天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

視聴率・・・

2020年10月31日 18時49分04秒 | 日記
 ここのところ歯科医院に通っています。
 そこの歯科医は、中学、高校と同窓で、家も近所なので、
 急な場合も対応してくれ、有難い存在です。
 僕も、どこか良い歯医者がないかと訊かれると、まず彼の事を紹介しています。

 18日の夜、入歯を支えている義歯が取れてしまい、
 19日に慌てて電話して、これを治してもらいました。
 歯のメンテナンスの時期だからと28日に来るように言われ、診てもらいましたが、
 新たな虫歯が見付かってしまったので、来週からその治療が始まる事になっています。
 ところが、続く時は続くもので、昨日全く関係ない歯が取れてしまいました。
 昔治療して被せ物をしている歯で、折れたような感じでした。
 今日、慌てて電話して予約の患者の間に割り込ませてもらい、
 応急処置をしてもらいました。
 取れた歯を元に戻すのは無理なので、
 当面穴を塞いでおいて、痛くなるようならば抜歯かなと言われました。
 抜歯にならなければ良いのですが・・・

 24日に、宇都宮市の二荒山神社の菊水祭の事について書きました。
 この日、僕は家の近所で、その歯科医の奥さんと行き会いました。
 彼女は歯科医院の受付もやっていますので、もちろんよく知っています。
 お孫さん2人を連れて、神輿を見に来たと言っていました。

 26日のNHKの「とちぎ630」を見て驚きました。
 お孫さんと彼女が映っていて、インタビューに答えていたのです。
 菊水祭の神輿を見た話でしたので、僕と会う前だったようです。
 この番組は、
 平日の午後6時30分から7時まで、栃木県限定のニュースなどを放送する番組です。

 28日に行った時に、当然番組を観た話をしました。
 最初はお孫さんを撮ろうとしたのだけど、
 恥ずかしがってしまってキチンと話さなかったので、
 奥さんが代わりに答える事になってしまったと笑っていました。

 今日、行った時に、僕が治療を受けている間に来た患者さんからも
 観ましたとの話をされている声が聞こえて来ました。
 歯医者が言うのには、630だけでなくて、その日の首都圏の番組でも放送され、
 東京からも電話が掛かって来たとの事でした。
 彼の歯科医院に来る患者は、高齢者が多いのですが、
 来る人の多くから観たと言われているようで、
 患者さんのNHKの視聴率は8割位だと話していました。

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栃木県知事選・・・

2020年10月30日 17時22分50秒 | 日記
 任期満了に伴う栃木県知事選が昨日告示されました。
 無所属で5選を目指す現職の福田富一氏に対し、
 同じく無所属の元NHK宇都宮放送局長で新人の田野辺隆男氏が挑む選挙になります。

 福田氏が初当選した2004年の知事選を除き、
 過去3回の知事選は
 福田氏が共産系候補者との一騎打ちで圧勝する構図が続いて来ました。
 今回は2016年の参院選で野党統一候補として敗れたものの、
 31万票を獲得した田野辺氏との選挙戦になり、
 下野新聞は、「16年ぶりの本格的な対決選挙となる。」と報じています。

 福田氏は、先日の魅力度ランキングで最下位になってから、
 調査会社に直接乗り込んで話題になりました。
 この評価は様々かと思いますが、僕の周囲では、余り評判が良くないようです。
 この辺どのように影響するでしょうか?

 福田氏は2004年の選挙の時は宇都宮市長でしたが、それを辞して出馬しました。
 したがって、宇都宮市長選も同時に行われます。
 こちらもやはり5選目を目指す現職と、
 宇都宮市内が整備を進めている
 次世代型路面電車のLRTに反対する候補の対決になりそうです。
 知事選と市長選の同時選挙は、どちらが不測の事情で欠けない限り続くのでしょう。
 1度で済むから良いとの見方もありますが。
 来年の千葉県知事選挙でも、
 熊谷千葉市長が市長職を辞して立候補する事が報じられています。
 この噂通りになると、
 結果はどうなっても、千葉県でも知事選と市長選が同時に行われる事になると思います。

 選挙の公約の違いなど色々ありますが、
 結局は多選が良いかどうかの問題になりそうな気がします。
 今朝の下野新聞の一面のタイトルは「継続、変革 県政問う」でした。
 特に福田氏は、最初に当選した時に「権腐十年」を掲げていました。
 この言葉は、朝鮮の古い格言のようですが、
 細川護熙元総理が、腐は表現がきついので、「権不十年」と言い換えたようです。
 ともかく、長く権力を握ると腐るとの意味だと思います。
 福田氏は当初はそんなに長く知事でいようと思っていなかったのかも知れませんが。

 田野辺氏のポスターには、「5期20年は長すぎる」とのフレーズが書いてありました。
 この言葉は栃木県内では、かなり重みのある言葉です。
 2000年の知事選の時に、やはり5期目を目指していた渡辺文雄氏が、
 現在衆議院議員を務めている福田昭夫氏に875票の僅差で敗れました。
 その福田昭夫氏は2004年の知事選で福田富一氏に敗れて、衆議院議員に転身しました。
 2000年の選挙の時、投票日の直前に宇都宮市内の多くの場所に、
 この「5期20年は長すぎる」のビラが貼りだされました。
 盤石だと思っていた渡辺氏が敗れたのは、
 この言葉が原因だったような気が今でもしています。
 今年7月に行われた小山市長選では、6期目を目指した現職が、
 新人候補に敗れる波乱もありました。
 この辺がどう影響するのかも注目しています。

 福田富一氏が、自民党と公明党の推薦を受け、
 県内全部の市町や多くの団体・企業の支持を集めて、組織型の選挙を行うのに対し、
 田野辺隆雄氏は、政党の推薦を断り、「無所属県民党」を名乗り、
 各市町の勝手連的な草の根運動で選挙に臨んでいます。
 どのような結果になるでしょうか?

 前述のように宇都宮市長選も行われます。
 告示日前ですが、今のところ、3人が立候補を表明し、戦いの構図がほぼ固まっています。
 現職の佐藤栄一氏は、福田氏と同じく自民、公明の推薦を受け、
 ともに5選を目指し「多選批判」を警戒する福田富一氏と共闘を強める構えです。
 一方、新人で弁護士の須藤博氏は、立憲民主、共産、社民、新社会各党の推薦を受け
 「野党共闘」をアピールしています。
 新人の前市議西房美氏は、市が進めるLRT整備に慎重な票を、
 須藤氏と取り合う可能性があると報じられています。

 栃木県知事選と宇都宮市長選、どうなるか興味津々です。
 11月1日には、大阪都構想の賛否を問う住民投票があり、
 その後にはアメリカ大統領選挙もあります。
 それぞれどのような結果になるかも興味を持っています。

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新型コロナウイルス・・・

2020年10月29日 19時02分02秒 | 日記
 今日の朝日新聞デジタルの記事によると、
 東京都で29日に新型コロナウイルスの感染者が221人確認され、
 大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客らも含めた国内の感染者が
 累計で10万人を超えたとの事です。
 1月中旬に国内で初めて感染者が確認されてから9カ月余り、
 今も全国で連日300~700人ほどが新たに確認されていて、
 感染者の増加に歯止めがかからない状況です。

 感染者数の報道では、
 必ずダイヤモンド・プリンセス号の数値を含むとの断り書きが付いていますが、
 同船での感染者は712人、死者は13人だと思います。
 確か、この数値を含めるのは、感染者数が増加するのを心配した安倍政権が、
 別枠にしろと言い出した事によるのだと思うのですが、
 厚生労働省が律儀なのか、マスコミが律儀なのか分かりませんが、
 いつまで続けるのかなぁと思っています。

 ここのところの感染関係のニュースを見ていると、
 東京などの大都市圏以外の県などでの増加が気になっています。
 特に青森県と宮城県の東北2県は急に増加している感じです。
 西日本の都市圏以外の県では、それほど増えていないような気がします。
 その理由がよく分からないのですが、他の県に広がらなければ良いと思っています。

 フランスのマクロン大統領は28日、
 新たなロックダウン(都市封鎖)措置を導入すると発表しました。
 期間は29日夜から「少なくとも12月1日」までとしています。
 フランスでは、既に感染者が100万人を超え、死者も3万5千人近くになっています。
 ヨーロッパでは、スペインも感染者が増加しているようです。
 ヨーロッパと日本の新型コロナウイルスは、同じウイルスかと思う位、
 感染力も重篤度も違うような気がするのですが、どうなのでしょうか?

 インフルエンザの流行を控えて、
 新型コロナウイルス感染と症状が似ている事などから、
 その影響が心配されています。
 インフルエンザに関しては、既に、高齢者向けのワクチン接種が始まっていて、
 僕も先日受けて来ました。
 宇都宮市内では、高齢者などの特定の人以外のワクチン接種は待たされているようで、
 医療機関によっては、
 予約を受け付けずに当日届いたワクチンを先着順で接種しているようです。
 お子さんのいる方は、気が気でないとの話を聞きました。
 また、先日知り合いから聞いた話では、
 風邪をひいたので、医者に行ったらドライブスルー診察だったとの事でした。
 簡単に風邪もひけないような状況のようです。

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色々・・・

2020年10月28日 18時03分46秒 | 日記
 昨日は、午前中鬼怒川温泉の近くまで行って来ました。
 少し予定が伸びて、帰りが遅くなりました。
 その後、チョッと用事があったので出掛けたのですが、
 帰宅してから、気力が湧かず、少し昼寝をした事もあって、
 日記などは休んでしまいました。

 少し前になりますが、かつて仕事でお世話になった方の訃報が新聞に載っていました。
 その方は僕がお世話になる前には獣医をなさっていました。
 旧黒羽町(現大田原市)の芭蕉の館の前に、芭蕉が馬に乗っている像がありますが、
 昔の馬は、今のサラブレットと違って、
 あんなにスマートではなかったと言っていました。
 その方から、野生のイノシシの肉を頂いた事があります。
 同居人に焼いてもらおうと思ったら、頑として拒否されてしまいました。
 毛が付いているから料理するのは嫌だと言うのでした。
 確かによく見ると、イノシシの硬い毛が付いていました。
 そこまで神経質にならなくてもと思ったのですが、
 僕には調理出来ませんから、止む無く処分してしまった覚えがあります。
 訃報を見て、その方のご冥福を祈りました。

 一昨日から、
 古野まほろさんと言う作家の「ストリート・クリスマス」を読んでいました。
 大日本帝国の昭和60年の話との設定の推理小説で、
 内務省の警保局の特高部などと昔の名称を使っているので、
 何か説明があるのかと思いましたが、何の説明もなく終わりました。
 ちなみに、現在の名称では、警察庁警備局の事なのでしょう。
 主人公の二条警視のシリーズの3作目との事なので、
 1作目にでも説明があるのでしょうか?
 第二次世界大戦があったのかなかったのか、
 戦前の体制が続いているとの設定のようです。
 作者は、元キャリアの警察官僚だったようで、
 昭和60年当時の警察庁や官僚たちの独特の雰囲気などが表現されていて
 面白いと思いました。
 そしてこの話で大きな役割を果たすのが、内務省のビルです。
 現在は総務省などが入る中央合同庁舎2号館に建て直されてしまいましたが、
 かつては、人事院ビルと呼ばれていた建物で、警察庁の他自治省などが入っていました。
 若い頃は、仕事の関係で何度か入った建物で、警察庁にも行った事があります。
 この旧人事院ビルが的確に描かれている感じがして、
 そこで丁々発止とやる官僚たちの姿とともに、懐かしい感じがしました。
 推理小説としては、どうも今一つかなと思いましたが。

 一昨日書いた兵庫県警の警察犬は、昨日見付かりました。
 リードが木に引っ掛かって動けないでいたとの事です。
 自由を求めて飛び出してみたのかも知れませんが、
 今の世の中、自由には生きられないと身を以って実感したでしょうか?
 どのような処遇になるのかは、未定と報じられていました。

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警察犬・・・

2020年10月26日 18時03分59秒 | 日記
 ニュースとは何かとの話の中でよく出て来るのが、
 犬が人に噛み付いたとしてもニュースではないが、
 人が犬に噛み付けばニュースだとの喩え話です。
 もっとも最近は、大型犬などに人間が噛み付かれて大怪我を負ったりすると
 ニュースになりますが。

 昨日、この喩えのような話が兵庫県福崎町の山中で起こりました。
 午後1時半ごろ、行方不明者の捜索に当たっていた警察犬1匹が、
 県警鑑識課員が持っていたリードを振り切って逃げてしまったとの事です。
 逃げたのは、シェパードの雄の「クレバ号」(2歳)で、
 体長約120cm、体高約70cmで、茶と黒色の体毛をしていて、
 昨年7月末に警察犬となり、県警の直轄犬計11匹の中では最も若いとの事です。
 昨日の時点で見付かっていなくて、今日も捜索しているようです。
 今のところ、発見されたとのニュースはありません。

 警察犬ですから、かなり厳しい訓練を受けた犬のはずで、
 人を襲うような事はないと思いますが、
 それでも大型犬ですから、
 兵庫県警は見付けても近付かないように注意しています。

 何故逃げてしまったのかは気になるところです。
 日頃、厳格に管理された中で生活するのに疲れ、
 自由が欲しくて放浪の旅に出てしまったのか?
 クマなどの気配を感じ、これの追跡を自分の仕事と勘違いしてしまったのか?
 発見されたら、その動機などを訊いてみたいですが。

 今時の犬ですから、生まれてからずっと人から餌を与えられて育って来たはずです。
 何を食べたら良いのかが分かるのか、本能で食べられる物を判別できるのかなど、
 自ら餌を得る事が出来るのかも気になります。
 更に、犬には帰巣本能があると言われています。
 何か月もかけて、自宅に戻った犬の話などを聞いた事があります。
 しばらくしてから帰って来ることもあるのかも知れません。
 もっとも、警察組織が嫌で逃亡したとすると、その限りではないでしょうが。

 ともかく、無事に発見されれば良いですね。
 しかし、1度このような不始末を起こしてしまうと、
 再び警察犬の職に就けさせてはもらえないような気がします。
 免職になった時に、大型犬ですから簡単に引き取り手がいるか、
 いない時にどうなるのか気になる所です。

 警察犬の逃亡と言う珍しいニュースを読みながら考えてしまいました。


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核兵器禁止条約・・・

2020年10月25日 18時45分50秒 | 日記
 核兵器を全面禁止する核兵器禁止条約を批准した国・地域が24日、
 中米ホンジュラスが新たに批准して、発効に必要な50に達しました。
 条約は90日後の来年1月22日に発効するとの事です。
 核兵器禁止条約は2017年7月、
 国連加盟の6割を超える122カ国・地域の賛成多数で採択されました。
 条約は、核兵器の開発や保有、使用だけでなく、
 核兵器による威嚇、他国の核兵器を自国内に配備することなどを全面的に禁じています。

 この条約に関して、アメリカが複数の条約批准国に、
 禁止条約は「核軍縮に関して時計の針を戻す」ものだとし、
 核拡散防止条約(NPT)体制にとって「危険な」存在だと訴え、
 批准を取り下げるよう求める書簡を送っていたと、AP通信が21日伝えています。
 核兵器が国際法で禁じられた兵器になる事に神経質になっているのでしょう。

 現在国際的に禁止されている兵器としては、生物兵器や化学兵器があります。
 通常兵器でも、対人地雷やクラスター爆弾などが禁止されていますし、
 焼夷弾・ナパーム弾・火炎放射器などの焼夷兵器が
 非戦闘員や人口密集地での使用が禁止されています。
 そうした禁止兵器の中に核兵器も含まれる事になるのだと思います。
 もっとも、対人地雷は、アメリカやロシア、中国、インド等は締結していません。

 ご承知の通り、核兵器禁止条約の採択をけん引して来た
 非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が、
 2017年のノーベル平和賞を受賞しています。
 アメリカ・ロシアなどの核保有国やアメリカの「核の傘」に依存する日本などは
 この条約に参加していませんので、実効性に欠けるとの声もありますが、
 核兵器を非人道兵器とする国際規範ができることで
 「核なき世界」に向けた新たな一歩となる事は間違いないと思います。

 毎日新聞が報じたところによると、
 ICANのベアトリス・フィン事務局長は
 「発効すれば(核軍縮を進めるべきだという)強い国際規範が生まれ、
  核保有国も圧力にさらされる」と指摘し、
 日本や北大西洋条約機構(NATO)加盟国など
 「核の傘」に依存する国が参加することが「最初のステップになる」と
 話しているとの事です。

 ご承知の通り、唯一の被爆国である日本は、核兵器禁止条約に消極的です。
 安倍前総理は、
 「核軍縮の進展に向けた国際的な議論を積極的にリードしていく考えだ」と
 述べていますが、何も実行しませんでした。
 菅総理大臣からの発言は、まだないと思いますが、多分同じトーンなのでしょう。
 本当にそれで良いのでしょうか?

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菊水祭・・・

2020年10月24日 18時03分35秒 | 日記
 毎年10月最後の土日は、宇都宮二荒山神社の菊水祭です。
 菊水祭は江戸時代から続く神事で、
 同神社の秋の例大祭である「秋山祭」の付け祭りとして行われるものです。
 祭神の第10代崇神天皇の皇子豊城入彦命を、
 鳳凰を飾った神輿の鳳輦(ほうれん)に載せ、
 2日間にわたり上町と下町を渡御します。
 また、流鏑馬も行われます。

 今年は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、
 全国各地の祭が中止や縮小していますが、
 宇都宮でも、夏の天王祭や宮祭りが中止になっています。
 菊水祭も、従来の神輿を担いで歩く例年の渡御形態を変更し、
 すべて車両による巡行を行うことになり、流鏑馬も中止になりました。
 通常の渡御には、
 氏子総代や同神社神輿保存会のメンバーなど150人ほどが参加しますが、
 今年は「密」を避けるため、神輿や天狗面の猿田彦、獅子頭などを車両に乗せ、
 車両10台ほどで巡行することになりました。
 巡行の際、例年は約60の氏子町会の会所が設営されますが、今年は設けません。

 今日、お昼を食べに行きながらこの渡御を見ました。
 トラックに載せた鳳輦は、運搬しているような感じで、有難味がないと思いました。
 トラックのスピードもかなり遅いのですが、人が歩くのよりは速いので、
 目の前をサッと過ぎて行く感じでした。
 例年ならば、多くの人が沿道で鳳輦を迎えるのですが、それもありませんでした。
 列の最後の方に、大きな黄鮒の人形が載っていました。
 かつて宇都宮で天然痘が流行った時に、黄色いフナが市中心部の田川で釣れ、
 病人がその身を食べたところ治癒したとの伝説に基づく郷土玩具です。
 そのような所縁の玩具なので、新型コロナウイルス感染が広まってから、
 市内各地で、様々な黄鮒を見掛けます。
 本当に早く新型コロナウイルスが終息して欲しいです。

 お昼を食べに行ったスナックで、僕よりも年齢が上の女性がビールを飲んでいました。
 京都から隣県に転勤になって、今日は宇都宮に来たと話していました。
 そのスナックでは初めてのお客だったようで、話の輪に引き込まれてしまいました。
 もちろん僕はビールを飲みませんでしたが。
 その人が話していましたが、
 来年の予定だった長野市の善光寺の前立本尊御開帳が1年延期になったとの事でした。
 どこも大変だなぁと改めて感じて来ました。

 2014年の時の菊水祭を載せてありますので、宜しければご覧下さい。
 http://tennnennkozimitearu.seesaa.net/article/a64959690.html

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終電の繰り上げ・・・

2020年10月23日 17時46分54秒 | 日記
 一昨日、JR東日本は、2021年春に予定している
 終電時刻繰り上げなどのダイヤ見直しについて、概要を発表しました。
 新型コロナウイルス感染症の拡大を契機にした行動様式の変化への対応と、
 鉄道工事における働き方改革の実現、
 鉄道設備の設置・保守のスピードアップなどを図るためと言うのがその理由です。

 JR東は、9月に2021年3月期の業績予想を発表していますが、
 これによると、新型コロナウイルスのまん延による旅客数の激減で、
 連結最終損益が4180億円の赤字(前期は1984億円の黒字)となるとの事です。
 これは、JR西日本も同様です。
 このため、経費の縮減が待ったなしの状況ですから、それも理由なのでしょう。

 具体的な実施日と詳細な時刻は12月に告知するとの事ですが、
 山手線で概ね15分から20分程度繰り上げられるようです。
 宇都宮線は、午後11時38分発の宇都宮行きが、小金井までとなる結果、
 現行午前1時25分着が24分ほど繰り上がるような案が示されています。

 僕は、終電に乗った事がありませんが、
 東京を出る時には、それなりに多くの人が乗っているのでしょうね。
 以前、面白い話をネットで読んだことがあります。
 九州から初めて東京に出て来た人が、
 最終の飛行機で羽田に着いて、山手線に乗り換えて
 深夜なのに余りにも混んでいるので、
 思わず近くの人に「今日は何かあったのですか?」と訊いたとの話です。
 そのように、新型コロナウイルスの感染対策が取られる以前は、
 東京では毎夜遅くまで、お祭りでもあったかのように人がいた事は間違いないでしょう。

 終電の繰り上げと同時に始発電車の繰り下げも検討されているとの事です。
 宇都宮線の始発電車は、午前4時37分です。
 これには乗った事があります。
 宇都宮を出る時には、ガラガラの状態でしたが、1駅ごとに乗客が増えました。
 どのような仕事をされている方なのかは分かりませんが、
 色々な仕事がありますから、これに乗らないと間に合わないのでしょうね。
 そのような人への影響がなければ良いと思います。

 今回の終電の繰り上げの発表を受けて、
 飲食業界からは悲鳴が上がっているとの報道もありました。
 僅か30分程度ではありますが、心理的な影響は大きそうな気がします。
 これまで、日本の社会は24時間型の社会を目指して来たように感じています。
 こうした流れが、新型コロナウイルスによって、大きく様変わりしましたが、
 鉄道の終電の繰り上げは、それを加速させるかなと思いました。

 日本の経済も拡大路線から縮小路線に向かいそうな感じがしますが、
 それが国民にとってどうなのかとなると、悪い事ではないような気もします。

 
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最下位後・・・

2020年10月22日 18時09分15秒 | 日記
 今月14日に東京都港区の民間調査会社「ブランド総合研究所」の
 魅力度ランキングで、全国最下位になった事は以前書きました。
 僕がその後会った人との世間話の中では、
 「まぁ そんなものなのではないの」とか、
 「ランキングなど気にする必要はない」と言った声が多かったような気がします。

 僕もそう思うのですが、そう思わない人もいるようで、
 昨日、栃木県の福田富一知事が、「ブランド総合研究所」に直接出向き、
 同社の田中章雄社長と面会して、地域ブランド調査について、
 総合的な評価項目の創設や調査方法の変更を申し入れたと下野新聞が報じています。
 福田知事は県庁で報道陣の取材に応じ、
 本年度の目標を「25位に設定したことは誤り」としつつ、
 「魅力度を高めることは地域活性化につながる。
  順位が低いと県民の誇り、愛着度がそがれる」と語り、
 申し入れの意義について
 「県民の関心が高い。知事として、声に応えて行動を起こすのは当たり前」と
 強調したとの事です。
 福田知事は申し入れ後、報道陣の取材に対し
 「底からはい上がり、倍返ししていきたい」と述べたとの事で、
 同紙の囲み記事には、「倍返しだ」とのタイトルが付いていました。
 「倍返し」は少し変な感じもしますが、復仇の気持ちなのかも知れません。

 栃木県では来月15日に知事選が行われる予定です。
 現職の同知事は5選目を目指して立候補の意向を示しています。
 これに対して、無所属の新人候補1人が立候補を表明していて、
 一騎打ちの選挙戦が行われる事が想定されています。
 知事選を控え、冷水を掛けられたような今回の順位発表で、
 何かしないといけないとの気持ちになったのか、
 あるいは支持者たちに努力している姿を見せようとしたのか、
 その辺が、「倍返し」に繋がっているような気もします。
 知事の直談判は今回初めての事だそうで、
 約1時間行われた話し合いは田中社長によると「和やかな感じでした」との事でした。

 この話はワイドショーなどでも取り上げられたようで、
 今日のフジテレビ系「とくダネ!」で、キャスターの小倉智昭さんが、
 来年の順位で「この抗議で最下位からフッと上行ったら、絶対忖度っていわれるよ?」と
 笑いながら心配していたとの事です。
 立本信吾アナウンサーも
 「テレビで取り上げてもらえると思って(抗議に)行っていたら相当な策士」と
 語っていたとの事でした。

 また、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、
 実際に栃木県那須町に住んでいる女優の高木美保さんが、
 お怒りの栃木県知事の心情に「気持ちはわかる」とうなずき
 「魅力がないわけじゃない。アピール力がないの」と県民性を力説したとの事です。
 高木さん自身、そして日本を代表する観光地でもある日光があるにも関わらず、
 日光があるところですって言うと「長野ですか?」と言われた事を語っていたそうです。

 今回の直談判、ワイドショー的な話題になり、
 最下位になったため、慌てて文句を付けに行ったようにも受け取れ、
 他の県の人から見ると焦っている姿が揶揄されているようで、
 県民である僕としては、いかがなものだったかな?と感じています。

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常在戦場・・・

2020年10月21日 18時38分10秒 | 日記
 今朝の報道によると、13日の夜、菅総理は無派閥の若手議員と会食し、
 出席者が「衆院解散はいつですか」と問うと「常在戦場だ」と答えたとの事です。
 また、自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長が今日、
 東京都内のホテルで昼食をともにしながら会談し、
 二階氏は席上、衆院議員の任期満了まで残り1年となったことを踏まえ、
 「常在戦場だ」と指摘したとも報じられています。
 総選挙が近付くと、よく使われるのがこの常在戦場の言葉です。

 この言葉の由来など、2014年11月15日の日記に書きましたので、
 ご記憶方もいるかも知れませんが、既に6年が経過していますし、
 その後からお付き合い下さっている方もいますので、書いておきます。

 この「常在戦場」は、越後長岡藩の家訓として伝えられた言葉です。
 長岡藩主牧野家は1618年に長岡に入りますが、
 元は、三河国牛久保出身の譜代大名でした。
 三河武士としての矜持を忘れない事を目的としたのでしょう、
 牛久保の壁書と言う家訓を残します。
 壁書は全部で18か条からなり、
 その冒頭に、「常在戦場の四文字」の言葉もあります。

 長岡藩は、戊辰戦争の際に、官軍にも幕府軍にも組みしない中立を守ろうとします。
 これを画策したのが河井継之助です。
 しかし、官軍に受け入れられず、戊辰戦争中最大の激戦である北越戦争になり、
 城下町は焦土と化します。
 戦争後、支藩である三根山藩から見舞いとして米百俵が送られますが、
 その時の長岡藩大参事小林虎三郎は、この米を藩士らに分配せず、
 国漢学校設立資金の一部に充てます。
 小泉元首相が、施政方針演説の中で例に引いた事から、有名になりました。

 しかし、この故事は、作家山本有三の戯曲「米百俵」によって
 広く知られるようになった話です。
 「米を分けろ」と詰め寄る藩士らを前に、
 長岡藩の気風「常在戦場」の書幅を背にして
 小林虎三郎が教育へ寄せる思いを熱く語る、
 戯曲「米百俵」の一番の見せ場となっているそうです。

 越後長岡出身の軍人として、海軍大将の山本五十六がいます。
 太平洋戦争の当時、連合艦隊司令長官として、
 真珠湾攻撃などを指揮した人物です。
 山本五十六は、長岡藩の上席家老山本家の養子に入った人です。
 そのような事から、この常在戦場をやはり好んでいたようです。
 山本五十六が揮毫した書が何点か残されています。
 2018年7月3日に長岡市に行った際に、山本五十六記念館にも行きました。
 そこでも、山本が揮毫した「常在戦場」の軸を見ました。

 この常在戦場の言葉を政治の場に持ち込んだのは誰かと言うのが気になります。
 越後長岡の政治家と言うと、田中角栄を思い浮かべます。
 田中角栄は、現在の柏崎市の出身でしたが、長岡は地元のようなものでしょう。
 僕は、彼が政治の場に持ち込んだような気がするのですが、いかがでしょうか?


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