すべての子ども達の輝きが希望、市子どもセンターの総会は豊かで魅力的だ
今日は、「NPO法人 岡山市子どもセンター」の「第10年度総会」が開かれ、監事である私も参加させてもらった。
一年に一度の総会は、その組織にとって一年の活動をふり返り、そこから教訓を引き出し、また次なる年度の飛躍を期すというとても大切な役割を持つ。私的に、そうした意義とともに、自分が参加している組織が一年間「存在」し続けることができ、かつ自分自身も今年も元気に総会を迎えられたという「確認と喜び」の場でもある。
さて総会では、昨年一年間の活動はパワーポイントを活用して、映像で紹介・報告された。もうペーパーと話だけの時代は、終演を迎えているようだ。パワーポイントが使えない私は、悔し紛れに「講演はライブ」と言っているのだが。
それにしても、この一年間のやられてきた活動内容の豊かなことに心から感動した。そして、今年度の更なる前進に向けて方針も提案され、出席者全員で決意も込めて確認された。
こうした提案をされる役員のみなさんの報告や提案は、内容がとても充実しており、かつ確信と魅力に満ちていて、聞いていて少しジーンとなるくらいだった。そうした雰囲気での総会であり、とても元気が出る会となった。
ところで今日の総会には、お客様として「青年劇場」、「劇団風の子 九州」、「人形劇団クラルテ」のみなさんが参加されて、各々舞台創造にかける熱い思いや、今年の鑑賞予定の舞台の魅力をご紹介された。みなさん、さすがに魅力的だった。
そんな今日の総会の中で、代表理事の美咲美佐子さんがご挨拶の中で紹介された、「2000年11月21日の設立総会の設立趣意書」の一節に、私はとりわけて感動した。
「すべての子どもの輝きが、私たちの希望です。岡山市子どもセンターは、子どもたちの社会参画の機会を広げ、子どもたちがのびやかで、豊かに『子ども時代』を過ごすことができる生活文化環境づくりをすすめます」。なんと魅力に満ちた文章だろう。子どもセンターの神髄は、ここにあるのだと納得もした。
新しい年度も、鑑賞事業で魅力に満ちた舞台・芸術を鑑賞するするとともに、子どもの森での「プレー・パーク」、全ての公民館との共催による「夏休みフリー塾」、そして年度末の「キッズ・フェスティバル」等々に取り組んでいく方針を決定している。一人でも多くのみなさんが、市子どもセンターの様々な行事に参加するとともに、各地域の「子ども劇場」に参加して、舞台芸術を鑑賞して欲しいと願う。