tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

リーフクルーズ(ピックアップ)

2008-05-14 20:13:32 | 日記

翌朝、リーフクルーズのピックアップのための8時の待ち合わせに現れたドライバーは、プナと名乗る40過ぎの陽気な男だった。結局、彼とは長い付き合いになることになる。彼は、そこそこ英語を話すため、会話には全く不自由をしない。
ホテルのロビーのイスに座ってピックアップを待っているぼくに、しばらく様子を伺ってからバリハイクルーズのリーフレットを掲げて見せたのが彼だった。
彼と会うなり、ぼくはいきなり交渉。実は、何に使ったのか、おととい空港に着くなり両替した820,000ルピアがもうすでになくなりかけていたのだ。手持ちが82,000ルピア(1000円)を切ってくると、さすがに物価の安いバリとはいえ心細い。両替はいつでもできるわけではないので、飲み水すら買えなくなってしまう恐れがある。だから、クルーズ前に街のMoney Exchangeに寄ってと。
そして、交渉成立。どっかの両替屋に寄ってくれるとのこと。
約束の待ち合わせ時間を過ぎても、現れない他の日本人客を待っている間、プナはウブドへの車のチャーターを40US$で持ちかけてきた。相場よりも安い。ただ、ぼくはもしウブドに行くのなら、昨日、夜のクタを案内してくれたドライバーのアデサに頼もうと思っていたので、返事を保留にした。ホテルのインフォメーションや、ガイドブックの情報と比較すると、チャーター料金40US$は確かに安いのだが、どうも怪しい。だから、アデサにも聞いてみて、それから決めようと思ったのだ。しかも、アデサの方が生活に苦しそうな印象があり、喜んでもらえそうな気がする。

遅れてきた日本の3人の若者たちを乗せ、車はホテルを出発。昨日のバリハイクルーズ行きの道と違う道と思ったら、ハイアットホテルの玄関で、2人のオージー娘をさらにピックアップ。どおりで、マイクロバスで迎えに来るわけだ。
オージー娘をピックアップするため、 ハイアットホテルの玄関前でドライバー不在になった我々の車に、バックしてきたベンツのバスが衝突するというアクシデントが起こったが、多少、バンパーがへこんだだけでダメージはほとんどなし。事故の処理も、相手のドライバーの名刺をもらい連絡先を確保するだけで、あとでゆっくりと示談交渉ということになった。
助手席に乗ったぼくは車のウィンドウを下ろし、そばで心配そうに見つめるホテルの女性従業員と会話。彼女は笑顔で車のダメージがほとんどないことを教えてくれた。