天然居士の独り言

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火炎瓶・・・

2016年08月09日 20時16分26秒 | 日記
 一昨日の夜、東京都杉並区の京王井の頭線富士見ヶ丘駅の駅前商店街で、
 サンバのパレード中に、火炎瓶が投げ込まれ、
 1歳の女の子を含む男女15人が手足にヤケドする事件が起きました。
 犯人と見られる68歳の男は、自宅で首を吊って死亡しましたので、
 動機の解明は難しいかも知れませんが、
 「祭りがうるさくて嫌だ」などと話していたと報じられているので、
 その辺が動機ようです。
 うるさいのが嫌ならば、祭りの時間はどこかに外出していても良い訳ですが、
 何か追い詰められるような心理状態に陥っていたのかも知れません。
 いずれにしても、社会の病理現象のような事件だと思います。

 火炎瓶が使用されたのに興味を感じました。
 火炎瓶は瓶の中にガソリンなどを入れ、そこに布などを導火線にして作る武器です。
 布を入れた後密封しないと、投げる前に発火してしまい、
 投げようとした人が火だるまになる可能性もあります。

 簡単に出来る武器であるため、1936年のスペイン内戦をはじめ
 ゲリラ戦などで使われて来ました。
 日本では1970年代の学生運動などでよく使われましたが、
 当時の法律では火炎瓶自体については規制することができなかったため、
 「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」が1972年に制定されています。
 僕の学生時代は、この法律制定の前後だったため、
 大学のキャンパス内で何度か火炎瓶が飛び交うのを見た事があります。
 地面に着地すると同時に瓶が割れ、中のガソリンなどに着火するため、
 結構迫力はありました。

 今回の事件の犯人、どのような人なのかは、その内報道されるかも知れませんが、
 年代的には全共闘世代に属する人のようです。
 あるいは、学生時代に火炎瓶を投げていた事があるのかも知れないなぁと
 漠然と思いました。

 リオデジャネイロオリンピックは3日目になりました。
 中々金メダルが取れなかった柔道でしたが、
 男子73kg級で大野将平選手が金メダルを取りました。
 女子57kg級の松本薫選手もロンドンに次いでの金メダルが期待されましたが、
 残念ながら銅メダルで終わりました。
 僕は、彼女のファンなので、残念です。
 その外、体操男子団体も金メダルを取りました。
 予選では鉄棒からの落下などもありどうなるかと思いましたが、
 予選でのミスを良い方向に向けたような感じですね。

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