tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

森の小宇宙

2017-07-31 21:46:28 | プチ放浪 山道編

レンズで切り取る屋久島の森の小宇宙。胞子を延ばすコスギゴケなど。目が慣れてくると森の細部のいろんな造形が見えてきたりする。
白谷雲水峡は森のすべてがコケの世界。屋久島の雲霧帯を象徴するモスフォレスト。
樹木が倒れてできた空間にはコケが勢いよく広がる。ついつい巨木に目が行きがちな屋久島の森だが、水を含んで密生するコケの中には、芽を出して間もない屋久杉のチビたちがいる。
老木が倒れてできる緑のコケのステージに、次の世代が育成する。倒木更新だ。こうして森の命が受け継がれていく。


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ヤマグルマ

2017-07-30 23:24:41 | プチ放浪 山道編

ヤクスギに根を絡ませるように着生するヤマグルマ。細い枝先に束になって葉をつける。それぞれの葉が光が当たるような配列。植物進化の一ページ。
「絞め殺し」の木ともいわれ、屋久島の森の悪玉の代表とされている。しかし、枯れつつあるヤクスギに着生するのは見かけるけれど、実際に絞め殺されているヤクスギをまだ見たことはない。あんがい、悪い奴じゃないのかも。


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土曜日のジャガイモ(148)

2017-07-29 23:18:35 | 料理のサイエンス

カルビー 四季ポテトにんにく鶏味。期間限定。ちなみに、このポテチ、カルビーのHPには非掲載。イオングループ限定のよう。レア度高し。
「油切り製法」というのが用いられているよう。なので、通常チップスよりもカロリー低め。しっかりとしたチキンのうま味と、後から来るにんにくの味わい。

さて、暑さで食欲が弱ってくると、なぜか簡単にカロリーを取れるジャンクフードを身体が欲しがるようになる。そこで仕事帰りに近所のイオンへ。湖池屋でもカルビーでもいいから、油と食塩をと思っていた。並んでたのは大面積を占めているPB(プライベートブランド)。わずかに並んだNB商品のうち、見慣れたカルビーが数種、そして、湖池屋のプライドポテト。
狭い店内に並ぶのはトップバリュの文字ばかり。NB商品は極めて少なくなっている。ポテトチップスに限らず、最近、こんなケースが増えている気がする。

リーマンショック後、景気が急速に冷え込む一方、原料の高騰が続き、NB商品は相次いで値上げや、容量減(実質値上げ)がなされていった。消費者の生活防衛意識が高まるなかで、強い味方とされたのが、イオングループのPB「トップバリュ」だった。その後も、PB商品は小売り各社の業績を下支え中。
PB商品の価格はNBより3割程度安いが、品質はNB並みかそれに近いもの、あるいはNB以上の品質をうたう。小売り側が独自の工夫によって、原料調達や物流のコストを省き、NB以上に安い商品をNB並みのクオリティで提供。つまり、消費者の味方というわけだ。
それでも、PB商品に対しては、原産地がどこだかわかったもんじゃないといった不安が付きまとう。体に悪そうな油をとることに引け目を感じていながら、少しでも救済の道として「国産ジャガイモ」をと考えたりもする。

なので、PB商品を避けてカルビーか湖池屋。
経済合理性や事業戦略に沿って商品を展開するのは、小売り側の自由だ。だが、消費者の味方といううたい文句を掲げるのなら、食品の安全性を前面に押し出してもらえないだろうか。


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屋久島の水

2017-07-28 23:04:17 | プチ放浪 山道編

白たえの滝のすぐ先に架かるひりゅう橋。雨水を集めた急な流れは底まで透き通り、淡いグリーンの光を放っている。
このグリーンは、濃い森影の緑を映しているのではなく、赤色が吸収され青緑が散乱するためらしい。屋久島の川の水は、ミネラルを含まず、標高のわりに虫も少ないため魚は棲まない。川辺には白のヒメシャラもそうだが、赤のヒカゲツツジの花が目に付く。緑と赤の対比が美しい。
下ってきたとき、森の闇につかまった。
照葉樹林と屋久杉林帯がおりなす屋久島随一の人気の森だ。
ヤクスギの巨木が放つオーラ。木は根っこを介して水分や養分、情報までも交換するのだという。木々のささやきが聞こえてきそう。


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白い糸

2017-07-27 23:02:19 | プチ放浪 山道編

環境省レッドデータブックに絶滅危惧IB類として登録されているチャボシライトソウ。
屋久島の森の中に見られる多年草。白い糸のように伸びたのが花弁。わずかな風にもゆらゆらゆれる。前回、屋久島に来た時に、ガイドさんから植物好きが一生に一度は見てみたいという植物との説明を受けた記憶がある。本州では、めったに見られないのだが、屋久島ではあちこちで見かける。


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