tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

神秘のブルーを求めて(8)

2008-08-28 20:51:01 | プチ放浪 山道編

 
 

【撮影地】青森県西津軽郡深浦町大岩海岸(2008.6月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
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ウェスパ椿山→深浦 16:03~16:29 JR快速リゾートしらかみ5号
今度は、大型バスで送ってもらってウェスパ椿山駅へ。ここから、JR快速リゾートしらかみ5号で深浦へ。
深浦駅から海岸沿いに5分ほどで大岩海岸にたどり着く。透明度は7mぐらいだろうか。ここの海岸も岩礁地帯。深浦海岸一帯に分布している流紋岩は、新第三紀中新世中期の火山活動の産物のようだ。
大岩海岸には、赤い鳥居が印象的な「恵比須神社」が祀られていた。海には貝採りの青森美人が。ちょっと年配だけど。日没に近いこの時間になると貝が岩の上にでてくるらしい。「ほら、こんなに大きな貝が」と、かの青森美人は見せてくれた。
海風に吹かれて1時間。そろそろ、十二湖の旅も終わりに近づいた。駅に向かいかけて、後ろを振り返ると夕陽を反射して海が光っていた。大岩の流紋岩の縞が年輪のように見えた。この岩は、どれだけの長い年月を見つめてきたのだろうか。


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神秘のブルーを求めて(7)

2008-08-27 21:14:55 | プチ放浪 山道編

 
 

【撮影地】青森県西津軽郡深浦町大岩海岸(2008.6月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
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十二湖→艫作(へなし)(JR五能線・深浦行)→不老不死温泉(送迎バス) 不老不死温泉 露天風呂 14:00~15:30

不老不死温泉に最寄の艫作(へなし)に降り立ち、ここから海岸沿いに温泉まで徒歩で行くつもりだった。艫作駅に降りた乗客の一人が、無料送迎のランドクルーザーを駅に呼んでいた。だが、乗客は7名で定員オーバー。ランドクルーザーへの乗車をあきらめて、徒歩で温泉に向かおうとすると、ドライバーが気の毒がって、着いたらすぐに折り返し迎えに来るとのこと。2kmぐらいの距離なら、歩くのが当たり前のように思っていたのだが、せっかくの言葉に甘えて迎えに来てもらうことにした。

防風林で囲まれた田舎道を抜けると、そこには光にあふれる日本海。
海辺にある露天を横目に見ながら、まずは海辺を散歩。海は眠ったようにひたすら穏やかで、午後の光を反射させていた。しばらく、岩場のタイドプールを観察していると、地元の長いヤスを持ったおっちゃんが「どこから?」と声をかけてきた。箱めがね(はこめがね)を覗きながら、魚を突くらしい。しばらく、その様子を観察。海は思わず笑ってしまうほど、透明度が高い。だが、冬は寒く、海が荒れて、波が道路を越えて押し寄せてくるとのこと。
あちこちのタイドプールで遊んだ後、温泉に戻り、露天風呂に入りに行く。快速しらかみの乗車券で温泉は割引になり、入浴料は400円だった。露天は、混浴と女性用に別れていて、ともによしずで目隠しされているのだが、さきほどのタイドプールから見え隠れしていたのは女湯のほうだった。だから、ぼく以外、だれも岩浜に降りて来なかったのかもしれない。
湯は伊香保に似た茶褐色の湯。日本海を目の前にして確かに素晴しいロケーションなのだが、あまり、気分が高揚しない。温泉よりも、むしろ、目の前の海に入りたい。あのきれいな海面を、のんびりと素もぐりでもしたら最高に気持ちいいだろう。


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原宿 スーパーよさこい

2008-08-26 21:01:54 | プチ放浪 都会編

この日、SASの30周年記念コンサート。ヨコハマはまるで秋雨のような一日。天気も、無期限活動休止に入るサザンオールスターズを惜しんでいたのかもしれない。
今度の週末に山行きを考えていたぼくは、いいかげんにくたびれた長シャツを買い換えようと、原宿駅前のICI石井スポーツへ。週末にTOKYOへ出てくるのは久しぶりのことだ。なにか、山にこもっていて、買出しに出かけてきた気分になってしまう。
買い物を終えて店を出たら、あいにく、小雨が降り出していた。一休みしてスターバックスでシナモンロールでもと考えていたら、なにやら表参道の方からノリのよい音楽が聞こえてくる。
やっていたのは、“原宿表参道元氣祭スーパーよさこい”だった。これ幸いと、ローパスフィルターのクリーニングに出そうと持っていたデジイチで写しまくり。
スーパーよさこいは、「ハマこい」と違って流しの踊り。沿道から応援すると踊り手たちが笑顔で答えてくれる。
帰りに、原宿からの山手線で、踊り終えた出場者のおばさんグループと一緒になった。派手なコスチュームそのままで、電車に乗り込んでいるのだが、普通の格好の乗客と並んで座っていてもまったく違和感がない。どんな服装も許容してしまうTOKYOってところは・・・・・・。
きっと、彼女たちは夕餉の支度に合わせて家路を急いでいるのだろう。いろんな制約の中でがんばっているようだ。おばさんたち。ずーと、元気で踊り続けてほしい。
そして、全国から集まったよさこいダンサーたち。すてきな笑顔を、ありがとう。元気をいっぱいいただいた。
きれい事をいうつもりはないが、笑顔が多い社会はそれだけでも救われると思う。不確定な世の中だからこそ、笑顔の輪を広げることでより良い社会にしていきたいものだ。







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ハマこい踊り 炎舞2008(3)

2008-08-25 22:55:37 | 港町 YOKOHAMA

今年の出場は76団体。20人以上のチームなのだが、なかには30人を超えるチームもあり、出場者は2000人を超える。おそらく、各チームともに何度も練習して来たに違いない。ステージで踊るのは数分であっても、彼らの記憶にはずっと残る忘れえぬ日となるのだろう。そうした踊り手の感激は、見ているぼく達にも伝わってくる。
ステージ前は黒山の人だかりだった。最前列からステージ脇までビッシリと並ぶ超望遠系レンズ。カメラマンのそのほとんどは、年配者系で、ものすごい集団になっていた。
知名度がかなり上がってきた「ハマこい踊り」だが、ダンスイベントであって「よさこい祭り」とは、多少、趣が異なったりする。「よさこい」のように、観客を巻き込んで一緒に楽しむという感じではないのだ。ステージでの演舞の披露のため、よさこいのような流し踊りが見られなくなってしまった。その結果、カメラを構えた粘着を除けば、身内チームの追っかけだけが次々と観客席を移動していくようになった。舞踏も含めた芸術を市民の手でと言う点には感心するが、演舞のレベルは年々上がっているものの、観客と踊り子の距離はどんどん遠くなっていくような気がする。

さて、この「ハマこい踊り」で、何万枚もの写真が撮られたことだろう。それらの写真を総合すれば、バーチャルの「ハマこい踊り」が可能になるはずだ。実際、見に行かれた方で写真を公開されている方は、ぜひトラックバックお願いします。バーチャルの「ハマこい踊り」を完成させましょう。







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ハマこい踊り 炎舞2008(2)

2008-08-24 20:40:25 | 港町 YOKOHAMA
ステージ脇に設けられたBOSEの巨大なスピーカーから、各チームがアレンジした曲が流れた。その8ビート主体の重低音は、遠くまで空気の震えが伝わりそうなほど、観ているぼくらの体をゆすった。出場チームは、それぞれの「ハマこい踊り」のBGMを自分達で作っている。間に挿入される「赤い靴」のメロディに、幼い頃の思い出が紡がり切なくなってしまう。
ジャンル不問のダンスコンテスト。曲とともに、MCの踊り子たちが踊りやすくするガナリ。かなり高レベルで、素人の領域をはるかに超えている。聞けば、まるでブラジルのカーニバルのように、かなりの時間を準備に、そして踊りの練習に費やしているらしい。
踊り手たちの熱気に押されて、気がつけばメモリーカードが一杯になるぐらいシャッターを切り続けていた。
それぞれに激しい踊りなので、フレームからはみ出していることが多く、それでも、素敵な笑顔が写っているので、なかなかベストショットを選べない。したがって、このブログに何枚も写真を掲載することに。
肖像権という制約があるのだが、君達の笑顔は本当にすばらしく、「ハマこい」の掛け声とともに元気をたくさんもらえた。だから、この笑顔の輪をもっと広げたくて、そしてヨコハマをもっと元気にしたくて、ブログにみなさんの写真をのせさせていただきます。素敵な笑顔をありがとう。







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