天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

この1年・・・

2018年12月28日 19時27分10秒 | 日記
 毎年、大晦日にこのテーマで1年を振り返った日記を書いて来ました。
 今年は、どうも明日以降どうなるか分からなくて、
 あるいは日記を書く時間がない可能性もあるので、今日書く事にしました。

 この1年、僕は完全無職で過ごしました。
 しかし、今年の4月から、色々と頼まれて、
 2つの団体の役員とある委員会の委員を引き受けてしまいました。
 いずれも前任者からの指名で、
 断ると困る人が出そうだったので引き受けた次第です。
 2つの団体は年間で2・3回の出席で済みますので簡単なのですが、
 その代わり報酬はなく、完全なボランティアです。
 委員会は若干の報酬を頂いていますが、結構中身は濃いです。
 概ね月1の開催ですが、優秀な若い人と議論しています。

 8月には長男が入籍をしました。
 結婚式は来年行う事になると思いますが、明るい素直なお嬢さんで、
 良い人と知り合ったと思っています。

 今年の日本漢字能力検定協会が選んだ1文字は「災」でしたが、
 今年も災害の多い年でした。
 冬の北陸地方の豪雪、7月の西日本豪雨、そして猛暑でした。
 4年ぶりに最高気温の記録が更新され、熊谷市で41.1度になりました。
 台風も多く、1シーズンで2個の「非常に強い」台風の上陸は史上初めてとの事です。

 そうした中でしたが、今年もなるべく安くをモットーにあちこち出掛けました。
 青春18切符を使って、3月には小田原に行き、皇居の乾通りの通り抜けに行き、
 4月には、福島市の花の山、横浜市の称名寺に行って来ました。
 5月は、泊まりで名古屋市に行き、翌日犬山市の国宝の城と茶室の如庵を見て、
 更に明治村にも行って来ました。
 6月には、クラス会で那須の貸別荘に泊まって来ました。
 そして6月末から、今度は大人の休日俱楽部切符で、宮城県の松島に行き、
 翌日は青森県の恐山に行って、イタコさんに同居人の霊を降ろしてもらいました。
 その次の日は長野県の上田市、更にその翌日新潟県の長岡市に行きました。
 9月には、ネットの麻雀グループのオフ会が那須であり、2泊3日で行って来ました。
 麻雀よりは、観光の方の時間が長かったようにも感じましたが。
 10月は、人に誘われて熱海の芸妓さんの踊りを見たり、川越祭りに行ったり、
 また下旬には泊りがけで奥会津に行って来ました。
 今月、やはり大人の休日俱楽部切符を利用して、
 山梨県の塩山、東京の迎賓館、岩手県の盛岡市、仙台市と歩いて来ました。
 それぞれ、日記に書きましたので、御存知かとは思いますが。

 今年行った中では、やはり恐山が1番でした。
 何か不思議な気分を味わって来ました。
 また、河井継之助の生涯を辿る事が出来た年でした。
 長岡市の生誕地にある記念館、福島県只見町の没した家などの記念館に行く事ができ、
 先日は、彼の旅日記「塵壺」を読みました。

 書き出してみると、恥ずかしい位に遊び歩いて来ましたが、
 来年も出来るだけ出掛けたいと思っています。

 今年も、僕の拙い日記をご高覧頂き有難うございました。
 来年、いつから日記を書けるかもよく分からないのですが、
 なるべく早く書こうと思っております。
 来年も宜しくお願いいたします。

 末筆になりましたが、
 皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
 どうぞ、良いお年をお迎えください。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商業捕鯨・・・

2018年12月27日 18時35分35秒 | 日記
 昨日は、色々な用事が溜まってしまったので、日記などは休みました。
 休んで片付いていない事が問題なのですが、
 まぁ、今年はまだ4日ありますし、年末までに片付けなくても良いものもあるので、
 何とかなるでしょう。

 政府は、昨日国際捕鯨委員会からの脱退を表明しました。
 先週からその旨の報道がありましたので、特に驚く話ではありませんが、
 国際協調を重視して来たこれまでの方針を転換させたと
 マスコミは受け止めているようです。

 以下、気になる点を3点ほど書いておきます。

 商業捕鯨を来年から開始しても、流通する鯨肉の量は変わらないようです。
 これまでの調査捕鯨が南氷洋などでも行って来たのに対し、
 商業捕鯨は日本の領海や排他的経済水域に限る事になるからなのですが、
 では、何のために国際捕鯨委員会を脱退するのか分からなくなります。
 30年間日本の主張が入れられなかったと言うのが脱退の理由ですが、
 この30年間、国民のタンパク質摂取量が減るなど、
 国民生活に影響が出るような切迫した理由はありません。
 国際協調から舵を切る重大さと比べると、如何かなと思います。
 30年頑張ったのだから、40年目指して頑張っても良いような気がします。

 漁業資源の問題はクジラに止まる訳ではなく、
 マグロやサンマなどの資源管理があります。
 こちらの方が重要な気がします。
 地域漁業資源管理機関を通して資源管理の協力を求めて来ていますが、
 今回の国際捕鯨委員会の脱退で、日本の説得力は低下するでしょうね。

 商業捕鯨と言う言葉から、民間企業主体の捕鯨を連想しがちですが、
 採算ベースに乗らないのではないかとの指摘が報じられています。
 現在流通している鯨肉の多くは、日本鯨類研究所が実施した調査捕鯨の副産物で、
 鯨類研究所は市場に流す事で調査費用を賄っていますが、
 これでは足りないために、国の助成を受けています。
 商業捕鯨に税金を注ぎ込む事になるのでしょうか?
 商業捕鯨の再開と言いながら、鯨肉の価格が下がらなかったら、
 政府としても困るので、注ぎ込むような気がするのですが。

 一昨日の時事通信の記事では、
 「外務省によると、日本の国際機関からの脱退は
  1933年の国際連盟脱退以来、ほとんど例がないという。」とありました。
 ところが昨日の菅官房長官の発表では、
 国際団体からの脱退は20回位あるような発言がありました。
 時事通信に話した外務省の官僚は、官邸から怒られたでしょうが、
 官邸なのか水産庁なのか分かりませんが、
 問題の重大さを隠そうとしているような気がします。

 話は変わりますが、
 法務省は今日、1988年(昭和61年)にコスモリサーチ社の社長など2人を殺害し、
 強盗殺人などの罪に問われた
 岡本(旧姓河村)啓三死刑囚(60)と末森博也死刑囚(67)の執行を行ったと
 発表しました。
 死刑執行は、年末に行われる事が多く、
 先日見た映画「教誨師」でも、年末になると動揺する死刑囚が描かれていましたが、
 今年は7月のオウム真理教による一連の事件で、13人の執行がありましたので、
 ないだろうと思っていたので驚きました。
 1990年から1992年の3年間は、死刑一時的に中断していましたが、
 死刑が再開された1993年以降、最多だった2008年の15人に並びました。

 日本の死刑制度は、世界の趨勢とはかけ離れています。
 商業捕鯨の問題と併せて、
 日本が国際社会の中で、孤立化するのではないかと気になります。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大掃除・・・

2018年12月25日 18時32分01秒 | 日記
 数日前から、大掃除を始めています。
 本来の大掃除は、見えない所もキチンと掃除するものなのでしょうが、
 これまで、概ね見える所だけ綺麗にして済ませて来ました。
 ところが、今年の年末は、長男が嫁さんを連れて来て、
 彼女は料理が得意なので、腕を奮ってくれるとの事です。
 そうなると、見える所だけでは済みません。
 冷蔵庫はもとより、キッチン回りとか食器棚など。
 これまで見ないふりをして来た所までやらないといけないだろうと思いました。
 当初の思惑では、そんなに時間が掛からないだろうと思っていた所が、
 汚れが落ちなかったり、落とす方法が分からなかったりで、
 思わぬ時間が掛かっています。

 先日は、オーブントースターを綺麗にしたのですが、
 その下にゴミなどの受け皿があるのに初めて気が付きました。
 初めて気が付いたのですから、ここ4年間は絶対に掃除をしていません。
 溜まった汚れを落とすのに、苦労してしまいました。
 キッチンの棚には、この4年間見た事のない調味料などもありました。
 ほとんど賞味期限が切れて3・4年経っていますので、処分する事にしました。

 失敗も何度かしています。
 浴室の掃除中、足を滑らせてしまい、浴槽に尻餅をついてしまいました。
 着替えたばかりの衣類が濡れてしまい、
 洗濯物を増やしてしまいました。
 打撲などしなくて良かったとは思いますが。

 思わぬ物を見付けたりしています。
 昨日使ったランチョンマットもこの間見付けたものです。
 ここにあったのかぁとの感じですね。

 平成22年12月31日付けの同居人の薬が出て来ました。
 そして思い出しました。
 その日の朝、彼女は青い顔をしていました。
 吐き気が強く、熱もあるようでした。
 昼過ぎ、医者に行きたいと言うので、
 休日夜間診療所へとも思ったのですが、 多分かなり混雑しているだろうと思い、
 ネットで調べていたら、やっている内科の病院があったので、
 そこに連れて行って薬を貰って来ました。
 他に患者もいなくて、空いていましたが、
 その病院は透析を行っているので、日曜以外は開いているそうで、
 親切な医者が、インフルエンザではないから大丈夫と言ってくれました。
 正月の料理などは、何もしなくて良いから寝ていろと言っておきましたが、
 翌日、つまり平成23年の元旦は、青い顔をしながら雑煮だけを作ってくれました。
 出してくれた薬がよく効いて、3日には完全に治ったような記憶です。
 色々な物を見付ける度に、思い出にふけっている事もあるので、
 時間が掛かるのかも知れません。

 明日は、所用のため日記を休ませて頂く事になると思います。
 酒飲みではありません^^

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きよしこの夜・・・

2018年12月24日 21時28分59秒 | 日記
 今日、ネットのニュースを見ていたら、
 AFP時事のニュースに、
 「きよしこの夜」が初演されて200年になるとの記事が載っていました。
 記事によると、世界で最も有名なクリスマスキャロルの一つとの事です。

 この記事によると、初演されたのは、
 オーストリアのザルツブルグ近郊にあるオーベルンドルフ村でした。
 ナポレオン戦争後の貧困に苦しんでいた
 オーベルンドルフの村人たちを癒やそうと考えたヨゼフ・モール司祭が
 1816年に書いた6行詩だったとの事です。
 その2年後にモール司祭は、
 教師や聖歌隊の指揮者、オルガン奏者を務めていたフランツ・クサーバー・グルーバーに
 その詩に曲を付けてほしいと依頼し、
 「きよしこの夜」は1818年12月24日、
 オーベルンドルフ村の礼拝堂に集まった、信者たちの前で初めて演奏されました。

 その後、この曲は「ライネルシンガーズ」や「シュトラッセルシブリングス」などの
 移動楽団がレパートリーに加え、ヨーロッパ各地やアメリカなどで披露したことから、
 オーストリア国外でも知られるようになったとの事です。

 我が家では、僕が小さい頃から、クリスマスイブには、
 ケーキに蝋燭を立てて吹き消していました。
 蝋燭に火を点けて、部屋の灯りを消した時、この「きよしこの夜」を歌いましたが、
 蝋燭だけの暗くて静かな部屋には、この曲が一番合うと思っています。
 同居人が来てからも引き継がれ、子ども達がいる間はそんな風に過ごして来ました。
 食事はピラフが多かったような記憶です。
 それに鳥のもものローストなどが定番でした。

 僕は、クリスマスイブは、やはり静かな雰囲気が良いと思っています。
 今は一人ですから、いつも静かですが、今夜はテレビもつけず、
 一昨日、クリスマスイブ用のランチョンマットを見付けたので、これを使って
 冷凍のピラフを解凍して、サラダを作って食べました。
 ケーキは一人で食べても仕方ないかと思いましたが、
 アップルパイ風のパンを買って来たので、後ほど食べます。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天皇誕生日・・・

2018年12月23日 20時33分40秒 | 日記
 今日12月23日は天皇誕生日で、85歳をお迎えになりました。
 ご承知の通り、12月23日としては最後の天皇誕生日となります。
 皇太子殿下の誕生日は2月23日ですから、
 次の天皇誕生日は、再来年の2月23日からと言う事になります。

 天皇誕生日の今朝、新聞に天皇陛下の記者会見での談話が載りました。
 下野新聞には全文が載っていましたので、
 これを読みましたが、とても感動しました。

 現代の天皇制は、日本国憲法に定められたものではありますが、
 現行憲法の基本的な精神からみると、例外的な制度です。
 そのため、かつては天皇制廃止の議論が活発でしたが、
 最近は少なくなったような気がしています。
 それは今上陛下の真摯な姿勢が影響しているように思いますが、いかがでしょうか。
 陛下は、
 「日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながら
  その務めを行い、」と仰っていますが、
 新たな象徴天皇像を築き上げるために、いかに力を注がれたのが分かります。

 また、平和への思いの強さは、
 「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、
  心から安堵しています。」とのお言葉に表れていると思いま。
 太平洋戦争当時、陛下は栃木県の日光市の旧田母沢御用邸で過ごしています。
 戦争の体験者としてのご経験を深くお心に留められていると思います。

 特に印象深く感じたのは、沖縄に対する思いです。
 天皇は政治的な発言をする事が出来ませんが、
 県民の意志を無視して辺野古移設を進めようとしている政府に対して、
 沖縄県民のこれまでの苦労を忘れるなと仰っているような気がしました。

 また外国人の問題について、日本人移住開始から150年になる事を述べられながら、
 「各国から我が国に来て仕事をする人々を、
  社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。」と仰り、
 外国人労働者受入問題の懸念を述べられているように感じました。

 今上陛下は、非常に真面目で慈愛に富んだお姿を国民にお示しになりました。
 善意のみの理想的な一つの人間像のような気がします。
 政治家も今上陛下を少しは見習って欲しいものだと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越年・・・

2018年12月22日 16時55分20秒 | 日記
 以前からお付き合い頂いている方は、
 僕が、大学ラグビーの早稲田のファンである事はご存知だと思います。
 しかしながら、今年は、夏の菅平の練習試合を観に行きませんでしたし、
 11月23日の早慶戦は所用で、12月2日の早明戦は上京していたため、
 ライブで試合を観ていませんでした。
 今年の対抗戦は、早稲田は帝京大学に負けたものの、明治大学が帝京に勝ったので、
 同じ勝ち星で早稲田と帝京が両校優勝になりました。

 大学ラグビーは、大学選手権が始まっています。
 今日は準々決勝の4試合が行われ、早稲田は慶応と対戦する事になりました。
 NHKBSで、4試合の内2試合実況中継をするとの事だったので、
 当然早慶戦をやるのかと思っていましたが、
 NHKは大阪の金鳥スタジアムの2試合でした。
 しかし、CATVのスポーツチャンネルで早慶戦の実況中継をやりましたので、
 観る事が出来ました。

 対抗戦では、早稲田は慶応に21対14で勝っています。
 前半終了間際、長い慶応の攻撃を凌いで、
 逆に早稲田がトライを奪って、これで勝てるかなと思っていました。
 しかし、後半、早稲田にチャンスでミスが何度か出て逆転され、
 4点差をつけられてしまいました。
 これはダメかとがっかりしてしまいました。
 残り20秒のところで、慶応ボールのスクラムになり、絶望的な状況になりました。
 ところが、ここで慶応に反則が出て、早稲田がペナルティキックを得て、
 それを蹴り出してのラインアウトから早稲田の猛攻が始まりました。
 既に試合時間が経過していますので、
 反則があったりボールが外へ出たりしてゲームが止まるとそこで試合が終わります。
 ハラハラしながら観ていましたが、
 何度かのフォワードの攻撃の後、バックスにボールを回して、
 ゴール隅に飛び込んでトライの5点を挙げ、逆転で勝ちました。
 スポーツは筋書きのないドラマと言いますが、
 本当に劇的な逆転勝ちで、歴史に残る試合になるような気がしました。

 準々決勝を勝ち上がりましたので、次は1月2日の準決勝になります。
 ここのところ4年間、早稲田は年末の準々決勝などで負けてしまい、
 年を越す事が出来ませんでした。
 久しぶりに越年出来て良かったと思います。
 準決勝は対抗戦では31対27で勝っている明治大学との対戦になります。
 是非、この試合にも勝って2008年度以来の優勝を目指してもらいたいと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

捕鯨・・・

2018年12月21日 20時27分48秒 | 日記
 僕は、クジラの肉は好きではありません。
 若干食わず嫌いの感じがあるかも知れませんが、
 小学校の給食にでて来たクジラ肉の硬くて不味いイメージが残っているので、
 積極的に食べたいとは思っていません。

 昨日のニュースで、日本が商業捕鯨を再開するため
 国際捕鯨委員会(IWC)を脱退する方針を固めたと報じられています。
 まだ政府としての正式な発表はありませんが、来週にでも発表するようです。
 どうも、僕の言い分が通らないから、僕は抜けるとの印象で、
 大人のやる事ではないような気がします。
 アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化対策のパリ協定から脱退しましたが、
 これのミニ版のような感じがします。
 アメリカは反捕鯨国ですが、今回の日本の脱退をどのように受け止めるのでしょう?

 捕鯨は、一部の鯨種が絶滅の危機に瀕したことを受けて、
 商業捕鯨は1986年、IWCによって禁止されました。
 それでも、日本では生息数などを調べる調査捕鯨として、捕鯨を行っていますが、
 これはあくまでもIWCの枠内での捕鯨です。
 これに対しても、反捕鯨国や団体からは、
 調査を隠れ蓑にした実質的な商業捕鯨だとの批判が根強くあります。
 現在、市場でクジラ肉が販売され、飲食店でも提供されていますが、
 この大部分は、調査捕鯨の副産物のようです。
 今後、IWCを脱退すると、クジラ肉が半額位になるのでしょうか?

 報道では、政府は反捕鯨国に対して、丁寧に説明するとの事ですが、
 この丁寧な説明の言葉が出て来ると、
 官邸が主導権を取っているのではないかと思えて来ます。
 現在、調査捕鯨の基地があるのが山口県の下関市です。
 また、捕鯨や鯨肉を食べるのは、日本古来の文化だとの理屈もあるようですが、
 日本の古式捕鯨の発祥の地とされている和歌山県は、二階幹事長の地元です。
 何となく、今回の脱退の意向の発表には、自民党の幹部の意向のような気がします。

 日本は今年9月、商業捕鯨のための捕獲枠設定をIWC総会で提案しましたが、
 提案は否決されました。
 この提案は、今回の脱退表明のシナリオだったのかも知れません。

 脱退した場合、どのような影響があるのかは分かりません。
 これまで、捕鯨支持と反捕鯨が激しく対立して、日本の思惑通りに進まない現状から、
 何度か政府はIWCの脱退を検討して来たようですが、
 しかし、国際協調を重視する外務省は慎重だったようです。
 オーストラリアからは、既に無念さをにじませるコメントが出ています。
 今回の脱退で、日本はアメリカなどと同じように、
 一国至上主義と受け止められ、国際社会の信用を失うような気もします。

 正式に脱退して、商業捕鯨を再開した時に、得られるメリットは、
 せいぜい鯨肉が安くなる位きりないと思うのですが、どうでしょう?
 国際的な信用と引き換えにするほどの事なのかなぁとも思います。
 何でも自分の思う通りに進めようとする安部総理の姿勢も危ないなぁと感じています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防衛大綱・・・

2018年12月20日 17時56分11秒 | 日記
 昨夜は近所の人たちとの酒飲みでした。
 街中は忘年会シーズンの真っ盛りと言う感じで、人通りが多かったですね。
 盛り上がってしまい、久し振りにカラオケにも行ってしまいました。
 歌い慣れている人は上手ですね。
 僕も練習しないといけないかなと思いました。

 政府は、一昨日の18日、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱(防衛大綱)」と、
 大綱の内容に沿って具体的な装備調達を進める
 次期中期防衛力整備計画(中期防、2019~2023)を閣議決定しました。
 この期間に調達する防衛装備品などの総額が27兆4700億円程度とされています。
 来年10月から消費税が8%から10%に引き上げられる事になっていますが、
 この増収額が5兆6000億円との事ですから、5年間で28兆円となり、
 ほぼこれと同額になります。
 消費税増税分を念頭に置いた調達額なのではないかと思ってしまいます。
 あれだけ国民的議論のあった消費税増税分とほぼ同額を、
 何の議論もなしに、政府の一存で決めてしまうのも変な話だと思います。

 今回の防衛大綱では、
 宇宙やサイバー空間などの新たな領域への対処が「死活的に重要」として
 優先強化する方針を明らかにしました。
 「死活的」も変な日本語だと思うのですが、
 そんなに重要な問題ならば、既存の防衛費を削って充てるべきです。
 既存部分も増やしておいて、その上に加えるのもどうも変だと思います。
 最近、余り使われなくなりましたが、スクラップアンドビルドが基本だと思いますが、
 ビルドアンドビルドですね。

 今回の防衛大綱の話題の一つが空母問題です。
 「攻撃型空母」にはあたらないとして、「多用途運用護衛艦」と呼ぶようですが、
 どうして空母が必要なのかも理解出来ません。
 少なくても、空母の速度と戦闘機の速度は、比較にならないほど違います。
 搭載機は10機との事で、敢えて空母に改修する必要があるのか意味が分かりません。

 更に、ステルス戦闘機F35を42機から更に105機追加購入する事になっています。
 ステルス戦闘機は、基本的にレーダーに映りにくいとされています。
 国土防衛のために、何でステルス戦闘機が必要なのかも分かりません。
 1機概ね100億円もする高価な戦闘機です。
 どうして100機以上購入するのか、その必要性を明らかにすべきだと思います。

 この他、効果が分からないイージスアショアなど、
 多くの装備品をアメリカから購入する事になるのだと思います。
 トランプ大統領は、兵器の大量購入を迫っていますし、
 その購入方法は、
 購入価格の提示額を受け入れる「対外有償軍事援助(FMS)」を利用しています。
 言うなれば言い値で買う事になる訳です。

 ともかく、今回の防衛大綱は、完全に軍拡路線上にあります。
 消費税増税で国民に負担を強い、その還元策で大企業を潤し、
 社会保障制度はどんどん切り詰めて、軍備は増大させています。
 どうしてこれで国民は怒らないのか、不思議な気がしています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4回目・・・

2018年12月18日 17時53分58秒 | 日記
 今日は、4回目の同居人の祥月命日でした。
 彼女が旅立って、もう4年になります。
 先日の9日には、息子達と墓参りをして来ましたので、
 今日はどうしようかと思ったのですが、
 先日は大勢だったので、落ち着かなかった事もありますし、
 今日は特に何の予定もありませんでした。
 ここのところ、命日が近いせいか、何かと彼女を思い出す機会が多くなっていますし、
 天気も良く暖かな感じでしたので、
 行かない理由もないなぁと思い、行って来ました。

 近所の馴染の花屋さんで花を買って、霊園に向かいました。
 霊園の入り口の所に大きな看板が出ていて、
 高架水槽の保守点検のため、墓域全域断水と書いてありました。
 墓参りにやはり水は欠かせません。
 どうしようかと思ったのですが、
 我が家の墓は、霊園の奥まった所にあります。
 高架水槽がどこにあるか分かりませんが、
 いずれにしても長い水道管で配水されているのでしょうから、
 少し位ならば水は出るかも知れないと思いました。
 墓に行って、近くの水道を出してみると、案の定、水が出ました。
 手桶2つ分の水が確保出来たので、いつも通りの墓参りが出来ました。

 9日に行った時には、園内の山茶花が満開でとても綺麗でした。
 今日は、ほとんど散ってしまっていました。
 林芙美子の言葉の「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき」が、
 頭の隅を過りました。
 前回、みんなに良い風景を見せられて良かったと思いました。

 霊園から帰って来て、昼食を摂った後、散歩に出ました。
 彼女の実家のあった辺りは様変わりしていますが、
 その辺をふらふらと歩いて来ました。
 彼女が通っていた小学校の前に横断歩道橋があります。
 その歩道橋が出来た時に、生徒代表の何人かと渡り初めをしたと
 聞いた事があるのを思い出し、渡ってみました。
 何と言う事もありませんでしたが。

 今日の日記を書くにあたって、昨年は何を書いたかなぁと思い、確かめてみました。
 そうしたら、昨年は前日に息子たちと墓参りに行き、当日は行きませんでした。
 でも、午後やはり彼女の実家の周辺を散歩していました。
 やる事が変わりないと言うか、進歩がないと言うのか、
 自分でも可笑しくなってしまいました。

 明日は、夜、酒飲みが入っていますので、
 日記などは休む事になると思います。
 お含みおき下さい。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すき焼き・・・

2018年12月17日 19時20分17秒 | 日記
 先週金曜日の事です。
 ある方から上等なすき焼き・しゃぶしゃぶ用の牛肉を送って頂きました。
 肉の分量は500グラムと書いてあります。
 さて、どうしようかと思ってしまいました。

 以前、家ですき焼きを食べていたのは、グリル鍋を使っていました。
 その記憶があったので、一昨日はグリル鍋を探してみました。
 しかし見つかりません。
 同居人が他界してからすき焼きは食べた事がありませんから、
 4年間は使っていなかった事になります。
 そんなに広い家ではありませんが、思いつく場所の外も探しましたが見当たりません。
 すき焼きを諦めて、フライパンで軽く焼いて塩胡椒で食べても美味しいかと思いました。

 昨日の朝、仏壇に線香をあげながら、
 「おい、あの鍋どこにやったのだ。」と独り言を言いました。
 その後、一昨日弟夫婦が来たので、その時出した茶器を片付けました。
 そうしたら、グリル鍋が見付かりました。
 その棚は見たのですが、てっきり上の方にあるとばかり思っていたので、
 下の方は見なかったのです。
 どこを探しているのかと言われれば、正にその通りですが。

 鍋を見付けてしまえば、これはすき焼きにする以外ないと思いました。
 一昨日からすき焼きの事ばかり考えていたので、食べたくて仕方ありませんでした。
 すき焼きのたれを買ってくれば簡単かなと思ったのですが、
 ネットで作り方を調べると、割り下もそれほど難しくはなさそうです。
 ならば自分でやってみようかと思いました。
 昨日は、午後第九の演奏会に行く予定でしたので、
 午前中に買い物に行って、白滝や焼き豆腐、葱、エノキなどを買って来ました。
 葱は、レジ袋から頭が出ます。
 たまたま、近所の小母さんと行き会い、今夜は鍋なの?などと言われたので、
 すき焼きにすると話をしたら、白菜はあるのと言われました。
 我が家では、白菜を入れていなかったので、それは入れませんと答えました。
 春菊は入れていたのですが、僕は余り好きではないので買って来ませんでした。
 野菜分が足りないのではないかとも言われたのですが、
 取りあえず上手く出来るかどうか分かりませんし、食べたいのは、牛肉です。
 昨夜は買って来た材料だけで作ってみました。
 一人で食べるのには、鍋が大き過ぎる感じなので、
 買って来たものを残らず入れましたが、
 牛肉は3分の1ほど入れただけにしました。
 失敗したら大変ですし、たまたま肉が6枚だったので、2枚で良いかと思いました。
 1枚が大きいので、6等分にしてみたのですが、熱すると縮むのですね。
 少し小さくなってしまいました。

 それでも結構美味しく仕上がりました。
 少し割り下が分量の割には濃かったかも知れません。
 後で喉が渇きましたが、それ以外は満足できる結果でした。

 すき焼きが続くのもどうかなぁと思い、今夜はしゃぶしゃぶにしてみました。
 鍋に水を入れ少し酒を入れただけにして、
 ポン酢で食べてみましたが、やはり美味しかったです。
 肉が良いからでしょうね。
 野菜を入れなかったので、野菜はサラダで対応しました。
 これから鍋ものを増やす事になりそうです^^

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする