地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

歌の力

2010年05月16日 | 音楽・コンサート
 


歌の力を改めて確認した、「憲法フォークジャンボリー」に深く深く感動した

 昨日に続いて、今日もまさに快晴。青い空が拡がり、背広の上着が邪魔になった。

 さて、そんな今日の午前は岡山医療生協「コムコム会館」で開催された、映画「いのちの山河」上映会の様子を確認に行った。それなりの方々が参加してくださっていて、少しだけ安心した。

 そして午後は、私が最も尊敬する友人(私が勝手に思っているのだが)の一人である、尾崎ツトム氏が中心となって開催して5回目を迎えた「憲法フォークジャンボリー inおかやま」(昨日、今日と開催)に行った。この催しは、「あの」と今では言われ、語り継がれている「中津川フォークジャンボリー」(69年~71年)を提唱した笠木透氏が、2005年に今回の「憲法フォークジャンボリー」をまた呼びかけられた。

 その呼びかけに応えて、岡山の地で音楽集団「木々の緑、風そして人々の歌」を主宰する尾崎ツトム氏(「OZAKI UNIT」としての編成でも活躍中)が中心となり、「憲法フォークジャンボリー inおかやま」は実行委員会方式で開催されている。

 「NO MUSIC  NO PEACE…音楽がなければ、平和もあり得ないよ…」を掲げて、「フォーク・ロック・ジャズ・邦楽・・・『憲法9条』を大切に思う、岡山県内外の素晴らしいミュージシャンが結集する『音楽の祭典』」とある。

 それにしても、とても素敵な歌声だった。二日目の今日は、赤木一孝、中川五郎、よしだよしこ、趙博、笠木透と雑花塾らが次々と登場して、素晴らしい楽曲を聴かせてくれた。

 今の時代としっかりと向かい合い、それを詩に、そして曲にしている。聴いていて、何だかワクワクしたり、怒りがこみ上げたり、涙が流れたりした。まさに「歌は力」を実感した。久しぶりに、心からそして深く深く感動した。

 ありがとう尾崎さん、実行委員会のみなさん、そして出演者のみなさん。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脅かされる生存権

2010年05月16日 | 展覧会・講演会
 


「脅かされる生存権」をテーマとした「憲法記念県民集会」に参加した

 昨日は岡山弁護士会が主催した「憲法記念県民集会」に参加した。今年掲げられたテーマは、「脅かされる生存権 ~年間3万人が自殺する社会を考える~」で、まさに時宜にかない、かつ私の興味と関心にピッタリの会だ。それ故というか、当然と言うべきか、参加させていただいた。

 第一部の基調講演の講師は、『強いられる死 ~自殺者3万人超の実相~』(角川学芸出版)の著者である斉藤貴男氏だ。今日の講演の演題は、「強いられる死 ~おびやかされる生存権」だった。そして第二部では、パネリストにはその斉藤貴男氏に加えて、「岡山いのちの電話教会」の事務局長さんなど計四名が登壇されて語られた。

 折しも一昨日に発表された自殺者数がここ12年間3万人を超えている実態が、報道されたばかりである。今日の講演等でも報告されたのだが、年間3万人を超える自殺者の家族は14万人にもなり、自死者の残された家族は、現在累計で300万人にも達しているとのことだ。

 「交通戦争」という言葉が使われたこともある交通事故の死者よりも自殺者は6倍も多いのに、何故もっとより大きな社会問題とならないのか、そして政府は対策を急がないのか、怒りにも似た気持ちだ。

 安心して働けており安心して暮らせていれば、死を考えず、生きていようと思うに違いない。その意味では、今日の自殺の問題は、決して個人の問題ではなく、まさに社会の問題であり政治の責任で解決すべき問題だと思う。

 自殺予防の対処療法も重要ではあるが、根本に迫ることが必要だと考えてしまう。今日のシンポは、そうした「年間3万人が自殺する社会」とその解決の方向を学びたかったし、もっと掘り下げて欲しかった気もしている。

 それでもたくさんの考えるヒントなどをいただいたので、再度斉藤貴男著『強いられる死 ~自殺者3万人超のの実相~』を読むなどして、「年間3万人が自殺する社会」を考えてみたいと思う。

 今日の時代では、憲法9条とともに、憲法25条がとても大切になっていると考える。「誰もが安心して働け、安心して暮らせる社会」の実現へ、現政権が努力されることを期待するし、国民みんなの声となって拡がることを期待している。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする