柿山に行くのに、以前働かせていただいていた公民館の横を通った。すると、道路脇に花壇が造られ、かつお花が植えられていた。また「カフェあかれんが」が楽しめる中庭テラスには、お花の鉢が並べられ、素敵な空間となっていた。
 これらは、「花壇づくり」の中心となっておられる「あかれんがクラブ」のお一人が「ハナショーおかやま」の日記にアップされていたので、情報としては知っていた。
 しかし、実際に見ると、私が働かせていただいていた頃とは見違えるくらいに美しく整備されていた。「あかれんがクラブ」のみなさんのボランティアであり、そのお気持ちも含めて嬉しくなった。
 今日は水曜日であり公民館は休館日だが、車を館に駐めて、中庭を見学させてもらった。私が在任中に植えた山野草も美しく咲いてくれていた。これまた嬉しくなった。

 
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柿の葉茶

2010年05月27日 | 沢田の柿育て隊
 


柿の葉茶の茶葉づくりは、「沢田柿出荷組合」のみなさんが総出で作業だ

 昨日柿山に登る際に、「沢田柿出荷組合」のみなさんが選果場で、「柿の茶葉」づくりに精を出されているのに出会った。この作業は組合員さん総出での作業だ。
 昨年の柿の葉茶の茶葉づくりは、その一部始終を見せてもらった。沢田の柿づくりを記録に収める作業を公民館で取り組んでいる中で、カメラマンの山崎さんの撮影に付き添っての見学だった。「柿茶」にする柿の葉は、新緑の葉、つまり若葉でないといけないし、かつ予防前の葉でなければならないから、「柿の茶葉」づくりはこの時期となる。
 ところで、1つ柿が実るには柿の葉が18枚~20枚が必要と言われている。昨年は葉が落ちる病気で、柿の実がならなかった柿山があったとも聞いた。何が言いたいのかというと、つまり、柿茶に必要な葉っぱを刈り取る木は、柿を実らせることはできない。だから枝ごと切って、軽トラで選果場に運び、みんなで葉をちぎる作業をする。その葉を切り、蒸して、干して、柿の葉茶用の茶葉ができる。まさに一日作業だ。今は機械だが、以前は柿の葉を切るのは、素手へ手作業だったそうだ。
 今、「柿の葉茶」は大人気となっており、こうした手間暇をかけて「柿の茶葉」ができていることを知ると、柿の葉茶がいっそう美味しく感じる。

 
コメント (7)
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