地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

摘蕾講習

2010年05月14日 | 沢田の柿育て隊
 


新緑が美しい沢田の柿山での摘蕾講習、摘蕾をしっかり行うことが必要だ

 今日は、沢田柿生産者組合の、岡山農業普及指導センターの方を講師に迎えての「摘蕾講習会」。私たち「沢田の柿育て隊」のメンバーも加えていただき、私も学ばせていただいた。

 指導センターの方によると、「今年の柿の着生はまずまず」とのことだ。そして、「摘蕾」は、①初期の養分競合を防ぐことにより、果実の細胞数を増加する(=大きな実になるそうだ)、②新梢の充実にも好影響を与え、隔年結果を防止する、とのことだ。そして、摘蕾時期は、「蕾の善し悪しが判断できる時期」(開花前15日~開花期)だそうだ。この摘蕾をしっかり行うことが必要とのことだ。今年は、摘蕾作業を頑張っていきたいと思った。

 そうしたお話しを、選果場でお聞きした後、沖山の現地に行って、摘蕾作業の講習だ。作業上の留意点としては、①基本的には大きい蕾を残す。上向き花、変形花、小さい花、遅れ花を中心に取り除く、②残す基準は中庸な枝で2蕾、弱勢枝で0~1蕾、長大な枝で3蕾程度とする、③新梢基部から2~4番目(枝の中央)の花を残すと良い、とのことだ。そして、1つの蕾に20~25枚の葉が必要とのことだ。5枚程度でもその年は実が、翌年は花が咲かないとのことだ。

 柿山に登って、プロの方の木を見てみると、とてもたくさんの蕾がついていた。今年の我がオーナー木を蕾の状況を見て、「まあまあ」と思っていたが、比較にならないくらいに少ない。昨年のならせすぎの結果かも知れない。ま、こうして学びを深めることにより、次第にしっかりと大きく美味しい柿を実らせることができるのだろうと考えたりもした。柿山一面の新緑を目にして、心が少しだけ優しくなっている。

 
 
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提灯広告

2010年05月14日 | 読書
 


季刊「上方芸能」の「提灯広告」に167人が応じて支援、頑張れ、「上方芸能」!

 季刊雑誌「上方芸能」(No176号)が、昨日送られてきた。今号の特集は、「これが狂言だぁーっ!」となっている。この雑誌としては、10年ぶりの狂言の特集とのことだ。

 「狂言は融通無碍な舞台芸能である。庶民の暮らしを活写、その人情が時代を超えて観客の共感を集めるかと思えば、ある時は奇想天外な物語を大胆に繰り広げ、心の底からの笑いを誘い出す。人も鬼も動物も、神様さえも同類のように扱って屈託がない。だからこそ長年にわたって愛され続けてきたのだろう」。特集の前書きは、そう書き始められている。私もそんな狂言が好きで、結構公演も観ている。ゆっくりと楽しみながら読みたいと思っている。

 ところで季刊「上方芸能」の発刊が、雑誌裏面の広告が途切れたことなども含めて、極めて厳しい状況に立ち至っているとの報告が前号であった。そして、財政確立に向けての「提灯広告」(一口2,000円)が呼びかけられた。私も、応募させていただいた。この「提灯広告」には167人が応じ、その他意見広告(一枠15,000円)や維持基金等も寄せられ、当面の苦境は乗り越えられたとのことだ。とても嬉しく、その報告を読んだ。

 しかし尚、厳しい財政事情には変わりなく、引き続いて「提灯広告」などを募集しているとのことだ。今日にも郵便局に行って、振り込みをしようと考えている。

 さて、今号の季刊「上方芸能」の「編集前記」で、前編集長の木津川計さんは、次のように書いている。「文化は儲かる文化と儲からない文化に二分される。総じて、儲からない文化は上質で良心的であろう。その部類に『上方芸能』」も含まれていたい。暮らしは低くとも思いは高い。そんな志の旗を掲げ続けて私たちは43年目を歩む」。経済的に厳しい状況ではあろうが、「高い志」を掲げて、継続して発刊しつつけて欲しいと願う。
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自殺者

2010年05月14日 | ひとりごと
 


昨年も自殺者数は3万人を超えた、その理由として生活苦や失業が増加している

 昨日の山陽新聞夕刊(岡山市は政令市でありながら、全国紙の夕刊は配達されない)には、今日警察庁が発表した「昨年の自殺者の確定値」が掲載されている。当然だが、今朝の朝刊には一斉に報道されており、朝日、読売は一面に掲載している(毎日はとっていないので不明。山陽はトップでは夕刊で取り上げたからか、一面では扱っていない)。
 記事によると「昨年の自殺者は、12年連続で3万人を超える3万2845人(前年比596人増)で、特定できた原因・動機のうち『失業』が65.3%増の1,071人、『生活苦』が34.3%増の1,731人」とのことだ。事態は深刻だ。
 年齢別でも、深刻さが伝わってくる。50代が最多の6,491人で、全体の19.8%を占めた。前年比では、40代(5.9%増)が増加率が高い。また、20代・30代の自殺率は、過去最悪となっている。この数字を見ているだけで、心が重くなってくる。
 一生懸命に努力しても安定した職が得られず、まさに簡単に派遣切りなどで解雇される。そして生活破壊の下りのエスカレーターに乗ってしまうと、もう上昇が困難となる今日の日本。どこかおかしい。
 毎年、この「自殺者数」が発表されるとブルーになる。毎年3万人を超える、しかもその理由として「失業」や「生活苦」が増大している現実をしっかりと把握して、政府はしっかりと対策を立てて欲しいと願う。
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