tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

Hanalei Bay

2022-02-28 20:37:12 | 日記

てっきり、DVDを観た時は村上春樹氏の原作を読んでいないと思った。ところが、原作の英語訳を手に入れて読んだら、日本語で読んだことがある短編だった。
それぐらい、原作の主題と映画(DVD)は、主張するところが違っていた。

もっとも、ぼくも
"Nah, I'm like a chicken: three steps, and my mind's a ablank."
読んだら内容をきれいさっぱり忘れているから、たぶん、日本語で再読したとしても、初めて読んだ後と同じ感覚を持つかもしれない。

小説の方は「東京奇譚集」とあるとおり、怪奇小説に村上ワールドがさく裂したものだ。サチは最愛の息子が自分の前に現れてくれなかったことで、理不尽さを感じて泣き明かす。そうやって、自分の気持ちを整理していくのだ。
彼女の旅は終わらない。ハナレイ・ベイで彼女を待ち続けているものを彼女はいつも想う。それこそ村上ワールド。ぼくらの想いの斜め上だ。


ハナレイ

2022-02-27 20:51:21 | cinema

春のあたたかな日曜日の午前中。プールに行く前に理容室でもと思ったら、激混み。2時間半待ち。潔く諦めて、中級レッスンが始まるまで、駅前の喫茶店で読書。
こんな春の日があふれる午前は、カフェじゃなくて喫茶店だ。

泳ぎつかれて帰ってきて、宅配のDVDで届いていた「ハナレイ・ベイ」を観ることにした。残念ながら原作は未読。
肉親の理不尽な死別。大切なものを突然に奪われた女性。
多くの失意の中から、人はいかにして前に進んでいくのだろうか。

“ハナレイ・ベイ”は、人口約67,000人の、別名「ガーデン・アイランド」と呼ばれる箱庭のように美しいカウアイ島にある湾。原作者は“死”は自然の循環の一部であると説く。

映像を見終わった感想は、なんだかモヤモヤの感じだ。大切なメッセージを受け取ったようで、それがなにかはっきりとしない。
・・・原作を読むしかない。さっそく、ネットで探したら、原作の英訳が見つかった。
彼女が、通い続けたハナレイ・ベイで見たものは何だったんだろう。

 


青色は空、黄色は小麦

2022-02-26 19:33:54 | 日記

ヨーロッパの穀倉、ウクライナ。ドニエプル川をはじめ、幾筋もの河川が大地を横切る。小麦、ライ麦、雑穀入りなど、ハード系のパンの味は大陸屈指だ。小麦以外にも肉、川魚、乳製品と恵み豊かな土地。特に野菜。野菜をふんだんに使ったヘルシーな料理が有名だ。

冬はビーツと冬野菜をたっぷり使ったおなじみ深紅のボルシチ。手製のパンをくりぬいて作った器にボルシチを注ぐ。塊肉からブイヨンをとり、野菜を加えてじっくり煮込んだシチューだ。
栄養満点で体が芯からポカポカになる。パンの器をちぎり、スープに浸してゆっくり味わう。

ウクライナの国旗、青色は空、黄色は小麦を表すという説と、青色は水、黄色は火という説がある。


一日一膳

2022-02-25 22:41:51 | 日記

パンとか、麵類は一膳と数えるのだろうか?ダイエットのためなら・・・
( ^ω^)・・・
という話ではなくて。一日一善。一つ良いことをし続ければ、世の中は少しずつ良くなっていくはずだという話。

プールでコースには一人。っていうか、5コースのうち、2コースがスクールで使われていて、1コースはウォーキング用だ。残り2コースに、スイマーはぼくだけ。
つまり、2コースを独り占めして泳いでいた。

スイム・スクールが終わって、コース替え。ウォーキング・コースのコース・ロープが隣のコースへ移されて、ウォーキング部分の拡大が行われる。
んで、スタッフの女性がコースロープを緩めていたので、コースの反対側でロープの移動を手伝ってあげた。

そのお礼なのだろうか、プールから上がる時に、手短に個人レッスン。彼女の言うには「腰が痛いでしょ」。まあ、その通りだ。その腰の痛さが泳ぎに出ているらしい。「蹴伸び」の姿勢で背中が反り返って水の抵抗が増しているとのこと。道理で泳いでいてスピードがでないわけだ。

ということで、善行をすると良いことも起きる。しばらくは一日一膳を続けようっと。

 


ロシア侵攻

2022-02-24 22:05:04 | bad news

正しくはウクライナ侵攻となる。ここ数日、GoogleニュースのUSA版のトップは、ウクライナの記事で埋め尽くされていた。アメリカは、正確にロシアの軍事侵攻を見抜いていたわけだ。それでも、何もできなかったのは、軸足が対中国にあるということ。
それを見越してプーチン大統領は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止のための強行だが、真の目的は隣国を意のままにする「力」の誇示でもありそう。

NATOもまた強く出れないとすれば、ロシアの軍事侵攻はウクライナ全土におよぶ。G7加盟国が強力な経済包囲網を築いたとしても、中国の抜け道がある。
平和解決の唯一の方法は、ウクライナを永久的な中立国にすることだが、どの世界を見渡してもそれを指導できる国はない。

こうした覇権主義は、いずれ中国へも飛び火する。その際、日本は戦火に巻き込まれないわけにはいかない。日本にできること、期待するのは世界の団結だ。