【撮影地】横浜市中区山手町(2009.10月撮影)
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港の見える丘公園から山手本通りに沿って外人墓地を過ぎると、元町公園の西洋館が3棟ある。もっとも大きいのはイギリス人貿易商のB.Rべリック氏の邸宅。
その隣には絹糸貿易商エリスマン氏の私邸。そして、かつてはイギリス総領事公邸として使用されていた『イギリス館』
この時期の洋館は、窓にも部屋にもいろいろな種類のカボチャに目・鼻・口をくり抜いた顔ランタンや、蝙蝠、箒に跨がった魔女の飾りなどが並んでいた。
西洋館が立ち並ぶ山手地区は、横浜開港から8年後の1867年、横浜に居留する外国人向けに開放された。しかし1923年の関東大震災で一度は壊滅状態となった。
横浜港の貿易が拡大するなか、大正末期から昭和初期にかけて山手地区は、日本初のビール醸造工場、テニス発祥の地となりつつ外国人居住の地としてよみがえってきた。現在も教会や女学校が多数あり、美しい住宅街、文教地区として町の外観を成している。
毎年、秋が深まるこの時期に、どうしてもこの一角に足をはこんでしまう。
ぼくにとって、思い出のまま変わらない町、山手。。
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