tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

歴史の街 修善寺散策(7)

2008-07-31 20:58:05 | 日記

暑中お見舞い申し上げます。皆さんお元気ですか。
しばらく中断しておりました「歴史の街 修善寺散策」の再開です。
関東は相変わらず炎天下の毎日、かたや北陸など各地では大雨、今年も災害の夏がくるんでやんしょうか。

 
 

【撮影地】伊豆市修善寺(竹林の小径)(2008.6月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
all rights reserved

虎渓橋を左に見ながら、点在する温泉宿が立ち並ぶ路地に入って、「頼家歩道」と名付けられた階段を登る。
階段の先には「指月殿」が建ち、その側らには苔むした源頼家の墓がひっそりと佇んでいる。「指月殿」は23歳の若さで暗殺された頼家の死を悼んだ母、北条政子が建立したものだ。


旅っていいもんすよね。

2008-07-30 20:59:07 | 日記
 
  

かつて松尾芭蕉は旅に生き、旅を通して歌を詠んだ。その歌は、いまもなお、世界中の人を魅了する。
 Where the Hell is Matt? (2008) from Matthew Harding on Vimeo.
MATTさんは、世界中で踊った。そのうち、人や動物も踊りだす。
ぼくはぼくなりに、下手な文章で旅のブログを綴る。旅先で話を聞いてくれたお礼として。ぼくらが今日、生きてきた証として。

 

MATTさんのビデオは2008年6月20日にアップデート。 14ヶ月かけて、42カ国でMATTさんは踊る。
街の人たちも踊る。日本人も踊る。板門店でも踊る。
そして、「旅しようぜ」とぼくらを誘う。

人っていいもんすよね。いろんな可能性がある。
さあ、ぼくらもじっとしていないで踊りだそうよ。

「川へ遊びに行く」 

2008-07-29 20:53:11 | 日記

 
 
 
 

【撮影地】高知県四万十市中村(四万十川沈下橋)(2008.7月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
all rights reserved.

中村 R441-R381ーR439 (レンタカー)
(佐田沈下橋、高瀬沈下橋、かわらっこ、勝間沈下橋、口屋沈下橋、長生沈下橋)
中村 → 高知 13:25~15:03(JR特急南風20号)
高知 → 羽田 18:40~19:55(JAL1490)

「川へ遊びに行く」 
お年寄りから子供まで、ここではすべての年代の人たちが、川とともにある生活を楽しんでいた。
空港バスの途中の町には、川の匂いがあふれていたし、川えびもあゆも自然の香りがしていた。
川に溶け込んだ生活。昔の日本の生活がそこにあった。
はじめての土地なのに、なぜか懐かしく感じられる。
坂本龍馬は、この土地で、何を感じて、なにを食べていたのだろう。


透明な海へ

2008-07-28 21:21:47 | 日記

 
 
 
 

【撮影地】高知県幡多郡大月町柏島(2008.7月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
all rights reserved.

羽田 → 高知 9:05~10:25(JAL1483)
高知 → 中村 11:34~13:23(JR特急南風3号)
中村 ←→ 柏島 (レンタカー)

中村駅から、レンタカーを飛ばして着いたこの海辺には、たくさんの人がいた。
その中で君は橋の欄干に立ち、遠くを見つめていた。午後の日差しが陽炎を立ち昇らせていた。
恐れとためらい、そして友情。
意を決し、君は何かを振り切った。一歩踏み出す。限りなく透明な海へ向かって。

この夏、また何人かの大人が、小年少女たちの心の成長プロセスに立ち会うことだろう。
夕刻に夕陽を求めて海岸線を走る。


歴史の街 修善寺散策(6)

2008-07-25 19:57:32 | 日記

 
 

【撮影地】伊豆市修善寺(2008.6月撮影)
Copyrights© 2005-2008 TETUJIN
all rights reserved

「風の径」を途中で曲がり朱色の滝下橋を渡る。桂川傍の「赤蛙公園」へと続く道を雨に濡れながら歩く。途中、赤い傘をさした和服の女性とすれ違い、その絵になる風景を振り返って見ていたら、温泉宿から出てきたプレジデントにクラクションを鳴らされた。宿の前では、おかみと番頭が「ありがとうございました」とその車を見送りのところだった。 
家々の壁には花が活けてあって、その赤が雨の情景とほどよくマッチしている。その生け花に、古い観光地の歴史と余裕みたいなものが感じられる。