tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

メイサーク

2020-08-31 22:21:59 | 日記

カンボジアが提案した名称の台風9号。木の名前が由来らしい。
非常に強い勢力で沖縄地方に接近するらしい。今は停滞がちだが、いずれ北上。明日夜から沖縄で災害級の暴風雨の恐れ。
なお、進路は予報によれば、東シナ海を抜けて朝鮮半島へ。

昨年の台風9号は、レキマー/Lekima、:ベトナム名、意味は果物の名前だ。2019年8月4日に発生。それと比べると今年は台風の発生が3~4週間ほど遅い。
台風で海水温がかき回される頻度が少なく今年はここまで来ているので、海水温は高いままだ。この分だと、9月には頻繁に台風が襲ってくるかもしれない。

昨年の台風15号では、わが家の屋根もダメージを受けた。台風の進路が日本をそれてくれることを祈るしかない。


タンポポ

2020-08-30 21:16:03 | 日記

伊丹十三監督(1933~1997没、享年64才、不審死)の作品、タンポポ。1985年の‘ラーメンウエスタン’。田中康夫の「なんとなくクリスタル」が1980年だから、日本は総じてブランドに走っていた時代だと思う。ラーメン、オムライス、チャーハン、北京ダックと次々へと料理が登場する。食べ物にまつわるサブストーリーが詰め込まれ、当時の日本の食に対する考え方を風刺していた。

日本の食事風景を描いた作品と言えば、小津安二郎監督の映画「お茶漬けの味」を思い出す。関心事やライフスタイルが合わない、夫と妻の報われない思いと和解の物語だ。さらに、小津安二郎監督の映画には「秋刀魚の味」がある。妻に先立たれた初老のサラリーマンと、婚期を迎える娘の心情を繊細に描いていた。

森田芳光の家族ゲームは1983年。家族の食事が不快で、居心地の悪い時間として描かれていた。家族4人が細長いテーブルに横並びに座って、音を立てながら食事をするシーンは、1980年代の家族のフラストレーションを物語ってた。

ほかにも和食が食べたくなる映画がたくさんある。
日本の料理にもいろんな物語が似合う。自然のめぐみを 尊重しつつ、暮しの中で伝えられてきた工夫の上に、海外の食材や料理をじょうずに取り入れて、文化をはぐくんできました。これが、和食の文化だ。


パリ五輪

2020-08-29 19:51:38 | 日記

池江璃花子が戻ってきた!1年7か月ぶり復帰戦。
50メートル自由形で日本学生選手権(インカレ)の参加標準記録26秒86をいきなり切った。

昨年の2月に白血病に罹患。約10か月の入院、厳しい闘病を乗り越えてきた。1年7か月ぶりの彼女は少し細め。退院後、初めてプールに入ったのが3月。驚くべき回復力と精神力だ。目指すパリ五輪への道。楽しみだ。


お疲れさまでした。お大事に。

2020-08-28 19:43:09 | 日記

安倍総理が突然、辞任した。国を挙げてさぞかし大荒れかと思いきや、それほどでもない。自民党の誰が「ポスト安倍」になろうが、日本の政治は変わらないと国民はあきらめ切っているためだろうか。

新型コロナウイルス対策については、首をかしげざるを得ない政策ばかリ。一連の対応の中で露呈した、政府や自治体のIT化の遅れも大きな問題と言わざるを得ない。与党にも野党にも、有能な議員がいなかったことの証明でもある。安倍総理だけの責任ではない。

国のトップである総理は、心身ともに激務で、体調が万全でないと続けられない。
国のトップに「お疲れさま」など言うのはおこがましいのだが、治療に専念して欲しい。そして健康を取り戻したら、無能な与野党の議員を叱咤激励してほしい。


ドーナッツのド

2020-08-27 21:33:47 | cafe

中はふんわりの昔ながらの素朴なドーナツ。一番先に思いつくのは穴の開いたドーナッツだ。穴があいていなければドーナツではない。ような気がする。

すなわち、「そこにない」ことによって、「ドーナッツである」ことを表している。ドーナツ現象とは、都市化の進行下で都心の居住人口が減少し、郊外の居住人口が増加する現象のことだ。都心があってこそ、郊外がある。

たしかに、「ドーナツの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として捉えるかはあくまで形而上的な問題であって、それでドーナツの味が少しなりとも変わるわけではない」by 村上春樹。

ドーナツの穴が人類の歴史に初めて登場したのは1847年、アメリカでの話。でも、穴がなくても甜ドーナッツもある。ドーナッツの上のシュガーをまき散らかさずには食べられない。なので、ドーナッツを紅茶やコーヒーに浸す。ダンキンドーナッツってやつだ。