tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

男性のベリーダンサー

2011-04-28 21:43:51 | 港町 YOKOHAMA

 
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野毛のベリーダンス。めちゃくちゃな人気で、ダンサーたちを何重もの人垣が取り囲み、人垣の後側は200~300mmぐらいの望遠をつけたカメラマンたちがぎっしりと列をつくる。
観客は、大別すると4種になるだろう。そのひとつは、言わずと知れた首にカメラをぶら下げた年輩のカメラマンたち。(ぼくもその一人かあ・・・)
もう一つは、アルカマラーニの親衛隊。たぶん、ベリーダンスを習っている生徒さんたちと熱狂的なファンだ。あこがれの目でインストラクターたちのダンスをうっとりと見ている。
残りの2つは、野次馬と子供たち。小さな子供たちは、人垣の後ろからパフォーマンスを見ることができないから、できれば前列の着座のシートへと優先的に案内してほしいものだ。
野次馬には500円の潜望鏡をお勧めする。人垣が何重になろうと、その後ろから頭越しに覗いてパフォーマンスを楽しむことができる。

さて、ベリーダンスを習っている生徒たちの会話を聞いていると、どうやら男性でもベリーダンスを習っている人がいそうな気配だ。ベリーダンスの運動は腰周りの筋肉を強化するらしい。会社で1日8時間以上、机に向かっての事務作業は、腰骨にムリがくる。オフィスワークで腰痛に悩む人はかなり多いのだが、ベリーダンスで腰周りの筋肉強化により、腰痛予防ができるようだ。
生徒だけじゃなく、本場にはプロの男性ベリーダンサーもいるそうな。
男性ダンサーは男性の前で、女性ダンサーは女性の前で踊るというのが、戒律の厳しいイスラムでは本来の姿のようだ。楽団もそう。
したがって、男性の歌うターキッシュ・ポップスを、女性のベリーダンスのBGMに使うのは間違い。・・・らしい。
MAHAさん。ごめんなさい。無知でした。


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耳に残るは君の歌声

2011-04-27 22:52:20 | 港町 YOKOHAMA

 
 

世界的に人気のベリーダンス。ぼくがYoutube にあげた昨年の動画(スライドショー)の統計情報によれば、世界中から動画にアクセスしてもらえていることがわかる。(ぼくの動画は、BGMに著作権の侵害があるので、あげた本人しか統計情報は見られません)
Youtubeのアクセス数を稼ぐなら、こうした人気のジャンルの動画と音楽、それから英語のキーワード(Belly Dance)が必須だ。

さて、このベリーダンスの音楽。人気が高いのは、アラビックでアンビエントなやつ(?)。それからジプシー・キャラバンのような国境を越えた音楽とトライバル・スタイル(?)の曲らしい。
ぼくのブログではめずらしくカタカナが多すぎて、いったい何を言っているのかわからないという方もいそうだが、自分で書いていてもよくわからなかったりする(爆)。
要は、ベリーダンスのBGMに、ジェニファー・ロペスの「オン・ザ・フロアー」や、昔のディスコミュージックをあてちゃダメということなのだろう。確かにダンスのイメージが壊れてしまったりする。すまん。

ところで、ジプシー・キャラバンとは、古代のインドを起源とするジプシーたちの音楽。インドから中東、ヨーロッパへ、そして、アメリカへと、長く苦しい虐げられた日々の生活の中で生まれた音楽だ。ジプシー(ロマ)にとって音楽は必要不可欠、まさしくNo Music No Life。
一方、ベリーダンスの起源は、おおよそのところ、アフリカ、中東が起源と言われている。
そこで、長い間、疑問だったのが、ロマとベリーダンスの接点である。その疑問が解けた。

ジプシー(Gypsy)とは Egyptian(エジプト人)という意味。彼らの言葉はサンスクリットと類似している点から、インド出身者であることはほぼ間違いないといわれている。ジプシー(ロマ)たちは、何らかの事情でインドを逃れて、東欧やビザンツ帝国を経て、14,5世紀ごろヨーロッパに姿を現した。 中東を渡り暮らしていくうちに、ロマたちがエジプトのベリーダンスと出会い、それを伝えていったのは想像に難くない。こんな話をすると、ますます、文化のるつぼビザンツ帝国への興味が沸いてくる。

・・・と、適当なことを書いてますが、これでよろしいでしょうか?Belly Dancerさま。


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大道芸写真

2011-04-26 23:03:55 | 港町 YOKOHAMA

 
 
 

前日の「春の嵐」と打ってかわって、この日は雲一つない快晴の天気。これまでになんどか大道芸のベリーダンスシーンを撮らせてもらっているが、屋内か、あるいは、曇天のことが多かったので強い日差しの下での撮影は初めてのことだった。
実は天気が良すぎるのも写真を撮るには困りものだ。頭上にある太陽が、ダンサーたちの顔に影をつくってしまう。影を消すには、レフ板を用いて影の部分を照らしてあげるのが望ましいが、大道芸の撮影では無理。あるいは、スピードライトをたいて日中シンクロさせるなどのテクニックが必要となる。
だが、スピードライトとは言え、発光の準備が整うまで時間がかかり、ここぞというシャッターチャンスを逃してしまいがちだ。加えて、パフォーマーにとっては、至近距離からスピードライトをガシガシたかれるのはいやだろう。
この日は、人垣を背景にダンサーたちを撮るつもりでいたので、スピードライトは使わずに一番明るいレンズを選び、絞りを開けてやわらかく背景のボケを利用した写真を撮るつもりでいた。
しかし、被写体が日陰から日向へと目まぐるしく動き、このため、露出の設定に苦労。しかも、ポジションが悪く、人垣の隙間ごしにノーファインダーでの撮影だった。フレームアウトや、露出オーバーの写真の山を築き、なんとか撮れたのがアップした写真。
昨年は屋内での撮影だった。屋内は屋内で、手ブレ、被写体ブレで苦労した。なかなか、思ったように写真が撮れないから、来年への課題になっていく。

写真は、「何をどのように」ではなく、「なぜそれを撮るか」が大切だ。
ぼくにとって、いつも失敗ばかりのベリーダンサーの写真。
これがぼくの大道芸写真撮影のモチベーションになっている。
いったい、いつになったら、思い通りに写真が撮れるようになるのだろう。


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春の嵐

2011-04-25 23:23:33 | 港町 YOKOHAMA
 
 
 

週末に行われる予定だった野毛の大道芸。土曜日は春の嵐で中止。一部のみの開催だった。
恨みの雨。だが、久しぶりの野毛だ。雨の中をあてもなく散歩していたら、その日、大道芸に出演するはずのベリーダンスのインストラクターの方たちに出会った。彼女たちも、今日の春の嵐に翻弄されてしまったのだろう。
彼女たちの顔は、しょっちゅう、ネットで写真を拝見しているので、とても親近感がある。しかし、こっちは無名の写真屋。向こうは、だいぶ前に写真を撮らせてもらったぼくのことなど記憶しているはずもない。。

ぼくは生息するフィールドが違うせいか、芸能人と出くわすことがあまりない。それでも学生時代に、ひょんなところで浅岡るり子さんとすれ違ったことがあった。
晴海ふ頭の倉庫街。当時のあの一帯は昔は線路だらけの寂しい倉庫街だった。
方向音痴のため人の気配のない倉庫街で迷ってしまったぼくは、浜松町へ帰りたくて、とぼとぼ歩いていた。
そんな時だった。ふだん、よく見かけるおばさんが向こうから歩いてくる。
すれ違う時に笑顔で会釈を交わしたぼくは、そのおばさんが誰だったのか思い出せずにいた。
しょっちゅう顔を見るおばさん。でも、家の近所のおばさんと晴海ふ頭の倉庫街で普通にすれ違うことはありえない。
20mぐらい行き過ぎてから、そのおばさんが女優の浅岡るり子さんだと気が付いた。振り返ったら、はるか向こうにカメラスタッフたちが集団になっていた。映画かなにかのロケだったのだろう。
子供のころ聞いたビリーバンバンの「さよならをするために」とともに、ドラマで出演していた浅岡るり子さんの笑顔を記憶していたことによる勘違い。

さて、雨の野毛ですれ違ったインストラクター。当然のことながら、ダンス衣装ではなく普段着だ。いつもはダンス衣装の姿を見ているので、とても新鮮に見えた。そしてやはり、ダンスをやっているだけあって、道を行く姿勢は非常に優雅。
実は出会ったときに、ドキッとして思わず手にしていたカメラバッグを落っことしそうになった。というのも、ぼくが無断でYoutubeに写真をアップしていることもあって、心に強い負い目がある。だから、彼女に挨拶することなどできるはずもない。。
まあ、出会っていきなりパンチを食らわないように、勝手にアップしても笑って許してくれそうな優しそうな方たちを写真に撮ってはいるのだが・・・。


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Caramel

2011-04-22 23:15:50 | cinema
こんな写真を撮りたいなあ。
 

最近忙しくて、宅配レンタルのDVDすら観る時間を作れなくなってしまっている。、そのためか、時間の対価を払って観たDVDに意外と面白い拾い物があると思わず嬉しくなってしまう。こんなめっけもんの映画を観た時は、だれかとその感動を共有したくなるのかもしれない。

さて、ベイルートのエステサロンに働く女性たちを描いたこの映画、恥ずかしいことに、映画を観終わるまで、パリの裏路地のドラマだと思っていた。
というのも、同時に宅配で送られてきた某フジテレビが製作した某「のだめ前編映画バージョン」が、あまりにもチープな映像だったからだ。
同じパリなのに、光線の具合が違ってた。某「のだめ」は一般旅行者のパリ旅行した時の写真のような撮り方だよなあ・・・と思ってたら、この映画はベイルートでの撮影だっだ。

中近東に位置するレバノンは、なにかと内戦が多く、政情が不安定な印象を受けるが、そんな中でレバノンの首都ベイルートの女性たちがたくましく、おしゃれに人生を楽しんで生きていく様子が伺えて嬉しくなってしまった。特にベイルートは、中東における交通の要所であり、かつては商業と金融、観光の主要な中心地で中東のパリと呼ばれる華やかで美しい街だ。
第一次世界大戦にオスマン朝が崩壊すると、レバノンはフランスに与えられた。イスラムの厳格な教義を重んじる中近東にあって、レバノンは人口の6割がイスラム教徒、4割がキリスト教徒。両宗教の宗派計18が混在する「モザイク国家」で、異文化に寛容で開放的雰囲気があるといわれる。

セクシーな衣装や独特の音楽。ヒロインでエステサロンのオーナーのラヤールのまなざし。ベリーダンサーたちに共通するあの妖艶なまなざしに見つめられたら、それだけでイチコロだ。
いい映画だった。やさしかった。年老いた独身姉妹の話、エステサロンの客である女優志願の中年の女性のせつなさ。この映画は人の悲しさをちゃんとあたたかく見守っていた。

一度だけ、美容院で髪を切ってもらったことがある。床屋で「ビジ髪」 シチサンの髪型にされるのが嫌だったからだ。だが、美容院のドアを開けるのはかなりの勇気が必要だ。だから、場末で客が絶対いないと思われる夜の時間帯を選んだ。
「床屋に行きたいんだけど、もうしまってて」そんな言い訳を考えながら押した美容院のドア。
その店の若い美容師さんは、ヘアーカッターを手にしながら一生懸命、似合う髪形を模索してくれたっけ。。
・・・日本の美容院では資格の制限のためか、髭剃りはしてくれなかったなあ。。

ラヤールに片思いの警官。彼もまたエステサロンのドアを開き・・・イスラム的熱情のしるしと見なされている口ひげを剃られてしまった。
店を出て心細げに鼻の下に手をやる彼の姿がほほえましい。
一方、女性の髪は長くあるべきというジェンダーの通念に囚われられていた黒髪の美女は、短く切ってもらった後に嬉しそうに顔を輝かせていた。彼女は性的なタブーにも興味津々の様子。
ラヤールを演じた主演女優、ナディーン・ラバキーが、実は映画の監督・脚本も手がけていたと、あとで知ってびっくりした。
歴史の流れは往々にして男どもが作るのかもしれないが、時代の変化は女性たちが受け持っているのかもしれない。


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