tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

シュノーケリング

2008-05-16 23:03:37 | 日記

考えてみればわがままな客だ。
「泳げないかもしれない。だけど潜りたい。だから手伝って・・・・・・」
マスクとシュノーケルを受け取ると、ゆっくりシュノーケリング用デッキに設けられたステップをつたい降りて水面へ。
カエル足でフロート沿いに浮島から離れ、水面を覗き込む。下は砂地。透明度は10mそこそこというところだろうか。結構、カレントが速いにもかかわらず、海水はプランクトンで濁り気味のようだ。
手始めにジャックナイフで潜ってみる。片手に水中ハウジングに入れたカメラを持っているため手で水をかけずに、カエル足だけで潜るも沈まない。もともと、カエル足は足を曲げた瞬間、進行方向とは逆のモーメントが働くため、手で水を掻くことなしにカエル足だけで潜っていくのはつらいものがある。浮島近くの水面で、ジタバタしているぼくを見かねたのか、ライフガードの一人がぼくの手を取って、サンゴ礁のある根のポイントまで連れて行ってくれた。

シュノーケリング。ぼくら日本人は、カメラ小僧が多いから、とにかく水中へ潜りたがるようだ。潜ってサンゴの根に取り付き、息が続く限り魚に寄って写真を撮る。一方、オージーたちやコーリアンたちは、水面から水底の地形や魚の群れなどを見て楽しむ。だから、フィンもつけずに、しかも、不自由な足で深く潜ろうとするぼくの行動が理解できないでいるのかもしれない。
サンゴの根にいた魚。沖縄では見かけたことがない鼻の先に角をつけたツマリテングハギやら、横じまのリボンドグラント、クラカケチョウチョウウオ、ツノダシ、クマノミ。ダイバーのアイドルのモンガラカワハギが水底を泳いでいるのを見かけたのだが、そのそばまで潜ることはできなかった。