天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

ウィンター・ウォー・・・

2017年11月30日 19時47分41秒 | 日記
 今日は、昨日の小春日和から一転して、
 朝から雲が厚く、昼過ぎには雨が降り出して寒い一日になりました。
 今日は、ヒカリ座に映画を観に行きました。
 本当は昨日行くつもりでいたのですが、
 天気の良い日は散歩、悪く寒い日は映画の方が良いですよね。
 さらに、映画の関係で、今日の方が良い事情もありました。

 観た映画は「ウィンター・ウォー」でした。
 第二次世界大戦当初のフィンランドとソ連の戦争を描いた映画です。
 そのような戦争があった事自体知りませんでした。
 一昨日、予習をしようと思って調べていたら、
 1939年11月30日、ソ連がフィンランドに攻め込んで戦争が始まったのを知りました。
 今日の丁度78年前ですね。
 どうせ観るなら今日の方が良いかと思った事もありました。

 戦争が始まるまで少し長いかなと思いましたが、
 楽観的な気分で参加した兵士達が、
 過酷な戦闘の中で、どんどん変貌していく様子が描かれていました。
 戦闘は塹壕戦で、一進一退を繰り返します。
 豊富な物量のソ連軍に対して、軍服すらもないフィンランド軍でしたが、
 火炎瓶で戦車を攻撃するシーンがあり、
 当時のソ連の外相モロトフへのプレゼントとして、
 モロトフカクテルと名付けるシーンもありました。
 主人公と弟が参戦していましたが、弟は負傷して、兄は休暇で、
 それぞれ故郷に帰るシーンがあり、
 レマルクの「西部戦線異状なし」を思い出しました。
 「西部戦線異状なし」と同じように、弟は戦場に戻った直後に爆死します。
 兄は、条約が成立して停戦になるまで生き残ります。
 全体で3時間ほどの映画でしたが、2時間位は戦闘シーンで、
 多くのエキストラ、大量の爆薬を使った迫力のある映像でした。
 しかし、3時間は長かったですね。
 些か疲れました。

 映画が終わった後、お腹が空いていたので、
 オリオン通りのカフェでお昼を食べて来ました。
 前菜、ロールキャベツ、五穀米、味噌汁にドリンクバーが付いて980円です。
 このメニューで、女性向けのカフェと分かって頂けると思います。
 既婚者ですが、若い娘さんがやっている店で、今日はそのお母さんも手伝っていました。
 僕には、そんな馴染みの店もあります^^
 綺麗な若い女性の3人組のお客がいました。
 そこに若い男性が入って来て加わりました。
 見た事がある人だと思って声を掛けようとして思い止まりました。
 NHKの栃木県の地域放送のアナウンサーだと気が付いて良かったです^^

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小春日和・・・

2017年11月29日 19時56分48秒 | 日記
 今日は朝から暖かな一日でした。
 正に小春日和ですね。

 アメリカでは、Indian summerと言います。
 どうしてインディアンの夏なのかが分からなかったので調べてみました。
 18世紀後半のインディアンとの争いが行われていた頃に使われ始めたようです。
 インディアンが、入植者に奪われた土地を取り返すため襲撃する日を決めるのに、
 雪が降ったり霜が降りした後の、暖かくなることが見込まれる日を選んでいたそうです。
 溶けた雪や氷で地面がぬかるみ、自分たちの足跡を消してくれて、
 追撃されにくくなるのが理由のようです。
 余り穏やかな日に相応しくないような、物騒な事が語源なのですね。

 それはともかく、こんな小春日和の穏やかな日は、
 洗濯です。
 洗濯物を干してから、マウスを買いに宇都宮駅前のヨドバシカメラまで出かけました。
 ワイヤレスマウスよりも安定しているとの事なので、
 有線のマウスにしました。
 さすがに使いやすいですね。

 買ったマウスなどを家に置いて、そのまま散歩に出掛けました。
 向かった先は八幡山公園です。
 宇都宮でも紅葉は盛りを過ぎた感じです。
 しかし、公園にはまだ色鮮やかな木が沢山ありました。
 ドウダンツツジの赤がとても綺麗でした。
 林の中に入ると、雨が降るように枯れ葉が散って来ていました。
 公孫樹の下には、正に黄色の絨毯のように落ち葉が重なっていました。
 これは滑りやすいので、気を付けて歩きました。
 そのまま焼きそば屋さんに行って、お昼を食べて帰って来ました。
 午前中だけで、1万歩を超えました。
 午後は当然のことながら、昼寝になりました^^

 騒ぎになっていた横綱の日馬富士ですが、今日引退届を出しました。
 暴行した事は紛れもない事実なので、仕方ないところかも知れませんが、
 貴乃花親方の動きで、問題が大きくなってしまった感じがします。
 事件の翌日には、握手して和解していたとの事なのですが。
 先場所の優勝が見事だっただけに、残念な気がします。

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個展・・・

2017年11月28日 21時31分24秒 | 日記
 今日、宇都宮市の唯一のアーケード街であるオリオン通りを歩いていたら、
 市民の発表の場である建物の前に、「我が街 宇都宮」との掲示が出ていたので、
 入ってみました。
 年配の方がお一人で宇都宮市内の各地を水彩で描いた絵が展示されていました。
 何点あったか分かりませんが、沢山の絵が展示されていて、
 展示しきれない絵はフォルダーに入れて見られるようになっていました。

 見慣れた風景の絵も多くありましたが、
 絵を観ると、その場所の良さが分かるような気になりました。
 また、今の宇都宮の景色なのですが、懐かしくなるような感じもしました。
 それぞれの風景を愛情こめて描かれているからなのでしょうね。
 僕の知らない風景も何点かありました。
 そんな景色を探して街歩きをしてみようかとも思いました。
 風景だけではなく静物の絵もありましたが、
 赤い花の絵が多いのにも関わらず、それぞれの季節感が出ていました。
 ともかく、絵を観て癒されるような気分になりました。
 絵が描けるのは羨ましいなぁと思いました。

 夕方、パソコンを立ち上げたら、マウスが動かなくなってしまいました。
 どうもマウスが故障したような感じです。
 今日の日記など、どうしようかなと思ったのですが、
 NXパッドで何とかなりそうなので、
 ネットで使い方を調べながら、日記などを書きましたが、
 慣れていないので、時間が掛かってしまいました。

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太平山へ・・・

2017年11月27日 20時39分29秒 | 日記
 今日は朝から良い天気でした。
 今年はまだ綺麗な紅葉を見ていないなぁと思っていました。
 京都は早かったですし、先日行った日光は遅かった感じでした。
 それで、栃木市の太平山に行って来ました。
 ここは栃木県内でも屈指の紅葉の名所です。
 少し遅いかなと思って出掛けたのですが、丁度良いタイミングだったと思います。

 太平山は、栃木市の中心部から西に約5kmに位置しています。
 山上には太平山神社があります。
 登山道もあって、今日も登山姿の人も結構いました。
 僕は車でしたが^^
 6月には、1000段の石段の両脇に紫陽花が咲く事でも有名です。

 神社の近くに謙信平があります。
 上杉謙信が騎馬隊をここで練習させた事にちなむ場所です。
 上杉謙信は、北条氏などと戦うため、越後から関東平野に何度も出兵しています。
 謙信平には、約400mにわたって赤く色づいたモミジが続いています。
 この紅葉、まだ黄色いのもありましたが、とても綺麗でした。

 謙信平付近には数軒の茶店があり、名物が、団子と焼き鳥と厚焼き玉子です。
 どこの店が美味しいのか分かりませんので、
 屋外にテーブルが出ていて、紅葉を見ながら食べられる所で食べました。
 団子はコシがあって餡も美味しかったです。
 焼き鳥は柔らかく、厚焼き玉子も、ふんわりとしていてやはり美味しかったです。
 紅葉と謙信平からの眺めを満喫して来ました。

 今日、撮った写真をアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

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大相撲九州場所・・・

2017年11月26日 17時53分57秒 | 日記
 大相撲九州場所は、昨日白鵬の40回目の優勝が決まって、今日が千秋楽でした。
 場所前に起こった日馬富士問題は、
 単純な暴力事件ではなくなってしまった感じがします。
 その原因は、貴乃花親方の不可解な行動にあるようです。
 警察の捜査も入っていますが、相撲協会としてもキチンと調査を行い、
 結果を明らかにしないと、ファンが離れてしまうような気がします。

 場所前からの鶴竜の休場をはじめ、
 日馬富士、稀勢の里、高安と横綱大関の休場が今場所も相次ぎました。
 その他の力士でも休場が多いですし、
 休場に至らないまでも怪我をしている力士が多いですね。
 力士の大型化や、巡業などの日程がタイトである事など色々原因が考えられますが、
 キチンとした対策を講じないと、やはりファンが離れてしまうような気がします。

 今場所、特に終盤戦になってからは、NHKの衛星放送が始まるとよく見ていました。
 テレビ放送に合わせるように、午前中に散歩や用事を片づけていました。
 取り組みとしては、三段目の後半位からですね。
 これらの相撲を見ていると、相撲と言う競技が分かり、
 基本的な事が勉強になったような気がしています。
 三段目辺りでも、30代後半の力士もいて、
 これから幕内に上がる事は難しいかなと思いながら、
 一生懸命に頑張っている姿に心打たれました。
 彼らがいるから、若手の力士も強くなって行くのでしょうね。

 ご存知の方も多いと思いますが、幕下以下の力士は7日制です。
 取り組みは、勝った者同士、負けた者同士で対戦が行われて行きますので、
 一昨日からは、3勝3敗の力士同士の対戦が多くなっていました。
 勝ち越すか負け越すか、結果は大きな差が出ます。
 このような取り組みによっても、真剣に取り組む修練になっているのでしょうね。

 39歳で昭和以降最高齢での再入幕を果たした安美錦ですが、
 初日から5連勝と快進撃を続けました。
 その後負けが混んで、7勝7敗で千秋楽を迎えました。
 相手の千代翔馬も7勝7敗で、厳しいかなと思いましたが、
 上手出し投げで下して勝ち越しましたし、敢闘賞を受賞しました。
 インタビューでは、涙も見せていましたが、観ていて僕もウルッとしてしまいました。

 負けて土俵下に落ちたような力士に対して、
 勝った力士が手を指し伸ばして土俵に上がる手助けをする姿を、
 昔はよく見ていたような気がしますが、
 最近は見掛けなくなったように感じています。
 協会の方で、何か指導でもしているのでしょうか?
 それとも力士の気質が変化しているのでしょうか?
 礼に始まり礼に終わると言われていますので、
 勝負がついたならば、負けた方に手を差し伸べる事は礼に叶った事のような気がします。

 仕事をしていた時には、ゆっくり相撲を見るような事はありませんでした。
 高齢者が相撲を楽しみにしているのがよく分かりませんでしたが、
 最近、分かるようになりました。
 次の初場所も楽しみです^^

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焼きまんじゅう・・・

2017年11月25日 19時48分29秒 | 日記
 焼きまんじゅうをご存知でない方も多いかと思います。
 群馬県の郷土食で、
 餡の入っていないまんじゅうを串に差して、味噌味の甘いたれをつけ、焼いたものです。
 先日、長男が高崎から帰って来た時に、お土産と言って買って来てくれました。

 僕の父は、群馬県の沼田市の出身です。
 戦前に軍人になり、宇都宮の連隊に入ってから、宇都宮に住み付きました。
 父の姉が前橋に住んでいました。
 僕が小さい頃、父は仕事の関係で桐生に行く事が多く、
 伯母の所にも時々顔を出していたようです。
 お土産として、焼きまんじゅうを持たされて帰って来ました。
 伯母は、僕が好きだと思っていたようでした。

 親父が亡くなった後、色々な事があって前橋に行った事があります。
 その時は伯母も元気で、僕が行った事を喜んでくれました。
 やはり、焼きまんじゅうを買っておいてくれて渡されました。
 その伯母も、それから数年して亡くなってしまいました。

 僕と焼きまんじゅうには、そのような思い出があるのですが、
 もちろん、長男は知りません。
 それが、焼きまんじゅうを買って来てくれたので、僕は嬉しくなってしまいました。

 昔食べた焼きまんじゅうは、串に差してあって焼いた後のものでした。
 既に冷たくなっていて、それをもう一度お袋が焙ってくれて食べた覚えがあります。
 長男もそのような物を買って来たと思ったのですが、
 今はまんじゅうが真空パックに入っていて、味噌だれもビニールに入っていました。
 串も入っていて、更にたれを付ける箒の形をした刷毛も入っていて、面白かったです。
 同封されていた栞には、
 まんじゅうをレンジか蒸し器で温めてたれを塗って食べるように書いてありました。
 昨夜、レンジで温めて食べてみました。
 まんじゅうの小麦が美味しく、味噌だれも懐かしい感じがしました。

 先日帰って来た長男は、慌ただしく帰ってしまいましたので、
 そんな話をする時間がありませんでした。
 正月に帰って来た時にでも、少し経緯を話しておこうかと思っています。

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日本国の伝統・・・

2017年11月24日 19時59分49秒 | 日記
 自民党の竹下亘総務会長は昨日、岐阜市内で開かれた党支部パーティーの講演で、
 天皇、皇后両陛下が国賓を迎えて開く宮中晩餐会について、
 「(国賓の)パートナーが同性だった場合、私は(晩餐会への出席には)反対だ。
 日本国の伝統には合わないと思う」と述べたと報じられています。
 この発言を巡って、既にネット上では、色々な批判が出ていますし、
 同じパーティーに出席していた野田聖子総務大臣は、
 「多様性を重んじている人間としては、
 どんな人も伸びやかに生きられる日本でありたいと。」と述べ、
 竹下氏にやんわり異論を唱えたと報じられています。

 僕は、同性愛は好きではありませんが、この発言は、やはり問題だと思います。
 宮中晩餐会には同性愛者を出席させるべきではないとのニュアンスがあり、
 性的な嗜好で人を差別するのは如何かと思います。

 この発言の中に、日本国の伝統と言う言葉が出て来ます。
 保守的な人が好んで使う言葉ですが、
 どこまで日本の歴史について理解しているのかと思ってしまいます。

 同性愛に関して言えば、日本は男色が盛んな国でした。
 キリスト教やイスラム教では、同性愛については罪としていて、
 厳しく否定して来ましたので、日本はむしろ特異な国だったかも知れません。
 1549年に来日したフランシスコ・ザビエルは、
 日本人を賞賛しながらも、許すことができない罪悪として男色を挙げていますし、
 その後来日した宣教師たちも、男色が公然と行われている事に唖然としています。
 江戸時代、幕府は風俗を乱す事から、何度か禁止しましたが、依然として続いていました。
 明治時代になって、急速な欧化政策により、一時は刑罰を科して禁止しましたが、
 刑法を制定した際には規定されませんでした。

 竹下さんは講演で、また異性間の事実婚にも言及していて、
 オランド前仏大統領が来日した際、
 事実婚相手の女性を宮中晩餐会に伴ったことについて、
 「奥さんではないパートナーだという女性が天皇、皇后両陛下と並んで座るわけだから、
  どう対応しようかと宮内庁は悩んだ」と指摘しています。

 奈良時代や平安時代から江戸時代まで、
 天皇が人を招いて饗応する機会があったのかどうかは分かりません。
 しかし、当時の社会情勢からすると夫婦を招く事などはなかったでしょうね。
 ですから、天皇の晩餐会に夫婦で出席する事が始まったのは、
 少なくても明治になってからのものだと思います。

 先ほども書きましたが、保守系の人々は、
 とかく日本の伝統とか、古来の美風とか言いますが、
 そのような根拠のない情緒的な言葉に惑わされないようにしないといけないと思います。

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勤労感謝の日・・・

2017年11月23日 20時04分00秒 | 日記
 今日は勤労感謝の日です。
 今年から働かなくなりましたので、関係なくなりましたが^^

 働いている長男が、昨夜帰って来ました。
 彼は10月から高崎に転勤になりました。
 宇都宮にも仕事があるらしく、昼過ぎから宇都宮には来ていたようですが、
 家には、午後6時頃、会社の車を置きに来て、
 そのまま会社の人と飲みに行き、
 本当に帰宅したのは午前0時頃でした。
 今日は栃木市のゴルフ場でコンペがあるとの事で、
 午前6時過ぎには家を出て行き、そのまま高崎に帰りました。
 家の滞在時間は6時間ほど、
 疾風のように現れて、疾風のように去って行きました。
 正に日本のサラリーマンの一つの形なのでしょうね。
 よく働いていると思います。

 勤労感謝の日と言うと、大学ラグビー対抗戦の早慶戦の日です。
 ほぼ毎年書いていますので、覚えて下さっている方もいるかも知れませんね。
 今年は、8月20日に先輩と一緒に、
 菅平の早稲田大学対帝京大学の練習試合を見に行きました。
 あの時は、0対82で負けてしまいましたが、
 10月28日の対抗戦でも、21対40でやはり負けました。
 しかし、点数を取っていますので、少し力が付いたのかも知れないと思っていました。

 試合は、開始早々慶応が主導権を握った感じで1トライを上げました。
 早稲田は前半2本のペナルティキックだけで、6対7で折り返しました。
 後半も早稲田が攻めても、慶応のディフェンスラインを突破できず、
 慶応に1トライ取られ、更にもう1トライ取られ、9対21になったところで、
 今年はダメかと思いました。
 ところが後半28分に、早稲田が1トライを上げ、
 更にその5分後にも1トライを上げて、それぞれ難しいゴールキックも決まり、
 23対21と逆転し、そのまま慶応の猛攻をしのいで逃げ切りました。
 慶応のフォワードの方が力が勝っていた感じがしましたが、
 よく勝てたと思いました。

 加藤キャプテンの談話で、日本一を目指すと言っていましたので、
 大学選手権で、帝京大学を倒す事を目標にしているのでしょう。
 どうなるか分かりませんが、先が楽しみです。

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百田尚樹氏・・・

2017年11月22日 20時14分08秒 | 日記
 作家の百田尚樹氏が10月27日沖縄県名護市で講演した内容について、
 今日付けの沖縄タイムスが改めて発言の詳細とその内容の検証を載せています。
 これを読むと、2年前に自民党の文化芸術懇話会で述べて物議をかもした、
 「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない」
 「あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば、目を覚ますはずだ」
 「もともと普天間基地は田んぼの中にあった。そこを選んで住んだのは誰か」と
 色々な批判があるにも関わらず、同じような主張を繰り返しています。
 さらに、
 「辺野古の反対運動には日当が支給され、その資金源は中国である。」と述べ、
 会場で取材していた沖縄タイムスの記者を名指しして、
 「Aさんはもう、悪魔に魂を売った記者だ。
  家に帰ったら嫁さんがいる。娘さんがいる。知らんけど。
  中国が琉球を乗っ取ったら、Aさんの娘さんは中国人の慰み者になります。」と
 とても良識ある人とは思えないような発言をしたと報じられています。

 これまでの百田氏の発言を見ていると、
 根拠を問われると、はぐらかす以外ないような話を繰り返しています。
 同じ文言を何度も繰り返していると、そのうち事実とは関係なく
 「真実」として受け入れられ始めると心理学では言われていて、
 「真理の錯誤効果」と呼ばれていますが、これを狙っているのかも知れません。
 アメリカのトランプ大統領も同じような手法を使っています。
 
 沖縄タイムスの検証には、
 既に辺野古の反対運動で、日当をもらえると信じて来た若者がいると載っています。
 ネット右翼などは著名な作家が言っているのだからと、
 信じてしまっている人も多いような気がします。
 先に挙げた文化芸術懇話会は自民党の集まりでしたが、
 自民党の議員の中でも、同じように信じてしまった議員もいるかも知れません。

 百田氏は2013年11月に、前任者の残り任期を引き継ぐ形で就任しましたが、
 2014年2月に行われた東京都知事選の際に、
 田母神俊雄氏の応援演説で他の候補を「人間のくず」と表現したため非難され、
 2015年2月末に任期満了で再任を辞退しています。

 経営委員になった時に、何でこのような人がと思ったのですが、
 安部総理とは仲良しとの事だったので、そんなものかと思いました。
 あるいは、安倍総理の言いたいけれど口に出来ない本音を
 百田氏が代弁しているのかも知れません。
 百田氏と安倍総理、
 他の人の話に耳を貸さないと言う共通点があるような気がします。

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オオカミロボット・・・

2017年11月20日 20時26分59秒 | 日記
 今日のニュースを見ていたら、
 群馬県の大泉町で、
 小学生の女の子がイノシシに襲われ怪我をしたとの記事がありました。
 地図でこの場所を調べてみましたが、山間部からは距離のある地域で、
 どうしてイノシシが出現したのか分からないような地域でした。
 近くに利根川が流れているようなので、
 あるいはこの河川敷などを伝って山から下りて来たのかも知れません。

 最近、イノシシやクマ、シカなどが住宅街に出現する事が多くなっています。
 中山間地域では、以前から野生動物が農作物を荒らす被害が発生しています。
 それがどんどん人家のある地域にまで出現しているように感じています。
 動物の順応性はかなり高いので、
 ロンドンのキツネ、ニューヨークのコヨーテ、インドのニューデリーのヒョウなど、
 世界的には、都市部に野生動物が棲みついている所があるようです。

 日本で、イノシシやシカなどが増えたのは、山の荒廃など色々な理由がありますが、
 一番の理由は、天敵のオオカミが絶滅してしまった事なのだと思います。
 ニホンオオカミ絶滅によって、頂点が空位となった現在の日本の生態系こそが
 異常な状態なのだとも言われています。
 そのため、日本にオオカミを再導入すべきと主張する人もいます。
 実際にアメリカのイエローストーン国立公園では、オオカミが絶滅してしまった結果、
 動物相や植生の変化があったため、オオカミを再導入して、良い結果を出しています。

 狭い日本で、オオカミの再導入に対しては、色々な心配もあるので、
 中々簡単には進まないかも知れません。
 その代わりとして、最近研究が進んでいるのが、オオカミロボットの導入です。
 北海道の企業が北大などと協力して開発したもので、
 その名は「スーパーモンスターウルフ」です。
 体長65cm、体高50cmで、バッテリーにソーラーパネルをつなげて電源にしています。
 口には牙もあり、近づく野生動物をセンサーで感知し、
 強力なLEDの光と威嚇音で野生動物を驚かせるものです。
 北海道や千葉県で試験的に設置されていますが、
 今のところイノシシなどの姿を見なくなったので、効果が確認されているようです。

 しかし、このロボットオオカミは動き回る訳でもないですし、
 動物を食べてしまう訳ではないので、個体数が減る訳でもありません。
 狭い地域での効果はあるかも知れませんが、
 抜本的な対策にするためには、まだ研究が必要な気もします。

 野生動物と人間の共生は、かなり難しい問題です。
 色々な知恵を出して早急に検討しないと、いけないのでしょうね。

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