tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

クルーズランチ

2008-05-18 22:25:25 | 日記

船のランチ。昨夜のディナーとほとんど同じメニューなのだが、今度はナディアがぼくのためにいろいろ料理を選んで運んでくれた。彼女の好意なのだろうが、どうやら持ってきてくれる料理の量は、それをしてくれる女性の体格に比例するらしい。
この旅行で、ホテルの朝食やブッフェスタイルのディナーなど、足の悪いぼくは皿が運べずに、いろいろな人にお世話になった。その大体において、少しだけ無理を承知で取り分けてくれた皿の上の料理を平らげていたのだが、彼女が気前よく持ってきてくれた大盛りの料理には、正直、ギブアップだった。
なにしろ、前菜だけでぼくはお腹一杯になってしまい、グリルした料理においてはその半分も、デザートのフルーツは何とかこなしたものの、その横にデンと並んだ4つのプチケーキはどうしても口に入りそうもなく、彼女に謝るしかなかった。
「いいのよ、気にしないで」
彼女は笑って言ってくれたのだが、彼女の好意を無にしたようで、ぼくはやや気が重かった。

食事中、ザーと来たスコールも止み、ナディアがシュノーケリングに行っておいでと声をかけてきた。ランチは2時までだから、ひと泳ぎしてお腹がすいたら、またランチを食べに来てとのこと。ぼくは目を白黒させて、もう、お腹が一杯でしばらくは何も入りそうもないことを伝えた。

この文章を書いている今、ネットでクルーズのメニューを調べたら次のようになっていた。
-Canapes
Garden Salad, Potato Salad, Pasta Salad, Coleslaw, Waldorf Salad 
King Prawns, Smoked Marlin, California Rolls, Breakfast Ham, Cold Roast Chicken, Fresh Bread Rolls

-Hot Selection
Beef Stroganoff, Roast Chicken With Taliwang Sauce, Vegetarian Croquette, Fried Breaded Seafood, Stir Fried Tofu W/ Vegetables, Carved Roast Leg Of Pork, Steamed White Rice, Vegetarian Pasta

-Dessert
Whole Fresh Fruit, Crème Caramel, Selection Of Cakes - Tiramisu, Vanilla Slice, Sliced Fruits

ヒンズー教の地というにもかかわらず、ビーフストロガノフがメニューに入っている。しかも、イスラム教では食べないとされる豚肉の料理も。なぜ、バリで牛肉料理が可能なのか、このツアーを主催しているBali Hai Cruises (バリハイクルーズ社)についてネットで調べてみたのだが、今のところ、有力な情報はわからずじまいだ。