天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

響龍さん・・・

2021年04月30日 18時24分52秒 | 日記
 昨日、大相撲境川部屋の三段目力士、響龍さんが28日午後6時20分、
 急性呼吸不全のため東京都内の病院で死去したとのニュースがありました。
 28歳だったとの事です。
 響龍さんは、3月26日の春場所13日目の取組で頭部を強打し、
 救急搬送されて入院中でした。
 取組で負傷した力士が死亡するのは異例の事態と報じられていますので、
 これまでなかった事なのかも知れません。

 取り組みの動画が下記にアップされていました。
 https://todayroom.net/hibikiryuu-abandoned/

 この動画を見ると、すくい投げを食った際に顔から落ちた感じで、
 土俵がなければ、そのまま滑って力が緩和されたかも知れませんが、
 土俵があったために、圧力が掛かったようで、不運だったと思います。
 うつぶせのまま立つことができず、
 倒れてから約1分後に、呼び出し3人があおむけにし、
 倒れてから約6分後に担架に乗せられて土俵を降り、
 都内の病院に救急搬送され、治療に当たっていたとの事です。

 先場所、僕は時間がある時は、
 幕下や三段目の取り組みからテレビで観戦していましたが、
 この日は、宇都宮市内の桜の写真を撮りに行って、
 写真をアップしていましたので、この取り組みは観ていません。
 ネット上では、相撲協会の対応が問題ではないかとの指摘が出ていますが、
 どうだったでしょうか?

 スポーツでは、競技中の事故で死亡する事があります。
 野球では、1972年(昭和47年)7月9日、
 明治神宮野球場で行なわれた、第1回日米大学野球選手権大会で、
 日本代表に選出されていた早稲田大学の東門明選手が、
 二塁に進塁する際、
 併殺を狙った相手の二塁手のボールを顔面に受けて死亡しています。
 東門選手とは同じ年だったので、よく覚えています。

 競輪選手では、2008年9月11日の第51回オールスター競輪(一宮競輪場)で、
 栃木県支部に所属していた内田慶選手が落車して死亡しています。
 競馬などでも、落馬して死亡した騎手が何人かいます。

 やはりスポーツは危険と隣合わせの所があります。
 大相撲で、これまでそのような事故がなかったのが不思議な感じもしますが、
 それだけに、事故が起きた時の対応など
 マニュアル化されていなかったのかも知れません。
 若い力士の犠牲を無にしないよう、今後キチンと体制整備を図って欲しいと思います。

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柳亭痴楽・・・

2021年04月29日 18時20分43秒 | 日記
 今日は一日雨になりました。
 日中、YouTubeで柳亭痴楽の落語を聴いていました。
 柳亭痴楽をご存知ない方も多いかも知れません。
 脳卒中で倒れて高座を去ったのが、1973年(昭和48年)ですから、
 それ以降はテレビなどに出なくなったと思いますが、
 それまでは、よく出演していました。
 「破壞し尽くされた顔の持ち主」と自称しながら、
 河馬のような巨体をくねらせ、七五調の流暢な文句を語る「痴楽綴り方狂室」は、
 大好きでよく観ていました。

 YouTubeには、音声だけのものが多数ありました。
 動画はないのかと思いながら探していたら、ありました。
 5分程度のものですし、
 「綴り方狂室」の中でも最も有名な「恋の山手線」もありますので、
 宜しければお聴きになって下さい。
 https://www.youtube.com/watch?v=BeWXn6_I0aI

 僕は、詩歌は言葉が流れるようなものが好きです。
 文字を読んで感じるのではなく、実際に口に出してみるようにしています。
 基本は口誦文学だからと思っていたのですが、それは後から付けた理屈で、
 痴楽の落語を小さい頃から聴いていて、
 言葉が流れるのが好きになったのかも知れないと思いました。
 とにかく、久し振りに痴楽の「綴り方狂室」は聴いていて、心地よかったです。

 昨日日記に書いた、東京都の寄席の問題ですが、
 協会などに圧力が掛かった訳ではなかったようです。
 当初「演芸場」への要請は
 「無観客開催(社会生活の維持に必要なものを除く)」だったので、
 寄席は、無観客開催は不可能のため、興行を決めた訳ですが、
 都関係者が赴いて、改めて東京都より「休業要請」としての打診があり、
 休業を決めたと報じられています。
 休業要請を受けると都から1日2万円の協力金を支給されますが、
 これを拒否したとの事です。

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緊急事態宣言が出て・・・

2021年04月28日 17時42分38秒 | 日記
 昨日は、出掛けていて帰宅後、さらに出掛ける用事が出来たりしたので、
 何か疲れてしまい、日記などは休みました。
 たまに休むのも悪くはないなぁなどと思っています。

 3回目の緊急事態宣言が出てから、
 デパートや映画館、酒を提供する飲食店などには休業要請、
 プロ野球や劇場には無観客開催の要請が始まりました。
 デパートなどの大手企業は、概ね要請を受け入れているような感じがします。
 お上のご意向には逆らえないと言う事なのかも知れません。

 こうした中、東京都内には落語の定席である
 上野・鈴本演芸場、新宿・末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場の寄席4軒と、
 浅草の浪曲の寄席・木馬亭が、
 「大衆娯楽である寄席は社会生活の維持に必要なものだ」との理由から、
 検温、消毒、換気の徹底、終演時間の繰り上げ、観客の定員減などの措置を講じて、
 営業を続けているとの事です。
 これに対し、西村経済再生担当大臣は、変異株の脅威を理由に、
 休業を改めて要請したと報じられています。
 この件に関しては、賛否両論あるかと思いますが、
 僕は、寄席側の対応に小気味の良さを感じていました。
 元々笑いは反権力の要素があります。

 しかし、今日になって、
 寄席側は、一転して5月1日から11日まで休業することを決めたと報じられています。
 東京都内の寄席4軒と落語協会、落語芸術協会などに、
 強力な圧力が掛かったのでしょうね。
 止むを得ないのかも知れません。

 今回の緊急事態宣言では、
 これまでなかった飲食店に対する酒類の提供を止めるような要請がありました。
 そうすると飲食店の中には、
 酒類は提供しないが、持ち込みはOKとする所が出て来ているようです。
 存亡をかけた飲食店の苦肉の策なのかも知れませんが、
 何となく庶民の知恵と言う感じもします。

 政府は、ワクチン接種が進まない状況から、
 自衛隊による「大規模接種センター」設置を打ち出しました。
 困った時は、何でも自衛隊と言う感じがして、自衛隊も大変だと思いますが、
 これで接種が進んで感染拡大が抑えられるならば、良いのかも知れません。
 当面は東京都だけですが、大阪にも広げる話もあります。
 各区との役割分担など、どのようにして行うのか分かりませんが、
 1日1万人との事なので、人が殺到するようならば、密を作りそうな気がします。

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選挙結果・・・

2021年04月26日 18時23分31秒 | 日記
 昨日、衆議院北海道2区の補欠選挙、参議院長野選挙区の補選、
 そして参議院広島選挙区の再選挙と国会議員の3つの選挙が行われました。
 結果は、ご承知の通り、自民党が全敗しました。
 北海道2区は自民党は候補者を立てられず不戦敗、
 長野選挙区は、新型コロナウイルスで急逝した羽田雄一郎議員の弔い合戦のため、
 当初から与党は劣勢とされていました。
 広島選挙区は、2月に突如、河井案里議員が辞職したための選挙でしたが、
 3月15日までに辞めれば北海道、長野の補選と
 同日程で再選挙が行われる公職選挙法の規定を生かし、
 自民サイドが1勝を稼ぎにいく戦略だったと言われていました。
 しかし、「政治とカネ」問題への逆風に加え、
 新型コロナウイルスの批判に抗しきれなかったのでしょう。
 これで菅総理の自民党内での求心力は低下するとされていますが、
 それでも、自民党内では、有力な「ポスト菅」候補が不在なので、
 自民党の閣僚経験者の談話として
 「『菅降ろし』にはつながらず、結局菅氏で衆院選に突入するしかない」と
 読売新聞は報じています。

 以前から、自浄作用が働かないと言われている自民党ですから、
 このままずるずると行って、総選挙で大惨敗するような気がします。
 一部には、東京オリンピック・パラリンピックを成功させて、
 その勢いで総選挙を乗り切るとの考えもあるようですが、
 仮にオリンピック等を実施させても、
 これだけ多くの世論が中止か延期を求めているのですから、
 それで自民党の支持が急速に回復するとも思えません。
 今、国民の間では、東京オリンピック・パラリンピックの開催が優先されて、
 新型コロナウイルス対策がなおざりになっているとの見方をする人が多いと思います。
 自民党に起死回生の手があるとすれば、
 オリンピックの中止を決定し、コロナ対策に全力を挙げる以外ないと思いますが、
 いかがでしょう?

 昨日は、栃木県内では足利市と真岡市の市長選が行われました。
 足利市は2期続いた現職に対し、
 新人ではありますが、父親が足利市長を務めていた県会議員が立候補し、
 現職を下しました。
 現職は、先日の山火事対策など、それなりの実績を上げたと思っていましたし、
 これまでの2回の選挙は自民党が支持していたのですが、
 何か自民党と諍いがあったのかも知れません。
 真岡市は現職の無投票当選かと思われていたところに、
 急遽元県会議員が立候補し、結果は僅差で現職が当選しましたが、
 現職に対する批判が大きいとの印象を受けました。

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鳥羽僧正・・・

2021年04月25日 18時33分58秒 | 日記
 東京国立博物館で、国宝の「鳥獣戯画のすべて」が開催されていました。
 しかし、緊急事態宣言を受けて今日から休館になってしまい、
 再開はいつになるか分からないようです。
 実は、先日の大人の休日俱楽部パスの時、最終日は天気が悪そうなので、
 国立博物館に行こうかと思っていました。
 この展覧会は、全て事前予約制との事だったので、
 チケットを買おうとコンビニに行きましたが、
 この日は全部の時間帯で売り切れになっていました。
 連休でも終わったら行ってみようかとも思っていたのですが、
 どうなるでしょうか?

 この「鳥獣戯画」を描いたとされる人が鳥羽僧正と呼ばれる高僧です。
 鳥羽僧正が描いたとするのはあくまでも伝承で、確証はないようです。
 鳥羽僧正の名前は覚猷ですが、
 1053年(天喜元年)、源隆国の第九子として生れました。
 若年時に出家し、園城寺で天台仏教・密教を修めながら、
 画技にも長じるようになりました。
 長らく園城寺法輪院に住み、
 密教図像の集成と絵師の育成に大きな功績を残したほか、
 自らの画術研鑽にも努めました。

 恐らく園城寺の頃の話なのでしょう、やはり画の得意な僧がいました。
 ある時、武士同士の決闘の図を描き、僧正に示しました。
 見ると、武士を刺した刀が背中まで突き抜け、
 更に刀を握った拳までもが背中を抜けている画でした。
 僧正が拳まで通るとはあり得ない事なので、
 こんな嘘を描くようでは、絵描きなどになるなと戒めました。
 これに対して、その僧が言った事がふるっています。
 「おそくづの絵などもご覧候らへ。その物の寸法は分に過ぎて大きに描き候。
  ありのままの寸法に描き候はば、見所なきものに候。」と反論します。
 それには僧正も参ったようです。
 この話「おそくづ」の意味が分からないと理解できません。
 「おそくづ」とは、春画の事で、これは「古今著聞集」に載っている話です。

 覚猷は、その後四天王寺別当、法成寺別当、園城寺長吏など
 大寺社の要職を歴任する間、1132年には僧正へ、
 1134年には大僧正へ任じられました。
 1138年、47世天台座主となりますが3日で退任し、
 厚い帰依を寄せていた鳥羽上皇が住む鳥羽離宮の証金剛院へ移り、
 同離宮の護持僧となり、以後、鳥羽僧正と呼ばれました。
 1140年(保延6年)、覚猷は90歳近い高齢で死去しました。
 その際、弟子から遺産分与に関する遺言を求められ、
 「遺産の処分は腕力で決めるべし」と遺したと伝えられています。

 鳥羽僧正の作とされている絵は、鳥獣戯画の外に、
 「放屁合戦」、「陽物くらべ」などが伝鳥羽僧正作とされています。
 どのような絵なのか、機会があれば見てみたいと思います。

コメント (3)
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東京オリンピックの影響・・・

2021年04月24日 18時28分00秒 | 日記
 明日から5月11日までの17日間の緊急事態宣言が出される事が決まりました。
 昨夜の菅総理の記者会見では、短期集中の強い措置と言っていましたが、
 この17日間との設定、変な感じがしていました。
 昨日の朝、宣言発出の是非を議論した政府の基本的対処方針分科会の会合では、
 当然のようにこの短い宣言期間が議論の的となったとの事で、
 専門家からは、「最低3週間」、「最低でも1カ月」という異論が続出し、
 予定終了時間を約50分もオーバーしたと報じられています。

 この期間の設定については、5月17日に来日する予定の
 IOCのバッハ会長の来日前に解除するためとの憶測があり、
 今回の中途半端な期間の設定は、このためだったのでしょうね。
 3月に第2回目の緊急事態宣言を解除したのは、
 完全に感染の勢いが鎮まった訳ではなかったのですが、
 聖火リレーのスタートがあったためとの指摘もあります。
 この結果なのかどうか分かりませんが、
 再び緊急事態宣言を出さざるを得ないような結果になりました。
 昨年新型コロナウイルス感染が国内に広まって以来、
 我が国の対策には、常に東京オリンピックの影響を受けて来た感じがします。

 その東京オリンピックですが、既に何度か書きましたように、
 僕は今もってなお、何故開催するのかが理解できないでいます。
 外国からの観客を受け入れない事で決定されていますが、
 これによって一儲けしようとした目論見は砕かれてしまっています。
 一度決めたからやるのだと言うのは、
 よく例えられるように、第二次世界大戦の際の日本陸軍のインパール作戦と同じで、
 酷い結果を招きそうな気がします。

 東京オリンピックについては、
 これまでの東京オリンピックの招致に掛かる経過の疑惑から、
 国立競技場の設計変更、エンブレムのデザイン盗用問題など、
 とにかく、問題が次々と噴出しています。
 それらをまとめた、ハーバービジネスの昨日の記事を見付けました。
 佐藤治彦さんと言う経済評論家が著した、
 「東京オリンピックへの妄執に取り憑かれた連中が、国民に早く忘れて欲しいこと」
 と題する文章が、非常によく書かれていると思いましました。
 この文章の小見出しだけを書きだしましたが、
 色々思い出される方も多いかと思います。

 老人たちの妄執・東京オリンピック
 「コンパクトな復興五輪」というお題目
 猪瀬元知事のライバル候補侮辱発言
 物議を醸したメインスタジアムのデザイン
 世界を欺いた「アンダーコントロール」発言
 竹田恆和JOC会長(当時)の疑惑
 後を引きいまだ未解決の「疑惑」
 真っ赤な嘘だった「カネのかからない五輪」
 エンブレムのデザイン騒動も忘れてはいけない
 ドタバタ続きのあとに起きた「コロナ禍」
 森喜朗の女性蔑視発言に開会式の愚かな演出案
 五輪への妄執ですべてを間違えた日本のコロナ対策

 興味のある方は、下記のアドレスで読めますので、ご覧下さい。
 https://hbol.jp/242378?cx_clicks_art_mdl=2_title

 この文章は、保存版かと思っています。

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緊急事態宣言・・・

2021年04月23日 18時23分41秒 | 日記
 今日、政府は3回目の緊急事態宣言を発出する事を決めました。
 菅総理大臣は、今日行われた衆議院の厚生労働委員会で、
 東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に対し、
 3度目の緊急事態宣言を発令することについて
 「大変申し訳ない思いだ」と陳謝したと報じられています。

 この陳謝、どうもピントがずれているような気がします。
 宣言を発出するのを謝るのではなく、
 政府の対策が後手ばかりで、GOTOトラベルなど中途半端な対応を取ったため、
 ズルズル長引かせていることを陳謝すべきだと思うのですが、
 そのような事も込の陳謝なのでしょうか?

 今回の緊急事態宣言の発令期間は4月25日から5月11日までと報じられています。
 まさにゴールデンウイークに合わせた感じですが、
 ゴールデンウイーク中は多くの民間企業が休みに入り、通勤者が減りますから、
 行楽や帰省などを自粛させれば、封じ込めるとの考えなのかも知れませんが、
 果たしてどうなるでしょうか?

 今回の緊急事態宣言で注目を引くのが、
 酒類やカラオケを提供する店には休業を要請する点のような気がします。
 酒類の提供を禁止するのは、1930年代のアメリカの禁酒法に似ていると思いました。
 飲食店が感染の元になっているので、
 これまでは、その営業時間に着目していた訳ですが、
 それでも感染に歯止めが掛からないので、
 その原因は酒だと言う事なのでしょうか?
 どうも短絡的な発想のような気もしますが。

 これまでの緊急事態宣言を振り返ってみると、
 1回目は、学校の休校措置や公共施設などの閉鎖で、
 かなりトンチンカンな政策もありましたが、それなりにインパクトはありました。
 2回目の時は、栃木県も緊急事態宣言の対象地域になりましたが、
 全国的なものでなく、飲食店の時短要請だけでしたから、
 普段と余り違いを感じませんでした。
 3回目、当面大都市圏に限られるようですが、
 どのような感じになるのでしょうか?

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通勤新幹線・・・

2021年04月22日 18時20分44秒 | 日記
 宇都宮から東京などに
 新幹線を利用して通勤している人がどの位いるのか分かりません。
 宇都宮の上りの新幹線の始発は午前6時27分で、
 その後午前7時までの間に3本あります。
 今回東北へ行くのに午前6時53分発の新幹線やまびこ51号を使いましたが、
 下り線のホームから上り線のホームを見ると、びっしりと人が並んでいるのが見えます。

 やまびこ51号は、東京駅を午前6時4分に出発します。
 上野、大宮と停まって最終的には盛岡まで行きます。
 この新幹線を使うのに、僕は指定席を使いません。
 自由席の方が空いているからなのですが、
 東京方面から宇都宮に通勤している人も多くて、宇都宮で多くの人が降ります。
 1つの乗降口で20人程度は降りるような気がしますが、乗るのは5人程度です。
 しかし、空いたまま盛岡まで行くのではなく、福島県の郡山で大勢乗ります。
 福島では降りる人も乗る人も多く、仙台で降りる人が多いですが、
 乗る人もいて、仙台の次の古川で多くの人が降りるようで、
 それ以降は空いている事が多いようです。
 新幹線を通勤に使っている人も多いのですね。
 僕は、遊びで使っている訳なので、申し訳ないとは思っていますが、
 2人掛けの席をいつも1人で使っています。
 多くの人が使ってはいますが、満席にはならない程度です。

 昨年11月27日に岩手県の奥州市に行きました。
 旧水沢地区の記念館などを巡った時ですが、やはりやまびこ51号を使いました。
 宇都宮駅のホームの階段近くの乗車口に並んでいたら、
 歳の頃は40代かと思いましたが、キチンとした身なりのハキハキした女性に、
 そこは通行の邪魔だとの注意を受けました。
 階段が近くなので、車両に直角に並ぶのではなく、平行に並ぶ事になっていました。
 謝って彼女の後ろに並び乗車しましたが、
 前の席に座った彼女は、
 手際よく席の肘掛けやテーブルなどを除菌ペーパーで拭っていました。
 慣れている感じなので、通勤で使っているように感じました。

 今回、北東北3県に行くのに3日間同じやまびこ51号を使いました。
 その初日、ホームの喫煙所の近くなので、
 また階段近くの乗り口で車両に平行して並びましたが、その女性の姿を見ました。
 マスクをしていますから、よく分かりませんがキツイ感じの美人のようです。
 2日目、やはり同じ乗り口に並んだら彼女が後ろに並びました。
 僕が先に乗って座席に着いたところで、彼女が通りましたが、
 その時驚いたように目を開いていました。
 昨年の事を覚えていたように感じました。
 3日目、同じ所に並ぼうかと思いましたが、
 もし彼女が思い出したとして、
 今日も僕の姿を見たら、不気味に感じるかも知れないと思い、
 別の乗車口に並びましたので、彼女がその日乗ったかどうかは分かりません。

 やまびこ51号に乗るのに、大体僕は午前4時30分頃に起きます。
 特に化粧などする訳ではないのですが、
 朝食を摂って、後片付けをして荷物の準備などをし、
 一通り新聞に目を通して、慌てずに出掛けるためにはその位の時間が必要です。
 通勤している女性が毎朝この新幹線に乗るのも大変だろうなぁと思いました。

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普通の日記・・・

2021年04月21日 17時50分42秒 | 日記
 先週から3日連続で出掛けていたり、その記録などもあったため、
 普通の日記を書けませんでした。
 少しかいつまんで、要点だけ書いて置こうと思いました。

 菅総理は現地時間の16日、バイデン大統領と初めての会談に望みました。
 アメリカの政権が代わって初めて会談する外国の首脳と言う餌に、
 食いついてしまったような感じがしています。
 その結果は、完全にアメリカの言いなりになっている感じで、
 世界中に日本はアメリカのポチだとの印象を与えたような気がします。
 アメリカは中国との対決姿勢を鮮明にしていますが、これに乗った訳で、
 経済的に中国と縁を切れない日本にとって、これで良かったのかと気になります。

 相変わらず、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。
 大阪は、ほとんど医療崩壊と報じられていて、
 大阪府は、国に対し緊急事態宣言を出すよう要請しています。
 東京都も感染が拡大していて、やはり緊急事態宣言を要請する情勢です。
 結局、まん延防止等重点措置と言う中途半端な制度では、
 感染を抑える事が出来ないことを証明した事になるのかも知れません。
 そして、一部の都府県に対し、緊急事態宣言が出る事になるのでしょうが、
 それで感染拡大を抑えられるのか、僕は難しいような気がしています。
 どうしたら良いのでしょうね?

 栃木県では、17日の夜、那須塩原市にある2つの養豚場で、
 ブタの伝染病CSF=豚熱に感染していることが確認されました。
 関連する養豚場のブタもあわせ、約3万7000頭の殺処分を始めています。
 養豚場での豚熱の感染は、
 2018年(平成30年)に国内で26年ぶりに確認されて以降では、
 栃木県では初めてで、今回のブタの殺処分の規模は最大との事です。
 先月、栃木県内で鳥インフルエンザが発生し、
 80000羽を超す鶏を察処分したばかりです。
 この処分に当たる人は大変だと思いますが、
 18日午後9時頃、獣医師がブタの殺処分をしていた際、
 県の男性職員の太ももに薬剤の入った注射針が誤って刺さる事故がありました。
 男性職員の命に別状はないということですが、
 普段動物を扱っていない職員も処分に携わっている事で起きたのかも知れません。

 18日、バスケットボールB1のブレックスが、東地区優勝を決めました。
 この日行われた川崎ブレイブサンダース対千葉ジェッツの試合で、
 千葉が負けた事により、東地区2位の千葉が、
 ブレックスの勝率を上回る可能性がなくなったため、
 ブレックスの2016-17シーズン以来、2回目の地区優勝が決定た訳です。
 もちろんブレックスの目標は、日本一ですからまだ途中の話だと思いますが、
 これによって、チャンピオンシップトーナメントの準々決勝、準決勝の
 宇都宮での開催が決まった事になるので、大きな力になるとは思います。
 Bリーグでは新型コロナウイルスの感染者が出るチームが出ています。
 無事に、チャンピオンシップが開催出来るかどうかも心配しています。

 今日は人間ドックでした。
 結果が出た分では、特に異常はなかったようですが、
 3・4週間後に正式な結果が出るまでは、少し不安な日々が続きそうな感じです。

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弘前へ・・・

2021年04月20日 17時58分34秒 | 日記
 4月16日は、青森県の弘前市に行って来ました。
 「みちのく3大桜名所」の1つです。
 つまり、3日間で3大桜名所を駆け巡った次第です。
 弘前には、2014年6月に同居人と行った事があります。
 その時も日帰りで、翌日に行った秋田市とが二人で行った最後の旅でした。
 桜の咲いていない弘前城を歩いて、桜の頃に来たいと言っていましたので、
 それが今回出掛けた大きな理由でした。
 出掛けるまで、一緒に歩いた所をまた歩いて、お昼を食べたカフェで昼食にしようか、
 彼女は1回行った所には余り行きたがらなかったので、
 新しい所にしようかと迷っていましたが、行った具合で良いかとも思いました。

 16日も午前6時53分発の新幹線で仙台に行き、
 後から来る新函館北斗行きのはやぶさ号に乗り継ぎました。
 はやぶさとこまちは、連結して東京を出て、盛岡で切り離しになります。
 早い話、盛岡近くまで、3日連続で往復した事になります。
 新青森駅に着いたのが、9時49分で、9時58分発の在来線に乗り継ぎました。
 以前行った時は、特急に乗り継いだと思うのですが、
 特急の本数が減っているのでしょう。
 新幹線ホームの喫煙所で1服して、
 在来線のホームに行ったら、行列が出来ていました。
 3両編成の電車でしたが、座れませんでした。
 車窓からは八甲田山が見えましたが、
 途中で反対を向いている人が指さしているので、
 振り向いたら、雪を被った岩木山が物凄く近くに見えました。
 弘前駅に着いたのが、10時39分でした。

 観光案内所で、マップをもらい、弘前城の近くまでバスに乗りましたが、
 このバスも混んでいて座れませんでした。
 今回の旅は、どうも巡り合わせが悪いなぁと思いました。
 しかし、バスを降りた瞬間、城の外堀沿いに咲く桜が目に入りました。
 とても綺麗で、これを見ただけで、来て良かったと感じました。
 ニュースによると、弘前城の桜は、今日満開になったとの事ですが、
 16日でも、十分見事だったと思います。
 
 そのまま、弘前城跡の公園に入りました。
 城内は、まだ咲いていない桜もありましたが、多くの木が満開のように感じました。
 弘前では、2021年4月23日~5月5日がさくら祭りで、
 4月17日からは、準まつり体制となっていました。
 準体制でも、入場者の登録や検温などがあって大変そうなのも、
 16日に行った理由の1つです。
 17日からの準備なのでしょう、多くの人が作業をしていました。
 公園内で本丸の辺りは有料区画になっていました。
 この区画内に、石垣工事のために移設された天守閣もあります。
 心なしか、有料区画の桜の方が咲いているように感じました。
 また、とにかく岩木山の眺めが素晴らしく、堪能することが出来ました。

 弘前城の西側に堀を挟んで、2つの桜のトンネルがあります。
 城側のトンネルはまだ咲き出したばかりの感じでしたが、反対側は満開でした。
 桜見物の人が結構来ていたので、
 同居人と行った場所は今回はパスする事にしました。

 弘前城から変わった山門のある誓願寺に向かいました。
 着いたら、山門が工事中でガッカリしてしまいました。
 お腹が空いたので、近くのラーメン店に入ろうとしましたが、
 店の前に、県外の人と帰省は入店禁止と書いてありました。
 それでも店に入って、県外から来たと言ったら、
 怖そうな小母さんから情け容赦ない感じで断られてしまいました。
 それだけ新型コロナウイルスに神経質になっているのでしょう。

 仕方なく武家屋敷の方に歩いて行きました。
 途中食堂があって、体格の良い若い男性が4・5人出て来ました。
 店に入ったら客がいなかったので、カツ丼をお願いしました。
 丼一杯にご飯が入っていて、その上にカツが載っている、凄い大盛のカツ丼でした。
 お店のご主人に、凄い量ですねと言ったら、若い人が多いからと言っていました。
 入店を断られた事などを話していたら、
 その小父さんは宇都宮にいた事があると言って喜んでくれました。
 出る時にその店の名前を確認して、後で調べてみたら、
 弘前でも有名なデカ盛りの店でした。

 その後、武家屋敷に行きました。
 公開している武家屋敷が4軒ほどあり、それぞれに解説の方がいました。
 最初の旧梅田家住宅の小母さんが気さくな人で、しばらく話し込んでしまいました。
 明日から大変だと言って、
 検温器や受付をした人に渡すリストバンドなどを見せてくれました。
 その後2軒ほど屋敷を見て、津軽藩のねぷた村に入りました。
 ねぷたの展示と解説だけでなく、
 津軽三味線の演奏や、名産品の実演などをやっている所でした。
 若いお嬢さんの解説が上手で楽しく聞く事が出来ました。

 そこから弘前城の堀沿いを歩いて、バスで駅に戻り帰って来ました。
 弘前は大きな街だと改めて感じました。
 まだ観たい場所が幾つもあります。
 また行ってみたいと思いましたが、日帰りは弘前が限界かなとも思いました。
 弘前の桜など写真にアップしましたので、宜しければご覧下さい。
 http://photozou.jp/photo/album/2882708

 3日間にわたり拙い旅行記にお付き合い頂き有難うございました。

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