tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

上高地 冬はすぐそこまで

2009-10-14 23:11:37 | 上高地

 
 
 
 

【撮影地】上高地(2009.10月撮影)
Copyrights© 2006-2009 TETUJIN
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台風一過の秋の三連休。
例年にない強い寒波が北アルプスを襲った。乗鞍岳、穂高連峰は初雪でうっすらと冠雪した。
乗鞍岳スカイライン・エコーラインともに山頂付近の積雪のため朝から通行止め。
せっかく乗鞍岳の紅葉を楽しみにしてたのだが残念。予定を急遽変更して上高地へ。

針葉樹の緑・広葉樹の紅葉・穂高の冠雪と三段構えの山の錦。
冬はもうすぐそこだ。


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ニリンソウ咲く上高地(了)

2008-06-26 05:21:04 | 上高地

   
 

【撮影地】上高地(河童橋)(2008.5月撮影)
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風呂から上がって、帰りのバスターミナルへ。バスターミナルに待合所にならべてある木製のテーブルにディパックを置き、とりあえず、缶コーヒーを一本手に入れる。プルトップを開けて、ほろ苦いコーヒーを口にする。ぼんやりと眺める先には、人でいっぱいのバスの待合所。
その向こうに、雪渓を抱く岳沢、そして、穂高。

見渡す限りの青い空と、緑の尾根。北アルプスの風。たぶん、ビールでも飲んでいたら、もう動く気力を失っていただろう。
もう一口、コーヒーを口にする。・・・・・・そして、ぼくは思った。

どうにもできないものを背負っているからまた旅にでようと。


ニリンソウ咲く上高地(その9)

2008-06-25 23:14:20 | 上高地

          
 

【撮影地】上高地(河童橋付近)(2008.5月撮影)
Copyrights© 2006-2008 TETUJIN
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徳沢草原で、前穂高岳東壁を見ながらの昼食は、カロリーメイト、マンゴーのドライフルーツ、そして、ガーナブラック板チョコ。清々な空気を胸一杯に吸い込み、深夜バスで揺られてきた疲れが徐々に霧散して行くのが実感される。1月に骨折した足首は、ガレ場を踏むと多少痛むものの、今日一日は大丈夫そうだ。

帰りは梓川左岸を行く。こちらがメイン道路。多くの観光客たちとすれ違う。次第にすれ違う人が多くなり、土産物屋の喧騒が聞こえてくれば河童橋はもうすぐだ。
午後の人出で更に混雑している河童橋を渡り、梓川右岸の宿の建ち並ぶ一帯へ。手前の上高地アルペンホテルで聞くと、14:30までなら外来入浴ができるらしい。30分以上、のんびりと湯につかることができる。湯は沸かし湯だったが、窓から見える山々が綺麗で、まるで露天風呂のよう。ちょうど、時間のハザマなのか、他に入浴の客はいない。


ニリンソウ咲く上高地(その8)

2008-06-24 21:25:10 | 上高地
 
 

【撮影地】上高地(徳沢,河童橋付近)(2008.5月撮影)
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ニリンソウは、一つの茎から白い小さな花が二輪咲くのでそう呼ばれている。川沿いや、川沿いの林の中でこのニリンソウや、エゾムラサキの群落をみることができる。梓川の上流に見える常念岳の雪。雪解け水を集めて流れる梓川は、槍ケ岳南斜面を源流として急勾配を下り、奥上高地・上高地を緩流となって、河童橋をくぐり大正池に注ぐ。そして、釜トンネルから山間の渓谷を経て、松本盆地で犀川となる。やがて、長野市で千曲川に合流したあと新潟県に入り、信濃川を経て日本海へ注ぐ。

ニリンソウ咲く上高地(その7)

2008-06-23 20:32:58 | 上高地

   
 

【撮影地】上高地(徳沢付近)(2008.5月撮影)
Copyrights© 2006-2008 TETUJIN
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神秘的な明神池をあとに、ただ絵になるとしか形容しようがない明神橋をわたり、山小屋明神館の立つ明神分岐に。前穂高岳、蝶ヶ岳の登山口と牧歌的な徳沢へ向かう道が山に向かって続いている。その道をさらに徳沢に向かって進む。

徳沢は、明治初期-昭和初期に『上高地牧場』として、400頭ほどの牛や馬が放牧されていたらしい。特沢キャンプ場は、蝶が岳、涸沢、穂高岳などへの登山基地となっている。間近に「氷壁」の舞台となった前穂高岳東壁が見え、途中の道には、ニリンソウやエゾムラサキが咲いていた。草原にはハルニレの巨木が点在していた。