天然居士の独り言

主に日記主体のブログです。

64・・・

2019年09月30日 18時26分19秒 | 日記
 64(ロクヨン)は、横山秀夫さんの2012年10月に出版された小説です。
 短い期間だった、昭和64年に起こった少女誘拐殺人事件を描いています。
 もちろんフィクションですが、
 横山さんの小説は、「半落ち」とか「クライマーズハイ」などの傑作がありますが、
 それと並ぶ作品だと思っています。
 この本の感想などを2015年2月8日の日記にも書きました。
 https://blog.goo.ne.jp/tennenkozi/d/20150208

 その後、NHKで、ピエール瀧さんを主人公にして、テレビドラマ化されています。
 僕は、滅多にテレビドラマを見ませんが、これは観ました。
 原作に忠実な良いドラマで、記者会見の場面などは、
 テレビドラマとは思えないような多人数で、迫力のある映像だったと思います。

 更に、2016年に、瀬々敬久さんが監督して、前後編2本の映画として公開されました。
 前編が5月7日、後編が6月11日だったとの事で、主演は佐藤浩市さんでした。
 ご覧になった方も多いのではないかと思います。
 僕も映画館に観に行こうかとも思ったのですが、
 2回行かなくてはならないのが億劫な感じがし、
 その内テレビでやるだろうとの思いもあって行きませんでした。

 昨夜、CATVの日本映画専門チャンネルで、前後編を一挙放送しました。
 原作は、県警内部の警務部と刑事部の対立、県警と記者クラブとの対立、
 県警と警察庁の対立、新聞社の本社記者と地元記者の対立を描いていますが、
 その辺を忠実に描いていて、見応えがありました。
 しかし、後編の最後の部分は、原作に付け足した終わり方でした。
 原作は、64の事件の真犯人を起訴出来るのか微妙と感じたのかも知れませんし、
 横山さんの同意を得た上での改変なのでしょうが、どうだったかな?と思いました。

 映画やドラマなどを観る時に、ロケの行われた建物などが気になり、
 ここはどこだろうと思いながら観る事があります。
 東京国立博物館本館などはよく使われますね。
 昨夜、64を観ていて、後半部分の誘拐事件が起こった後の、
 記者会見などが行われた建物を観て、あれ?と思いました。
 そして、正面の階段を観て、すぐに栃木県の県庁舎だと分かりました。
 記者会見の場面は、県庁の講堂です。
 休館日に撮ったのでしょうが、かなり長い時間撮影していたと思います。
 佐藤浩市さんの後ろ側に、「県民センター」を示す矢印が写っていました。
 警察本部との設定ですから、別段おかしくはないので、そのままにしたのでしょう。
 誘拐された女の子が発見され、記者会見の会場を片付けるシーンもありました。
 あの講堂に備え付けのテーブルや椅子を使用したようで、見慣れたテーブルでした。
 途中から、他に興味が移ってしまいましたが、
 それでも良い映画だったとは思います。

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アイルランド戦・・・

2019年09月29日 18時23分42秒 | 日記
 昨日は、中学のクラス会でした。
 午後6時から、市内中心部から少し離れた場所にある中華料理店でした。
 バスで行かねばならず、午後5時15分には家を出た方が良いかと思っていました。

 昨日のラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦は、
 午後4時15分のキックオフでしたから、前半は観られるかと思い、
 あるいは、前半で決着がついてしまうのではないかとも思っていました。
 前半2トライを挙げられましたが、
 スタンドオフの田村選手が3本のペナルティゴールを決めて、
 12対9と食い下がっていました。

 日本は前半トライを取れなかったのは、気になりましたが、
 いずれにしても後半勝負になりました。
 かなり後ろ髪を引かれる思いでしたが、
 前半が終わったところで、テレビのスイッチを切りました。
 クラス会の最中も気になって、チョコチョコとスマホを見ていました。
 そして、福岡選手がゴールに飛び込んでトライを挙げ、
 田村選手のキックも決まり、更にもう1本のペナルティゴールも決まって、
 19対12で勝ったのを知りました。
 昨夜帰宅してから、何度か福岡選手のトライシーンは見ました^^

 田村選手は、愛知県岡崎市出身ですが、高校は、栃木県の國學院栃木です。
 今朝の下野新聞の1面トップの見出しは、
 「候補アイルランド撃破」でしたが、
 次の見出しは「日本大金星 田村4PG」で、
 1面の2番目の記事のタイトルは、「田村の右脚、勝利を射抜く」でした。
 少しはしゃぎ過ぎのような気もしますが、
 栃木県に所縁の選手の活躍ですから、気持ちは分かります。

 日本チームがアイルランドを破るほど強いと思っていませんでした。
 特に、後半に点を取られなかったのは素晴らしいですね。
 目標のベスト8進出の可能性も高くなったと思います。
 次は、10月5日のサモア戦です。
 楽しみにしています。

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貴ノ富士・・・

2019年09月27日 18時31分46秒 | 日記
 大相撲秋場所前に発覚した十両貴ノ富士の付け人への暴力問題、
 昨日の相撲協会の理事会で、貴ノ富士に自主引退を促すことを決議しましたが、
 貴ノ富士は今日弁護士立ち合いで記者会見を開き、
 自分の行為を反省し、謝罪する旨の発言をしましたが、
 その上で、「今回の処分はあまりに重く、受け入れられません」と
 処分への難色を示し、
 「本件の暴行という愚かな行いを反省し、自らの身を戒め、土俵に戻って、
  相撲道に精進したいと思っています」と頭を下げたと報じられています。
 また、同席の弁護士も
 「懲戒解雇を視野に入れた厳罰処分であり、暴行の対応などを踏まえると、
  社会的に不相当なものです」と説明し、
 「今後については法的視点を含めて、本件処分の不当性を訴えてまいります」と
 弁護士は協会に対して法的手段に出ることを示唆したとの事です。

 貴ノ富士、貴源治兄弟については、何度か書いて来ましたが、
 栃木県小山市出身の双子の力士です。
 体格にも恵まれ、柔軟性もあって、相撲も上手いと思っていて、応援しています。
 貴ノ富士は「貴公俊」のしこ名だった昨年3月場所中に、
 付け人に暴力を振るい「出場停止1場所」の懲戒処分を受け、
 幕下に陥落しましたが、今年の夏場所に幕下で優勝し、
 先場所から十両に復帰していました。

 この問題について、先ほどからスポーツ紙の記事を幾つか読んでいました。
 「スポーツニッポン」では、
 貴ノ富士は稽古熱心で弟弟子にも積極的に指導を行っていた事から、
 千賀ノ浦部屋の若い衆が貴ノ富士に対する処分の軽減を
 熱望しているとの記事もありました。
 また、「日刊ゲンダイ」では、
 物覚えが悪いと判断した新弟子3人にそれぞれ、
 「ニワトリ」「ヒヨコ」「地鶏」とあだ名をつけ、
 「おいニワトリ」と呼ばれた新弟子が「はい」と答えるや、
 「はいじゃない。コケと言え」と迫る嫌がらせをし、
 弟の貴源治も似たような指導をしていて、
 「兄弟そろってロクデナシだ。」と書いてありました。

 問題となった暴行事件は、
 付け人の新弟子が挨拶をしないまま自分より先に風呂に入ったことに立腹して、
 風呂から上がった際に拳で殴打し、新弟子は頭にこぶができ、
 数日間痛みが残ったとの事ですが、
 この殴ったのも、バスタオルを巻いた拳だったとの話もあります。

 貴ノ富士の代理人弁護士は相撲協会に「要望書」、スポーツ庁に「上申書」を提出し、
 寛大な処分を求めているとの事です。
 今日の記者会見に弁護士が同席した事も含めて、
 やけに手回しが良いなぁとの印象があります。
 問題発覚後、秋場所が行われている間に、
 このような要望をする事を考えたのでしょうか?
 22歳の若者が考えた事ではないような印象を持っています。

 スポニチには、
 一方、協会の理事経験者は最近の力士の指導の難しさを明かしたとありました。
 「相撲は気を抜くと大ケガにつながる。気の緩みからからくるケガを防ぐためにも、
  厳しい稽古や普段からのきちんとした生活態度は重要。
  耳の痛いことを言われると最近の子はすぐにそっぽを向く」と話していたとの事です。

 僕は、最初に暴行事件を起こしたとのニュースを聞いた時に、
 2回目では、引退も止むを得ないかなと感じました。
 22歳の若さとは言え、既に成人になっていますから、
 自分の行為に対しては、キチンと責任を持つべきだとも思いました。

 しかしながら、一方で相撲は格闘技ですから、ある程度の気性の荒さがないと、
 出来ないものである事も間違いないような気がします。
 さらに、相撲界の暴力問題が指摘される以前は、
 もっと酷い事が日常茶飯事であった事から、まだその残滓があり、
 貴ノ富士もそのような環境で育って来たのではないかと思いました。
 22歳の若さもあり、今回の暴行の程度からすれば、
 もう一度チャンスを与えても良いような気もしました。

 思わぬ抵抗に遭って、相撲協会は懲戒解雇に至るかも知れませんが、
 それで収まらないような感じもします。
 しばらく注目していようと思っています。

 なお、明日も所用により、日記等は休ませて頂きます。
 お含みおき下さい。

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スマホ・・・

2019年09月26日 18時00分26秒 | 日記
 昨日は、近所の集まりがあって、日記などは休んでしまいました。

 ここ数日、スマホの充電が出来ないのが気になっていました。
 今の機種に取り換えたのが、2017年2月ですから、まだ2年半過ぎたばかりです。
 電池が消耗したのかと思い、
 昨日、ショップでみてもらおうと行ってみましたが、
 僕の機種は電池が内蔵されているため交換は修理になってしまうとの事でした。
 代替え機を3000円程度で出せるのだけど、そこには代替え機がないとの事で、
 故障の窓口に電話を掛けてくれと言われ、止む無く帰宅しました。
 面倒だから、機種変更してしまおうかなとも思ったのですが、
 まだ早いようにも感じ、それで代替え機にしようかと思いました。

 家に帰って、故障の窓口に電話をして、送ってもらう事にしました。
 電話帳の移行に故障しているスマホの電池も必要かと思い、
 電池も残り少なくなっていたので、電源を切っておきました。
 この間、電話やメールを頂いたようで、申し訳ありませんでした。

 今日の午前中、その代替え機が届きました。
 電話帳の移行をどうしようかと思ったのですが、
 SDカードに移して、移行すれば良いかと思いました。
 ところが、SDカードだと思って1度出したのが、上手く入らなくなりました。
 止むを得ず、改めてサポートセンターに電話をしたところ、
 SDカードだと思っていたのが、SIMカードだとの事で、
 入れ方は教わりましたが、
 改めてショップの方に行った方が良いと言われてしまいました。
 仕方なく、改めてショップに行ってみたら、
 SDカードは入っていないと言われてしまいました。
 てっきり入れたと思っていたのですが・・・
 ショップの方が、親切に電話帳だけは移行して、初期設定もやってくれました。
 メールと写真は戻せませんでしたが、
 それはやむを得ないと諦めました。
 そのような次第で、昨日・今日、慌ただしく過ごしておりました。

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気候行動サミット・・・

2019年09月24日 18時31分50秒 | 日記
 ニューヨークの国連本部で23日、60以上の国の首脳らが
 気候変動対策の具体策を表明する「気候行動サミット」が
 グテーレス国連事務総長の主宰で開かれました。

 これを前にして、20日には、世界各地で、地球温暖化対策を訴える抗議デモ
 「世界気候ストライキ」が行われました。
 主催者によると、ドイツで140万人、ニューヨークで25万人、日本でも5千人など、
 欧米やアジア、アフリカで行われ、
 世界中で、中高生らを中心に計400万人超が参加したとの事です。

 サミットでは、スウェーデンの環境活動家で、
 学校を休んで地球温暖化対策を訴える抗議活動の火付け役である
 16歳のグレタ・トゥンベリさんが、若者を代表して演説し、
 「すべて間違っている。私はここにいるべきじゃない。学校にいるべきなのに」と
 強調し、
 「私たちは絶滅の始まりにあるというのに、
  あなたが話すのはお金や永続的な経済成長のことばかり」と
 政治家や経済界に怒りをぶつけ、
 さらに「この状況を理解していて行動を怠り続けるなら、あなたは悪だ」と主張しました。
 地球温暖化の影響を受けるのは、今の若者やその後の世代であり、
 世界中の若者たちが、この問題に目を向ける事は、とても大切な事だと思います。

 サミットでは、欧州各国や中国、インドなど約60カ国が順次登壇し、
 温室効果ガスの排出削減の目標の積み増しなどを発表しました。
 グテーレス事務総長は、
 「我々の世代は地球を守る責任を全うできなかった。
  競争に負けつつある『気候非常事態』だが、勝つことはできる」と発言し、
 「話すためではなく、交渉するためでもなく、行動するためのサミットだ」と述べ、
 更に、温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の採択以降も温室効果ガスの排出が増え、
 このままでは世界の平均気温の上昇を産業革命前の2度未満、
 できれば1.5度未満に抑えるという協定で掲げる目標を達成出来ないと憂慮し。
 対策を強めるために、
 2050年までの温室効果ガスの実質排出ゼロ、
 2030年までに同45%削減、
 2020年以降の石炭火力発電の新設中止、
 化石燃料補助金の禁止、
 排出に税金を課す炭素税の導入などを各国に求めています。

 各国の首脳が、登壇して発言しましたが、
 アメリカと日本は、発言の機会を与えられませんでした。
 アメリカは、世界第2位の排出国ですが、
 トランプ大統領はパリ協定の離脱を宣言していますし、
 日本は、一部海外メディアによると、
 二酸化炭素を多く排出する石炭火力発電の利用を続ける事が、
 発言者に選ばれなかった理由のようです。

 トランプ大統領は、サミットに出席する予定がありませんでしたが、
 突然出席して話題になっています。
 出席していたのは、僅か15分足らずでしたが、
 大統領選挙を控えて、地球温暖化対策にも取り組む姿勢を示したのでしょうか。
 これに対して、ニューヨークに行っている安倍総理は、姿を現しませんでした。
 下衆の勘繰りですが、
 トランプ大統領も行かないのだから、自分も行く必要はないと考えたような気がします。
 それが突然のトランプ大統領の出席に慌てたのではないかと思いますが、
 いかがだったでしょうか?

 サミットには、小泉環境大臣が出席していますが、発言の機会はありません。
 サミットの前に、国連の環境関連イベントで演説を行い、
 「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーであるべきだ」と述べ、
 話題になっています。
 ロイターは、
 『気候変動との戦いを「セクシーに」 日本の新しい環境大臣が発言』とのタイトルで
 配信し、
 火力発電所を増やすなど日本政府が国連の温暖化対策に逆行している点などに触れた上、
 『「いままで我々日本は、強いアクションとリーダーシップを発揮してこなかった、
  でもこれからは、きょうから、より多くの取り組みをしたい」と、
  小泉はなんら詳細に触れることなく語った。』と中身がない事を指摘しています。
 また、環境問題の担当大臣が、ステーキを食べたいと言って食べた事が、
 牛肉は地球温暖化の大きな原因である事を知らず、
 無知を暴露してしまったと話題になっています。
 ともかく、今の安倍政権の地球温暖化対策では、
 世界からは相手にされないような気がします。

 地球温暖化対策は、
 世界中の異常気象や海水面の上昇など待ったなしの状況になっています。
 一方で、例えば電気のように、今の社会生活に必要不可欠なものが関係します。
 地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出については、
 経済との関係や南北問題など、複雑な世界情勢が絡み合っている事も間違いありません。
 今のところ、排出抑制が中心になっていますが、
 今後、人類の英知を結集すれば、別の対策が考えられるかも知れません。
 気候ストによって、世界中の多くの若者がこの問題に気付いてくれれば、
 必ずしも悲観的に考えなくても良いのかも知れないと少し希望も感じました。

 明日は所用により、日記等を休ませて頂きますので、お含みおき下さい。
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千葉十七氏・・・

2019年09月23日 18時13分01秒 | 日記
 今日のネットのニュースを見ていたら、
 河北新報の「日韓友好共に願う 安重根と千葉十七を顕彰 栗原で合同法要」との記事に
 興味を感じました。

 安重根は、御承知の通り、初代韓国統監の伊藤博文を1909年に暗殺し、
 死刑となった韓国の独立運動家です。
 安重根は極めて正義感に富んだ高潔な人物であり、
 また、韓国のみならず東洋の平和を希求していたとされています。
 千葉十七氏は、日本軍憲兵で、旅順監獄の看守でしたが、
 安重根の真摯な姿と祖国愛に感動し、さらにその思想・人格に感服し師と崇め、
 精一杯の便宜を図ったとされています。
 また、安重根もその好意に心から感謝したと言われ、
 処刑の直前、「為國獻身軍人本分」と揮毫し、千葉氏に与えました。
 千葉氏は、朝鮮総督府での勤務を終え、故郷仙台で鉄道員として勤めながら、
 安重根の写真と遺墨を仏壇に祭り、亡くなるまで1日も欠かさず礼拝し、
 東洋平和の実現を祈り続けたとの事です。

 安重根に感銘を受けた日本人は、
 当時の旅順監獄の典獄(刑務所長)だった栗原貞吉もいます。
 栗原貞吉は安重根に煙草などを差し入れたり、助命嘆願をするなどしていました。
 その他、日本人の検察官や判事など多くの人に深い感銘を与え、
 獄中の安重根に揮毫を依頼し、その数は約200点に及ぶとの事です。

 1979年(昭和54年)、安重根義士生誕100年に際し、
 千葉氏の遺族により密かに守られてきた遺墨が韓国に返還されました。
 今も、宮城県栗原市若柳にある大林寺には千葉十七夫妻の墓があり、
 1981年(昭和56年)、遺墨の返還を記念して、
 安重根と千葉十七の友情を称える顕彰碑が建立されていて、
 そして1992年(平成4年)9月6日、
 初めて安重根と千葉十七の日韓合同法要が執り行われ、
 以来、毎年行われているようです。

 今年も昨日、第39回合同法要が行われ、
 日韓両国から約130人が参列し、東洋の平和を願った2人の冥福を祈り、
 悪化の一途をたどる両国の政治情勢に惑わされず、
 民間交流を続けることを確認したと河北新報は報じています。

 僕は、安重根の名前と伊藤博文の殺害犯である事位きり知りませんでしたが、
 少し調べてみて、その人となりが分かったような気がしました。
 死刑囚と看守と言う立場を異にする二人が強い絆で結ばれ、
 現在に至っても多くの人が二人の冥福を祈ると言うのは素晴らしい事だと思いました。

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大相撲秋場所・・・

2019年09月22日 18時26分02秒 | 日記
 9月8日に始まった大相撲秋場所は、今日千秋楽になりました。
 一昨年の秋場所初日、初めて国技館に行って観戦できましたので、
 特に思い入れのある場所です。
 普通ならば、相撲に関する日記を場所中1度は書くのですが、
 今場所の期間中、出掛けていた事を書いていたので、機会がありませんでした。

 今場所の期待は、栃木県出身の貴源治と十両の貴ノ富士の双子の兄弟力士でした。
 しかし、場所が始まる直前、貴ノ富士の暴力事件が発覚し、
 取りあえず休場になりました。
 相撲協会の処分などは、これから決定されますが、
 2度目なので、どのような結果になるか気になっています。
 先場所負け越しましたが、何とか幕内に止まった貴源治でしたが、
 やはり兄の不祥事が心理的に影響したのかも知れませんが、
 足を怪我している事もあって、今場所も振るわず負け越してしまいました。
 来場所十両からの出直しになると思います。

 今場所で一番気になっていたのが、大関栃ノ心のカド番脱出でした。
 しかし、体調が万全でなかったのでしょうか、
 初日から負けが続き、結果的に昨日負けて大関陥落が決まってしまいました。
 4日目の阿炎との一番、相撲には勝っていたのに、
 手が髷に掛かっていたとの事で、反則負けになりました。
 手に髷が当たってしまったような感じでしたが、
 どうもツキがなかったような気がしました。
 来場所、また大関復帰を目指す事になるでしょうか、頑張って欲しいです。

 相撲ファンの注目が高かった貴景勝は、
 12日目に10勝目を挙げて大関復帰を決めました。
 これまで大関に復帰した力士の中では、最も早く決めたとの事です。
 貴景勝を含め、御嶽海、隠岐の海の3人が3敗で並び、優勝争いも面白くなりました。
 先に貴景勝と隠岐の海が対戦して貴景勝が勝ち、
 遠藤を下した御嶽海との優勝決定戦になりました。
 結果はご承知の通り、御嶽海が完璧に近い相撲で貴景勝を下し、
 2回目の優勝を決めました。
 本割で、御嶽海は貴景勝に何もできずに負けてしまいましたが、
 その悔しさが元になったような気もしました。

 今場所は、行司さんの受難が多かったように思いました。
 何度か行司さんが土俵から落ちるシーンを見ました。
 特に6日目、大関豪栄道対朝乃山戦を裁いていた木村玉次郎が
 俵伝いに回り込もうとした際、俵に躓いて土俵下に頭から転落してしまいました。
 土俵上ではしばらくの間、行司不在のまま両者の相撲が続きました。
 すぐに、控えの式守伊之助が土俵に上がりかけましたが、
 起き上がった玉次郎が軍配を朝乃山に上げて事なきを得ました。
 しかし、額を打ち付けた玉次郎は出血していました。
 このようなシーンを見たのは初めてでした。
 この取り組みを実況放送していた、NHKの佐藤洋之アナウンサーは、
 「あ、行司が消えた。」と言いました。
 「転倒した」「つまずいた」ではなく「消えた」と咄嗟に表現したのは、
 とても素晴らしいと思いました。

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ラグビーワールドカップ・・・

2019年09月21日 21時14分45秒 | 日記
 昨日は、用事があって出掛けたり、長男が夕方帰って来たりしたので、
 日記を休んでしまいました。
 長男は、今日はゴルフで朝早く出掛け、今夜は友達との酒飲みだそうです。

 ご承知の方も多いかと思いますが、ラグビーワールドカップが昨日から始まりました。
 僕は、ラグビーも好きです。
 大学ラグビーは、中学時代から見て来ました。
 しかし、ラグビーのトップリーグとか、スーパーラグビーはほとんど観ません。
 丁度、高校野球は観るけれど、プロ野球はほとんど観ないのと同じようなものです。

 しかし、ワールドカップですから、昨夜の日本対ロシアの試合は観ました。
 日本は、世界ランキング10位ですし、ロシアは20位です。
 日本が勝てるかなと思ったのですが、
 試合開始直後、キックオフのボールが取れないなど、
 日本の選手は、余りにも硬くなっているような感じがしました。
 案の定、ロシアに1トライを挙げられました。
 その後、次第に本来のプレーが出来るようになった感じがします。
 前半の内に逆転して、後半はロシアをノートライに抑えて、
 30対10で快勝しました。

 試合をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、
 外国人選手が多いのに、違和感のあった方も多いかと思います。
 僕も違和感があります。
 外国出身の選手には、帰化して日本国籍を取得した選手もいますが、
 外国籍のままでプレーしている選手もいます。
 オリンピックなどと違って、ラグビーのワールドカップでは国籍が条件ではありません。
 各国の代表選手になるための条件は以下の1つをクリアしていれば良いのです。
 1 自分の出生国
 2 両親、祖父母の誰かが生まれた国
 3 3年継続して居住した国
 ただし、他の国の代表歴がなければという前提条件がつきます。
 つまり、ニュージーランドの代表選手が日本に来て代表選手になる事はありません。

 このような独特のルールが適用された理由は大英帝国時代に遡るとの事です。
 ラグビー発祥の国であるイギリスが世界中に植民地を持っていた時、
 同時にラグビーも世界で広めていきました。
 そしてイギリス人はどこの国に行っても、その国の代表になれるよう、
 ルールを制定したことに由来するとの事で、
 ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、オセアニア諸国など、
 かつてのイギリスの植民地においてラグビーが盛んで強い理由もここにあるそうです。

 ラグビーは選手の体力の消耗が激しいため、
 ある程度の間隔を空けて試合が行われます。
 昨日始まりましたが、予選リーグが終わるのは、10月13日です。
 決勝トーナメントが始まるのが、10月19日からで、
 決勝が行われるのが、11月2日です。
 日本で開催されていますから、日本以外の試合も放送されると思います。
 現在の世界最高峰のラグビーが観られますので、
 なるべく多くの試合を観たいと思っています。
 しばらくの間、楽しめると思います。

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また蕎麦屋・・・

2019年09月19日 18時17分31秒 | 日記
 先日、馴染の蕎麦屋さんが閉店する事を書きました。
 その時に、新しい蕎麦屋を探すつもりだと書きました。
 簡単に適当な蕎麦屋が見付かるかどうか分かりませんので、
 その時は、在職中によく行っていた蕎麦屋さんに行こうかとも思っていました。
 その蕎麦屋さんでは、大盛り蕎麦に、野菜のかき揚げを付けるのが僕の定番でしたが、
 お腹の空いた時には、半かつ丼に盛り蕎麦とか、半天丼に盛り蕎麦を食べました。
 冬場は、温かい蕎麦に野菜のかき揚げを入れた、野菜天蕎麦の大盛りも食べていました。
 ここのかき揚げは、玉ねぎを中心に少しニンジンや紅ショウガが入っていますが、
 揚げたてで美味しく、食べやすいように4つに切って出してくれます。
 僕が昔の職場にいた時に行くようになりましたので、
 かれこれ40年位は行っている事になります。

 この店、少し自宅から離れているのと、
 何よりも昔の職場に近く、昼休み時を外して行っても誰かと会う事があるので、
 何となく面倒なので、行く機会が少なくなっていました。

 先週、ある所で行き会った人から、その蕎麦屋さんが閉店するとの話を聞きました。
 驚いて、行って確かめないといけないと思っていましたが、
 色々あったので、今日になってしまいました。
 店の前に貼り紙があって、健康上の理由などもあり、9月27日に閉店するとありました。
 わざと、午後1時近くに行くようにしましたが、
 やはりその蕎麦屋で後輩と行き会いました。
 「珍しいですね」と言われたので、
 「この店が閉店だと聞いたので、最後に食べようと思った」と答えました。
 「最近、その店でOBの人によく会う」とも言っていました。
 その後輩とも、一緒に何度その蕎麦屋さんへ行ったか分かりません。
 彼に言わせると、客の平均年齢が上がっている感じで、
 新しい若い人が来るのが減っているようだとの事でした。
 あるいはそんな事もあるのかも知れません。
 店には、1時過ぎになって、近所の人らしい女性客が何人か来ました。
 皆さん奥さんに挨拶していました。
 やはり名残惜しいと思う人が多いのでしょうね。
 定番の大盛りに野菜のかき揚げを付けて食べましたが、美味しかったです。
 料金を支払いながら、奥さんとご主人に挨拶して来ました。

 最近の馴染の蕎麦屋、昔からの馴染の蕎麦屋、相次いで今月末に閉店する事になりました。
 10月から消費税が上がりますが、それが閉店に影響を及ぼしているような気がしました。
 消費税の引き上げだけならば、それほど面倒な話ではないかも知れませんが、
 出前は軽減税率の対象になります。
 両方の店とも、結構出前の注文が多いようです。
 今日行った店は、昼前軽自動車に載せて出前するほど、ある所から出前の注文が入り、
 担当の女性はそこへの入構証を持っている位です。
 経営者が高齢になり、後継者もいない所に、今回の軽減税率の導入です。
 小さな店で2通りの税率を適用する事による会計の複雑化を考えて、
 ならばいっそのこと閉店しようとなったのではないかと思いました。
 たまたま、僕の知っている2店が閉店するだけなのかも知れませんが、
 今回の消費税の引き上げ及び軽減税率の導入が、
 小さな蕎麦屋の閉店の背中を押した可能性もあるような気がします。

 今日の蕎麦屋さんの閉店を、
 とちぎテレビで今夜9時からのニュースの中で取り上げると、奥さんが話していました。
 とちぎテレビの近くの蕎麦屋さんと言う事もあるかも知れませんが、
 どんな取り上げ方なのか、観たいと思います。

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長いお付き合い・・・

2019年09月18日 17時41分52秒 | 日記
 一昨日の日記に書きましたように、近所でご不幸がありました。
 亡くなったのは、1軒置いて隣の家の方で、享年84歳でした。
 そのお宅と我が家は、亡父が現在の場所に居を構えてからのお付き合いですから、
 65年は経過している事になります。

 僕が小さい頃から面倒を見てもらっていました。
 亡くなった方には、2人の弟さんがいました。
 そのお2人にも遊んでもらった記憶がありますが、
 既にそのお2人は鬼籍に入られています。

 亡くなった方のご両親も良く覚えています。
 僕の長男が小さい時、姿が見えなくなって、どこに行ったのかと思ったら、
 そのお宅に上がり込んで、その方のお母さんとお茶を飲んでいたと、
 同居人が笑っていたのは、昨日の事のようです。
 お父上が亡くなった時は、ご自宅で葬儀を行い、とても暑い日だったと記憶しています。
 お母さんの葬儀がどうだったかは覚えがありませんが。

 亡父の葬儀の時もお世話になりました。
 当時は、弔いがあると、組内の人が色々手伝うのが普通でした。
 市役所への死亡届などを出して頂いた記憶があります。
 亡父の通夜は自宅で行い、葬儀は市の斎場で行いました。
 今は葬儀社が何でもやってくれますが、当時は組内で色々やるのが普通でした。

 同居人が旅立った後、2か月後に、その方の奥さんも旅立たれました。
 病気は同じ卵巣癌でした。
 そのような事から、顔を合わせると、世間話をする事が多くなりました。

 その方には、2人の娘さんがいます。
 お2人とも独身で、宇都宮市内の別の所に住んでいます。
 今年の夏は暑さが厳しかったですが、
 先月の上旬頃から、食欲がなくてとおっしゃっているのが気になっていました。
 お盆の時に、娘さん達が五月蠅く言うので、
 少しの間向こうに行っているとおっしゃっていました。
 8月24日に、近所の医者に来たついでに少し荷物を取りに来たと、
 娘さんの車の中にいたので、話をしました。
 その時の感じでは、顔色も良くなったようなので、安心しました。

 今月に入って、娘さん2人が我が家に来て、
 持病の心臓が悪化して、緊急手術を受けたと話してくれました。
 僕だけには知らせておくようにとその方が言っていたとの事だったので、
 僕も隣近所には黙っていました。

 その後、再度の手術を受けたとの連絡を頂いていましたが、
 治療の甲斐なく15日の未明に旅立たれてしまいました。

 昨日、お通夜があり近所の人と連れ立って行って来ました。
 故人には妹さんがいて、その方と何年振りかでお会いしました。
 通夜の後、娘さんに食事をして行ってくれとかなり強引に言われたので、
 近所の方とご馳走になって来ました。

 今日の葬儀にも、僕は行きますと言ったので、
 出来れば骨上げにも出で欲しいと娘さんに頼まれました。
 普通火葬場に行って骨上げするのは親戚だけが多いですが、
 頼まれれば仕方ないと思い、葬儀の後、火葬場まで行って骨上げして来ました。

 待っている間、色々な思い出話が出ました。
 娘さんは、小さい頃我が家にいた犬を見に来るのが好きだったと言っていました。
 僕は彼女たちが犬を見に来ていたのを全く覚えていませんが、
 当人だけが、よく覚えているという事はありますね。
 長いお付き合いですから、色々ありました。
 少し気おくれしながら火葬場まで行きましたが、
 行って良かったと思いました。

コメント
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